砂の器(下) の商品レビュー

松本清張(著者)

2009/11/06

読み終えて、ああなるほどって思った一冊。
ドラマがあるらしいので見てみたい。

【自主的に購入】

2009/11/04

読了。一気に読むのが面白いコツか。
発表当時、むちゃくちゃ斬新だったんだろうなと思う。
これを機に、ほかの作品も読んでみようと思う。『蔵の中』買いました。

2009/10/13

数年前にドラマを見てしまったので、どうしても今西刑事が渡辺兼になる。ほかの登場人物はぜんぜんそんなことないのに。それでもいい、泥臭くて情に厚い今西刑事の魅力がすべて、と言っても過言ではない小説だ。で、あるからこそ、事件にからんだ重要人物が「偶然」近所に越してきたり、妹の下宿に入ったり、という物語の運びが残念でならない。また、最後のトリックも突然シャーロック・ホームズばりになってしまう。これまた肩すかしをくらったようでさびしい。

2011/07/15

下巻では、第一の殺人を隠すために犯された第二・第三の殺人の方法、そして真犯人の追求が描かれるわけですが、うーん、2回読んでも納得いきません。こんなことで人が死ぬとは思えん。こんな不確実な方法で人を殺そうとするなんて、野心家で冷徹なはずの犯人像も狂ってしまう。動機となったハンセン氏病についても、あまりにもさらっと書かれていて、犯人の心の内も窺えず、正直、それほど強い社会的主張が作者にあったとは私には思えませんでした。この小説でもうひとつ、ものすごく違和感があるのは、事件に関係する人物が今西の家の近くに引っ越してきたり、今西が偶然出くわした交通事故にやはり事件の重要人物が関わっていたり、とにかく偶然のこじつけのような展開が多いこと。つまるところ、この小説は推理小説とは言うけれど、「推理をする」今西刑事を描きたかったのであって、「推理」自体を描くことを目的としたものではなかったのではないかと思うのです。

2009/10/15

2009/09/20
開成祭の古本市30円
100年読書
昭和50年5月10日15刷
「砂の器」についてじっくり想像をめぐらす

2009/10/04

ヌーボー・グループと蒲田事件との間に関連性をもたせたこと
予想いなかった展開でおもしろい。

読者も一緒になって推理可能になっている。

結末はかなしかった。

2009/10/04

ドラマや映画を期待して、原作を見ると「あれ…？」って思うかもしれない。

ドラマのような感動はない。

しかし作品自体ののクオリティは評価されているだけある。

2009/11/17

捜査本部も再度結成されなんと全国にまで範囲が及んだ。展開や登場人物も面白くなっていてよかった。下巻は少し読むのに時間がかかったけどいい作品です。ミステリーというのはこのことを言うのです。

2009/10/07

日野図書館より。

はじめ１０分の９までめちゃくちゃ面白かった。
でも最後らへんで　関川　　なんだったんだよ〜！？　　が爆発。

これが　ミスリード　　ってやつですか。
こんなの許されるなら作者やりたい放題じゃないすか？

でもはじめ１０分の９が面白いから許されていたのか、松本清張。

点と線　　も微妙だったから他のはあまり読む気がしない…
でも読むかな…

2009/10/04

長かった〜
最近の文のつくりとは違うので
刑事の迷走が物凄い！
直ぐに確信をつかないから
一体何に繋がるのかも、なかなか読めない。

犯人も徐々に目星がつくけど
文中に書かれることが
初めに起こった殺人の犯人とは
違う人のことばかりだったから
てっきりその人が犯人かと思った。

その後に起こった殺人の仕方も
動機も意外だったけど
色んな過去を背負って来て
それを捨てて成功した人間が
過去に何があったからと
人間的地位が転落してしまう
社会にはあまりにも上辺だけ過ぎるという印象を受けたが
それは今でも言えることだと思う。

丹波哲郎主演の砂の器をＤＶＤで観たけど
そっちの方は、犯人の心情が良く分かった。