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生き方 の商品レビュー

4.1

715件のお客様レビュー

  1. 5つ

    290

  2. 4つ

    206

  3. 3つ

    142

  4. 2つ

    19

  5. 1つ

    7

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2020/11/21

9年ぶりに再読。 私心なく心から正しいと思えることを為す。その精神で起業家として大成功され、さらにはJALの復興にも成功された稲盛さん。目先の利益や小細工ではなく、まさに王道を貫く生き方は孤高の感があります。 人生後半に入り、氏の言われることが、少し以前よりも実感として響くように...

9年ぶりに再読。 私心なく心から正しいと思えることを為す。その精神で起業家として大成功され、さらにはJALの復興にも成功された稲盛さん。目先の利益や小細工ではなく、まさに王道を貫く生き方は孤高の感があります。 人生後半に入り、氏の言われることが、少し以前よりも実感として響くようになってきた気もします。精進精進。 2011/10/25 京セラの創設者で現在はJALの会長の稲盛さんの人生論。仏教に根ざし、勤勉に働くことを重要視する思想は、まさに旧来から日本人が持っていた美徳だと思います。仕事でも家庭でも友人関係でも、どんなときでも人間として正しいと思うことをする。単純なように響きますが、実はとてつもなく重く、そして正しい。現代の日本人が失っていると思われる、生きるための哲学はここにあるような気がします。こんなリーダーの下で働いてみたい。

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2011/10/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

定期的に読み返したいと思う本。 人生について考える視点や、仕事に対する考え方について共感できるところがある。著者に関して深くは知らない。 「してもらう」から「してあげる」立場になる 「してもらう」立場にいると足りないものが見えてしまう 「してあげる」で周囲に貢献すること

Posted byブクログ

2011/10/23

難しい本なのかと思いましたが、 全然分かりやすく読みやすい本でした。 生き方についてなんですが、 何の為に生きてるのか? 生き方にどういう意味があるのか? どう生きて行けばいいのか? が書かれています。 その答えはごく簡単な答えだという事が分かる本です。

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2011/10/16

TOPPOINT 2011年6月号より。 人間は何のために生きるのか。 人生のあり方を根本から問い直す。

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2011/10/13

すごい人ほど謙虚。稲盛氏は孫正義氏の自伝によると若かりし日の孫氏をも震え上がらせたほどの人物。書く言葉は説得力がある。すばらしい内容です。半年に1度は読み返したくなりそう。

Posted byブクログ

2011/09/26

『生き方』  稲盛 和夫・著 サンマーク出版 ◆自分に起こるすべてのことは、自分の心が作り出していること。 ◆人生はその人が考えた所産である。まずは、強く願望することが重要。そうすれば、その思いが起点となって、最後には必ず成就する。 ◆思いとは、強い思いとすさまじい願望を持...

