砂の器(下) の商品レビュー
捜査本部も再度結成されなんと全国にまで範囲が及んだ。展開や登場人物も面白くなっていてよかった。下巻は少し読むのに時間がかかったけどいい作品です。ミステリーというのはこのことを言うのです。
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日野図書館より。 はじめ10分の9までめちゃくちゃ面白かった。 でも最後らへんで 関川 なんだったんだよ〜!? が爆発。 これが ミスリード ってやつですか。 こんなの許されるなら作者やりたい放題じゃないすか? でもはじめ10分の9が面白いから許されていたのか、松本清...
日野図書館より。 はじめ10分の9までめちゃくちゃ面白かった。 でも最後らへんで 関川 なんだったんだよ〜!? が爆発。 これが ミスリード ってやつですか。 こんなの許されるなら作者やりたい放題じゃないすか? でもはじめ10分の9が面白いから許されていたのか、松本清張。 点と線 も微妙だったから他のはあまり読む気がしない… でも読むかな…
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長かった〜 最近の文のつくりとは違うので 刑事の迷走が物凄い! 直ぐに確信をつかないから 一体何に繋がるのかも、なかなか読めない。 犯人も徐々に目星がつくけど 文中に書かれることが 初めに起こった殺人の犯人とは 違う人のことばかりだったから てっきりその人が犯人かと思った。 ...
長かった〜 最近の文のつくりとは違うので 刑事の迷走が物凄い! 直ぐに確信をつかないから 一体何に繋がるのかも、なかなか読めない。 犯人も徐々に目星がつくけど 文中に書かれることが 初めに起こった殺人の犯人とは 違う人のことばかりだったから てっきりその人が犯人かと思った。 その後に起こった殺人の仕方も 動機も意外だったけど 色んな過去を背負って来て それを捨てて成功した人間が 過去に何があったからと 人間的地位が転落してしまう 社会にはあまりにも上辺だけ過ぎるという印象を受けたが それは今でも言えることだと思う。 丹波哲郎主演の砂の器をDVDで観たけど そっちの方は、犯人の心情が良く分かった。
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■内容 人間は背負った宿命から逃れることはできない。善良この上ない元巡査を殺害した犯人は誰か? そして前衛劇団の俳優と女事務員殺しの犯人は? 今西刑事は東北地方の聞込み先で見かけた“ヌーボー・グループ”なる新進芸術家たちの動静を興味半分で見守るうちに断片的な事実が次第に脈絡を持ち...
■内容 人間は背負った宿命から逃れることはできない。善良この上ない元巡査を殺害した犯人は誰か? そして前衛劇団の俳優と女事務員殺しの犯人は? 今西刑事は東北地方の聞込み先で見かけた“ヌーボー・グループ”なる新進芸術家たちの動静を興味半分で見守るうちに断片的な事実が次第に脈絡を持ち始めたことに気付く……。新進芸術家として栄光の座につこうとする青年の暗い過去を追う刑事の艱難辛苦を描く本格的推理長編である。 ■memo 最後はありえない方法での殺人であったり、上巻に比べてなんだかなーという部分も結構多かった。
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(上下巻まとめてのレビュー) かなり前に映画の方を見たことがあるので、犯人がわかっている状態で推理小説を読む、という反則的(?)な読み方になりました。 映画の方は、ハンセン氏病患者の父とその息子の壮絶な流浪の旅の場面が強烈だったのですが、小説では主人公の刑事の事件解決への執念が...
(上下巻まとめてのレビュー) かなり前に映画の方を見たことがあるので、犯人がわかっている状態で推理小説を読む、という反則的(?)な読み方になりました。 映画の方は、ハンセン氏病患者の父とその息子の壮絶な流浪の旅の場面が強烈だったのですが、小説では主人公の刑事の事件解決への執念がメインで、犯人の背景や内面はあまり掘り下げていなかったですね。 そして、どうしても登場人物の顔が、映画版のキャスト(丹波哲郎や加藤剛等々)で浮かんでしまって、良いんだか、悪いんだかって感じでした(笑)。
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非常に読みやすかった。社会派推理小説の代名詞的作品だろうか。地道な捜査で手がかりを追っていく描写は面白かった。しかし、あまりにも偶然や御都合主義が多すぎる気がする。そのため唐突に次の展開や手がかりに移ってしまい、捜査の進み方が頭に入ってこない。最後になってあまりにも非現実的なトリ...
