生き方 の商品レビュー
こちらも次回読書会の課題本です。 いつかは稲盛さんの本を読みたいとは思っていたので良い機会でした。 思った以上に仏教(宗教)色の強い本でびっくりしました。 専門用語も多少入り、身に入りづらいところもありました。 しかし、「人間として」大切なことは分かりやすく述べていると思い...
こちらも次回読書会の課題本です。 いつかは稲盛さんの本を読みたいとは思っていたので良い機会でした。 思った以上に仏教(宗教)色の強い本でびっくりしました。 専門用語も多少入り、身に入りづらいところもありました。 しかし、「人間として」大切なことは分かりやすく述べていると思います! ・人生は心に描いたとおりになる。 ・仕事を好きになれ ・自らの善思善行によって、運命を変えていける存在 ・素直な心、反省を葉すれない気持ち 等々。「道徳」として当たり前のことではありますが 今一度改めて考えさせられる本でした。
Posted by
本書は京セラやDDIなど日本を代表するビッグベンチャーを育て上げた稲盛氏が人間の「生き方」とは何か?を書き上げたものである。 人生の方程式とは、 人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力 であり、この考え方次第で人生は変わる。 考え方とは言い換えれば、理念や哲学であり、これのベ...
本書は京セラやDDIなど日本を代表するビッグベンチャーを育て上げた稲盛氏が人間の「生き方」とは何か?を書き上げたものである。 人生の方程式とは、 人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力 であり、この考え方次第で人生は変わる。 考え方とは言い換えれば、理念や哲学であり、これのベースは人間として何が正しいかということである。人間として正しい生き方を志し、ひたすら貫きとおすことが私たちに求められていることである。 ===以下まとめ=== 第1章 思いを実現させる ■人生の法則 求めたものだけが手に入るという人生の法則がある。 寝ても覚めても強烈に思い続ける。 ■プロセス 思う→計画・準備→実行 楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する 潜在意識に透徹するほど思い続ける。そうするとそれが問題意識となり、何気ない日常生活からもヒントが得られるようになる。例えばリンゴが木から落ちるのを見た人はたくさんいたのに、万有引力に気づいたのはニュートンだけである。夢を描き、創意工夫を重ね、ひたむきに努力することが必要である。 第2章 原理原則から考える ■判断基準 人間として何が正しいのかが判断基準になる。 人生の様々な局面で迷い、悩み、苦しみ、困ったときにそのような原理原則がどの道を選び、どう行動すればいいのかという判断基準になる 第3章 心を磨き、高める ■謙虚という美徳の本質 どのように優れた能力も、それが生み出した成果も、私に属しながら私のものではない。才能や手柄を私有、独占することなく、それを人様や社会のために使う。己の才を「公」に向けて使うことを第一義とし、「私」のために使うのは第二義とする。大企業のトップや官僚など優れた才能に恵まれた人たちの不祥事や汚職が絶えないのは、才を私有化し、公の利ではなく私利私欲に発揮したからである。これらは人生の方程式の考え方が間違っていたためである。 ■心を高めるとは 心を高めるとは、生まれた時よりも少しでも美しい心になって死んでいくこと。 身勝手で感情的な自我が抑えらられ、心に安らぎを覚え、優しい思いやりの心が芽生え、利他の心が生まれるような状態のことである。 ■心を磨くための6つの精進 1.誰にも負けない努力をする 2.謙虚にして驕らず 3.反省ある日々を送る 4.生きていることに感謝 5.全行、利他行を積む 6.感性的な悩みをしない 第4章 利他の心で生きる ■利他とは 利他とは人間が持つ自然な心の働きである。例えば、子供においしいものを食べさせたい、家族を幸せにしたいといった周囲を思いやる小さな心がけがすでに利他行である。こうしたつつましく、ささやかな利他行がやがて社会のため、国のため、世界のためといった大きな利他へとなって行く。 ■利他に徹すれば物事を見る視野も広がる 例えば、自社だけが儲かればいいと考えるのではなく、取引先、さらには消費者、株主、地域にも貢献すべく経営する。そうすると自然に広い視野を持つことができ、周囲の事象を客観的に判断できるようになり、失敗も回避できるようになる。 ■成長から成熟へ これまでもっと楽したいとか、もっと儲けたいとう欲望が文明を築き上げる動機になってきたが、これからはもっと他人を幸せにしたい、社会を良くしたいというのが動機になる。 第5章 宇宙の流れを調和する ■見えざる大きな2つの力 人生には2つの「見えざる手」がある。それは「運命」、もうひとつが「因果応報の法則」である。運命は宿命ではなく、因果応報の法則で変えられる。人として正しい行いをしていれば例え結果がすぐにでなくても、長いスパンでは必ず報われる。 ■森羅万象、宇宙の流れ 善因善果、悪因悪果それが天の理。不変の宇宙の法則
Posted by
とことん仕事を好きになる。 今をど真剣に生きる。 そうすることで、人間性、魂を高める。 楽して稼げたらいいなーとか、仕事は苦役・つまらないもの、っていう感覚を持ち始めた今日この頃。 だからこそこの本は、厳しくストイックで実際には反発心すらも覚えた。 でも、それは自分に足りないも...