『生き方』  稲盛 和夫・著 サンマーク出版 ◆自分に起こるすべてのことは、自分の心が作り出していること。 ◆人生はその人が考えた所産である。まずは、強く願望することが重要。そうすれば、その思いが起点となって、最後には必ず成就する。 ◆思いとは、強い思いとすさまじい願望を持続させ、ついには潜在意識までしみ込ませるほどでなくてはならない。 ◆常に理想系を目指してやるべきで、そのためのプロセスとして「見えるまで考え抜く」。 ◆こうなりたいと願ったのなら、あとはすさまじいばかりの強さでその思いを凝縮して、強烈な願望へと高め、成功のイメージが克明に目の前に「見える」ところまでもっていくことが大切です。 ◆自分が成功した姿を思い描けるということは、その人にとって成功の確率がきわめて高いということです。 ◆楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行 ◆人間の能力は無限 ◆継続が平凡を非凡に変える。 ◆今日よりは明日、明日よりは明後日と少しずつでいいから、必ず改良や改善をつけ加えていくこと。そういった「創意工夫する心」が成功へ近づくスピードを加速させる。 ◆労働には、欲望に打ち勝ち、心を磨き、人間性を作っていくという効果がある。 ◆日々の仕事を精魂こめて一生懸命行っていくことは、魂を磨き、心を高めるための尊い、「修行」となる。 ◆答えはつねに現場にある。 ◆有意注意の人生でなければ意味はない(中村天風) ◆自分の人生を自分の力でしっかりと創造していける人というのは、必ずその基盤として、大きすぎるくらいの夢、身の丈の超えるような願望をいだいているものです。 ◆夢が大きければ大きいほど、その実現までの距離は遠いものがある。しかし、それでもそれが成就したときの姿や、そこに至るプロセスを幾度もシミュレーションし、眼前に「見える」までに濃密にイメージしていると、実現への道筋が次第に明らかに見えてくるとともに、そこへ一歩でも近づくためのさまざまなヒントが、何気ない日常生活からも得られるようになっていくものです。 ◆原理原則から考える。「人間としてなにが正しいか」 ◆利用者にすぐれた製品やサービスを提供することが企業経営の根幹であり、原理原則である。 ◆二つの道があってどちらを選ぶか迷った時は、たとえそれが困難で満ちたイバラの道であろうとも、「本来あるべき」道のほうへ選ぶ ◆原理原則は正しさや強さの源泉である一方、絶えず戒めていないとつい忘れがちな脆いものでもある。 ◆人生・仕事の成果=考え方×熱意×能力 ◆一日一日をど真剣に生きる。まじめ、ど真剣、懸命に仕事をする。 ◆自ら燃えることができる「自然性」の人間でなくてはならない。 ◆仕事を好きになる。好きこそ最高のモチベーションであり、意欲や努力も、ひいては成功の道筋も、みんな「好き」であることがその母体になっている。 ◆成功する人というのは自分のやっていることにほれている人である ◆人の真の能力とは、物事愚直に取り組む克己心までを含む。 ◆複雑に見える問題こそ、原点に立ち返って単純な原理原則に従って判断することが大切 ◆リーダーには、才よりも徳が求められる。 ◆一が人格、二が勇気、三が能力 ◆六の精進  ①誰にも負けない努力  ②謙虚にして驕らず  ③反省のある日々を送る  ④生きていることに感謝する  ⑤善行、利他行を積む  ⑥感性的な悩みをしない ◆感謝の心が幸福の呼び水なら、素直な心は進歩の親である。 ◆素直な心とは、自らの至らなさを認め、そこから惜しまず努力する謙虚な姿勢のこと ◆三毒:怒り、欲望、愚痴。欲から離れる。物事を理性で判断する習慣。 ◆天網恢々疎にして漏らさず。見ていないようで、人間のすること、思うことの理非曲直を神様は実によく見ている。 ◆人生を充実させていくために必要不可欠なことは「勤勉」である。 ◆六覇羅蜜とは、布施、持戒、精進、忍辱、禅定、智慧 ◆利他の心で生きる。 ◆足るを知る。「満足こそ賢者の石」。知足こそ人間の安定があるという考え方や生き方 ◆因果が応報するには、時間がかかる。結果を焦らず、日頃から倦まず弛まず、地道に善行を積み重ねるよう努めることが大切 ◆宇宙自身がすべてをよりよくしていこうとという意志を備えており、そこに属するあらゆるものにも成長発展を促している。宇宙意志と同じ考え方、同じ生き方をすれば、必ず仕事も人生もうまくいく。 ◆災難によって、いままで魂についていた業が消えていく。 ◆理性と良心をもって感性や本能を制御しつつ人生を歩み、「善き経験」を多く積んでいくことが、心を磨くことにつながり、おのずから悟りに近づくことになる。

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2011/09/21

人生をど真剣にいきるという点に共感を覚えた。 また、稲盛氏本人の人生の分岐点であった、最初の会社における仕事の取り組み方にが参考になった。

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2011/09/11

ポジティブフィルター思考はここにも。「新しく難しい仕事に取り組むときは、頭がいいが、その鋭い頭脳が悲観的な方向に発揮されるタイプよりも、「それは面白い」と無邪気に喜び賛同するタイプを集めて話をする。一方、計画時は悲観的にリスクを洗い出すタイプに慎重に計画させ、実行時は思い切って楽...

ポジティブフィルター思考はここにも。「新しく難しい仕事に取り組むときは、頭がいいが、その鋭い頭脳が悲観的な方向に発揮されるタイプよりも、「それは面白い」と無邪気に喜び賛同するタイプを集めて話をする。一方、計画時は悲観的にリスクを洗い出すタイプに慎重に計画させ、実行時は思い切って楽観的に大胆にすすめるタイプに任せる。」

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2011/08/26

京セラの顔と言えば、稲盛会長。 その生き方をできる限り伝えようと言う気持ちが伝わります。 少し仏教チックな話に片寄りますが、最近運命論ではないが、「必然性」について考えさせられる事が多くあり、稲盛氏の話に納得する部分も多くあります。 全てが正しいかどうかわかりませんが、長く生き...