非常に読みやすかった。社会派推理小説の代名詞的作品だろうか。地道な捜査で手がかりを追っていく描写は面白かった。しかし、あまりにも偶然や御都合主義が多すぎる気がする。そのため唐突に次の展開や手がかりに移ってしまい、捜査の進み方が頭に入ってこない。最後になってあまりにも非現実的なトリックが登場する。これは本格推理小説のフォーマットに無理やり合わせようとしたのだろうか。
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上巻を読んで犯人がわかった気がしていましたが、思っていた人と全く違っていました。 作者にうまく騙されました。 犯人の動機は弱い気がしたのですが、書かれた当時はそういう時代だったのかもしれません。
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ドラマ化もされているだけあって、時代を超えてたのしめるミステリ作品。 しかし、それよりなにより見逃せないのは、今西刑事と吉村刑事のラブラブ捜査っぷり。 仲良すぎてこっちが照れるっちゆーねん!ああもう見つめあうだけで以心伝心か!耳元でささやいたりしとるよ、うぎゃー!とか言いながら、...
ドラマ化もされているだけあって、時代を超えてたのしめるミステリ作品。 しかし、それよりなにより見逃せないのは、今西刑事と吉村刑事のラブラブ捜査っぷり。 仲良すぎてこっちが照れるっちゆーねん!ああもう見つめあうだけで以心伝心か!耳元でささやいたりしとるよ、うぎゃー!とか言いながら、照れてふとんの上でごろごろできます。このふたりは危険なぐらい、奥さんがヤキモチやかないのが不思議なぐらいの、ラブコンビっぷり。 ベストオブ吉村刑事、ラブ台詞 吉村「お帰んなさい」(捜査に出かけていた今西に対して) ベストオブ今西刑事、ラブ台詞 今西「ああ、かまわないよ。ゆっくり話しておいで」(他の人と少し話してくる、と告げた吉村に対して) こうやって、ヨコシマ読みすると名作もダイナシで申し訳ない感じですが、まあそれは方針だから仕方ないとして下さい。
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事件は完結されるわけだが、小説を読んでいて一番感じるのは敏腕刑事今西の執念。ここまで考え、ここまで細かいことに気を遣わなくてはいけないものか、と驚かされた。今の時代に読むと一昔前の話なわけだが、そういった古臭さみたいなものを感じさせないのは良本の証だろう。タイトルと内容の関連性が...
事件は完結されるわけだが、小説を読んでいて一番感じるのは敏腕刑事今西の執念。ここまで考え、ここまで細かいことに気を遣わなくてはいけないものか、と驚かされた。今の時代に読むと一昔前の話なわけだが、そういった古臭さみたいなものを感じさせないのは良本の証だろう。タイトルと内容の関連性がわからなかったけど、楽しく読めました。
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松本清張の推理小説。 物語が後半に入るに従い、別々に行動していた2つのグループがやがて1つになる。様々な登場人物たちが1つの殺人事件の裏で密接に絡み合っている様子が徐々に現れて来るので、早く続きが読みたくなる。 トリックが科学的に成り立つのか、あるいはヒントの解読や犯人による隠蔽...
松本清張の推理小説。 物語が後半に入るに従い、別々に行動していた2つのグループがやがて1つになる。様々な登場人物たちが1つの殺人事件の裏で密接に絡み合っている様子が徐々に現れて来るので、早く続きが読みたくなる。 トリックが科学的に成り立つのか、あるいはヒントの解読や犯人による隠蔽工作がかくも上手く成し遂げられるのか、と言った点には少し疑問を持った。
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