とことん仕事を好きになる。 今をど真剣に生きる。 そうすることで、人間性、魂を高める。 楽して稼げたらいいなーとか、仕事は苦役・つまらないもの、っていう感覚を持ち始めた今日この頃。 だからこそこの本は、厳しくストイックで実際には反発心すらも覚えた。 でも、それは自分に足りないもの、行動力やスキル、経験…他にも自覚できてない様々なことを、謙虚にありのままに受け止め、今からの時間にどう活用するか、問われているようだ。 時間は誰にでも平等であり、無為に過ごそうととことん楽しもうと、同じ「時間」。 自分がどうなりたいのか、を考えずにはいられない。
Posted by
人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力で能力と熱意は0から100までだが、考え方はブラス100からマイナス100まである、三つの要素のなかで考え方が最も大事なものだという考え方は、大いに共感でき、今後も大切にしたい考え方。よい心がけ(考え方)を忘れず、持てる能力を発揮し、つねに情熱...
人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力で能力と熱意は0から100までだが、考え方はブラス100からマイナス100まである、三つの要素のなかで考え方が最も大事なものだという考え方は、大いに共感でき、今後も大切にしたい考え方。よい心がけ(考え方)を忘れず、持てる能力を発揮し、つねに情熱を傾けて行く、自分の人生における指針を形成する上で、その方向性を示してくれる、繰り返し読みたい心にのこる一冊。
Posted by
・息抜きに読みましたが・・・・経営者・社会人になるため必要な考え方を知ることができた ・自分の生き方を再度考え直した
Posted by
リーマンショックの頃、企業の派遣切りが相次いだ頃、京セラの稲盛氏の「我が社には派遣社員はいないし、一人のリストラもしていません。社員を大切にしないといけない」と言うようなコメントを新聞で読みました。 それ以来、彼の書かれた著書があれば読みたいと思っていました。 よかったです...
リーマンショックの頃、企業の派遣切りが相次いだ頃、京セラの稲盛氏の「我が社には派遣社員はいないし、一人のリストラもしていません。社員を大切にしないといけない」と言うようなコメントを新聞で読みました。 それ以来、彼の書かれた著書があれば読みたいと思っていました。 よかったです。人間として正しいかどうか、それが基本となる人生哲学だと書かれています。 足るを知る、感謝の心、素直な心など、今のこの時代、どこかに置き忘れてしまっていることを、思い起こさせてくれます。お薦めです。
Posted by
素晴らしい本との出会いになりました。 何だか子供の頃と比べて、自分もそうなのですが、 心がぽっかりと穴あき状態の世の中だなぁと思うことが増えました。 この本は、人として… 本当に大切なもの、心とははどんなものかを 教えてくれ、思い出させてくれます。 生涯手元に置いて、何度も読...
素晴らしい本との出会いになりました。 何だか子供の頃と比べて、自分もそうなのですが、 心がぽっかりと穴あき状態の世の中だなぁと思うことが増えました。 この本は、人として… 本当に大切なもの、心とははどんなものかを 教えてくれ、思い出させてくれます。 生涯手元に置いて、何度も読み返そうと思います。 言葉の深さを沢山感じましたが、今は理解できなくても、 これからの人生も、人間らしく、謙虚に、真摯に、一生懸命過ごしていきたい。 そして、もっともっと人を理解し、自分も心の豊かな人間を目指したい。 そう想わせてくれる1冊でした。 毎日が大切。今を生きることに感謝。 第1章 思いを実現させる 第2章 原理原則から考える 第3章 心を磨き、高める 第4章 利他の心で生きる 第5章 宇宙の流れと調和する
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
稲盛和夫の仕事に対する考え方。仕事に真剣に取り組む。利己でなく、利他を考える。 仕事をする上では、業績や責任などを考え利己を考えることがすごく多いと思う。しかし、僕は利他を前提に利己を考えたい。それは若者の戯言だとみんなが言う。だから、結果を出すことによって、その考えを払拭したい。あくまでも、利他を前提にして。
Posted by
人生の方程式 人生•仕事の結果=考え方×熱意×能力 六つの精進 1誰にも負けない努力をする 2謙虚にして奢らず 3反省ある日々を送る 4生きていることに感謝する 5善行、利他行を積む 6感性的な悩みをしない
Posted by