京セラの顔と言えば、稲盛会長。 その生き方をできる限り伝えようと言う気持ちが伝わります。 少し仏教チックな話に片寄りますが、最近運命論ではないが、「必然性」について考えさせられる事が多くあり、稲盛氏の話に納得する部分も多くあります。 全てが正しいかどうかわかりませんが、長く生きて成功している方なので間違いない話だと後々思うかもしれない。 社会人になって、今はこうするんやぞと先輩に言われながら、言う事を聞かず、後になって確かに言ってたとおりやと思う事もあったことを思い出します。

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2011/08/21

頭のてっぺんからつま先まで全身をその思いでいっぱいにして、切れば血の代わりに「思い」が流れる。 それが、白黒で見えるうちはまだ不十分で、より現実に近くカラーで見えてくる そのとき私は、「手の切れるようなものをつくれ」といいました。あまりにすばらしく、あまりに完璧なため、手をふ...

頭のてっぺんからつま先まで全身をその思いでいっぱいにして、切れば血の代わりに「思い」が流れる。 それが、白黒で見えるうちはまだ不十分で、より現実に近くカラーで見えてくる そのとき私は、「手の切れるようなものをつくれ」といいました。あまりにすばらしく、あまりに完璧なため、手をふれたら切れてしまいそうな、それほど非の打ちどころがない、完全無欠のものをめざすべきだ。そういうことをいったのです。 万策尽き、セラミックスを焼く炉の前で茫然と立ちつくす技術担当者に、私は「神に祈ったのか」と尋ねました。人事を尽くしあとはもう天命を待つほかない。そこまで力を尽くしきったのか、と私はいいたかったのです。 火事場のバカ力を その潜在力をONにするには、プラス発想や積極思考など前向きの精神状態や心の持ち方が大きく作用している 有意注意は、あらゆる状況の、どんな些細な事柄に対しても、自分の意識を「意図的に」凝集させること。ただ漫然と対象を眺めていたり、注意力にムラがあるようでは有意注意にはならない。 一日一日をど真剣に生きる。剣術にたとえるなら道場の稽古といえど竹刀ではなく真剣で臨む。弓ならば満月の形にまでいっぱいに引き絞って、少しのたるみ、わずかなスキもない、張り詰めた緊張感の中で矢を放つ。…そうしたとき、私たちは自らが描いたとおりの人生を生きることが可能になる。 アフリカの乾いた砂漠でも、年に一度か二度雨が降るといいます。その慈雨がもたらされるやいなや、やはりすぐに植物が芽を出して、急いで花を咲かせる。そして一〜二週間という本当に短い間に種を宿して、次の降雨のときまでに厳しい熱砂に耐えられるように、次世代に生を引き継いでいきます。 まさに自然界では、すべての生物が与えられた時間、限られた一瞬一瞬を、精いっぱい、ど真剣に生きているのです。 不祥事を起こした組織のリーダーが記者会見を行うことがありますが、…うろたえやごまかし、責任逃れ、そういうものを感じることはあっても、事態にきちんと対峙し、自ら責任を認め、説明すべきは説明し、正すべきは正していこうとする重責感ある言動が見られることは少ない。確固とした信念や哲学をもたず、物事の善悪、正邪を峻別する基準さえもちあわせていないと感じざるをえません。 生まれたときよりは死ぬときの魂のほうが少しは進歩した、少しは心が磨かれたという状態。それは、身勝手で感情的な自我が抑えられ、心に安らぎを覚え、やさしい思いやりの心がしだいに芽生え、わずかなりとも利他の心が生まれるというような状態です。また、そのような美しい心へと、もって生まれた自分の心を変化させていくことこそが、われわれが生きる目的です。 知性 感性 本能 魂 真我 真 善 美 災難にあったら、落ち込むのではなく喜ばなくてはいかんのです。災難によって、いままで魂についていた業が消えていくのです。 西片擔雪(たんせつ)老師 【読後】 大きな苦難に耐えられる人の心には、真 善 美が宿っているのだろう。そこにはどこか宗教的なものがあって、その人の哲学、信念、を支えている。 ある人との関係がこじれた。そんなとき、解決策を相手の反省や自戒に求めている間は、自らの心に安寧は訪れない。これを自分自身の真善美を研ぎ澄ます機会ととらえ、相手の真善美を取り出そうと努める。それが誠意であり、人格である。 110622

Posted byブクログ