砂の器(下) の商品レビュー
原作の前に僕は数年前に中居君主演のドラマを観ました。その時の壮大で切ない映像と音楽が甦り、一気に読みました。ドラマバージョンのストーリーの方が胸にしみましたが、やはり名作ですね。
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やはり下巻ともなると面白い。 犯人はなんとなく途中から分かってしまったが、そのトリックは斬新で深く、楽しめた。 最後の逮捕のシーンは緊張感と達成感があり、気持ちよかった! ただし、推理小説は頭良くないとだめだなあ、と思った点で自分の手には負えなそう、とくじけた。
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下巻は主に謎解きモード。 今読むと、だいぶ時代の違いがありますが この当時にこんなプロットを思いつくなんて。 さすが松本清張。 という感じです。 王道のプロットの中に意外なトリック。 うん、面白い。
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夫「・・・和賀がピアニストじゃないのが残念だ。超音波?ちょっと強引だがそれを感じさせないのが松本さんの腕前」 妻「英夫が偽名を使うに至るまでの話が、小説では意外とあっさり描かれているのね。逆にドラマ版を見ておいて良かったかな」 夫「戸籍を使ったトリックなどはドラマ版でも良く描かれ...
夫「・・・和賀がピアニストじゃないのが残念だ。超音波?ちょっと強引だがそれを感じさせないのが松本さんの腕前」 妻「英夫が偽名を使うに至るまでの話が、小説では意外とあっさり描かれているのね。逆にドラマ版を見ておいて良かったかな」 夫「戸籍を使ったトリックなどはドラマ版でも良く描かれていた。第二・第三の事件がいただけないかな。映像にするときに省かれたのが分かるような気がします」 妻「最近何冊か読んだけど、松本作品の根底にあるテーマは、野心とみた。今の時代の人ってもっとマイペースだから、こういうのドラマチックに感じるよね」 夫「戦後の復興を歩んで来た日本を代表する作家なんだろうね」
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読ませるねぇ。松本清張。 恥ずかしながら初めて読みました。 ストーリーはうまい。けど、うまく行き過ぎる感も。 テレビ向きだな。
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全ての伏線がピンと繋がる爽快感ったらなかった。真実が明らかになる瞬間っていいですね、スカッとします。そんな本。
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珍しく最後の方まで犯人がわからなかった。 いろいろな要素がでてきてもりだくさん。 刑事が亀田の謎を解いていくところはいろんな知識が詰まってておもしろい。 そして事件の背景も印象的。
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読了 内容(「BOOK」データベースより) 善良この上ない元巡査を殺害した犯人は誰か?そして前衛劇団の俳優と女事務員殺しの犯人は?今西刑事は東北地方の聞込み先で見かけた“ヌーボー・グループ”なる新進芸術家たちの動静を興味半分で見守るうちに断片的な事実が次第に脈絡を持ち始めたこと...
読了 内容(「BOOK」データベースより) 善良この上ない元巡査を殺害した犯人は誰か?そして前衛劇団の俳優と女事務員殺しの犯人は?今西刑事は東北地方の聞込み先で見かけた“ヌーボー・グループ”なる新進芸術家たちの動静を興味半分で見守るうちに断片的な事実が次第に脈絡を持ち始めたことに気付く…新進芸術家として栄光の座につこうとする青年の暗い過去を追う刑事の艱難辛苦を描く本格的推理長編である。
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緻密な捜査を積み重ねていく過程は読み応えがあるが、最後が少しあわただしく謎解きされている印象。「パチンコを次々と指ではじいていく」など、ちょっとした時代背景が感じられて良い。今西刑事と妻や吉村との関係性に憧れる。
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砂の器 上の続き。 まさかの展開でとても面白かった。 やっぱりミステリーは好きだなあ。 ドラマも見てみたい。
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