薔薇の木 枇杷の木 檸檬の木 の商品レビュー

江國香織(著者)

2012/03/13

最後どうなるのかとハラハラさせられたけど、結局明確な結論が出なかったのがちょっと物足りなかったかも・・・

2012/02/20

人はあらゆる時点で覚悟を決めて生きてゆく。そして覚悟を決められないときもある。人間臭さたっぷりの恋愛をたくさん見る事ができた。

2012/01/27

いろんな立場や考え方や目線をもった人々が出てくる。
江國さんの視点がどこにもなくて心地いい。読みながら自分の視点で、好き勝手なこと言えるから。

2011/12/12

何度も読んでいます。

読む度に視点が変わる不思議な感触。たぶんその時の自分が置かれている状況や憧れる対象が変わっているからなんだと思う。

読んで「今の自分」を知る感じ。

衿のように強くなりたいと思えば、陶子のようにぬるま湯にひたりたくなり、桜子のように不器用でも人を好きになってみたくなったり、草子みたいになりたいとも思う。

さて、次に読んだときには私は誰に共感するのだろう。

2011/11/13

こんなにたくさんの人がててくると思わなかった！
いろんな視点で描かれていて、読み進めるごとに面白くなる(^^)
クロかわいい！

2011/11/07

それぞれの登場人物。
みんなキャラが素敵で、でも、そんなに誰も好きじゃないな、と思った。
嫌いじゃないけど。

みんな自分の人生を生きている。

それがいい。

2011/11/03

これ江國さんの恋愛小説でいちばん読んでいて苦しかった。
たぶんまだこれを読むのには若すぎたんだとおもった。
いろんな女性のいろんな恋愛観に価値観。
なにがたいせつか、たいせつなものをどぉするか
どのきゃらも個性豊かでしたがどのひとにも感情移入ができなくて、というよりまだあたしにはあまりにも未知な世界でした。
結婚したら分かるかもしれない。
しいて言えば自分は衿に似ているところがあるかもしれないとおもっただけ
ただこの小説をみて結婚が怖くなりました。
恋愛依存症なあたしも恋愛が怖く、ひとを好きになりすぎる自分自身が怖くなりました。

なにがなんでも桜子のような女にはなってはいけないきがする。
まぁそんなふうに執着してしまう彼女の気持ちもわからなくはないけれど。

おとなになって、すきなひととマンネリ化したら
もぉいちど読もうとおもった。
まだ早すぎた一冊でした。

2011/10/24

後味の悪い恋愛小説でした。
９人の女性の視点を行ったりきたりしながら、一つの物語が創りあげられていくんですが、どの女性も、まあ好きになれないこと　（笑）
女性像があまりにもリアル過ぎるというか、夢がないように思いましたね。
恋愛をするのが嫌になりそうです。
登場する男性たちも魅力的じゃありませんでした。

2011/10/16

内容はドロドロしてるのにすんなり読めちゃう。
カロリー高いのに少しずつぱくぱく食べちゃう甘ったるいお菓子みたいです。

2011/10/08

「ビラヴド　ワイフ」

男は結婚してもいい加減。
女は結婚しても身勝手、必死、いじらしい。

良き妻ってなんだろう。
意志があるはずなのに、子供中心？旦那中心？
こんなはずじゃなかったのに。でも失うとまではいかないのに。失ってから気付くなんて。

様々なオンナの様々な思惑。
でも結局は勝手だと笑っているけれど、死んだら言われたいの「ビラヴド　ワイフ」

おんなのしあわせってどこ？

そんな本。
学びもないし、ただうっすらと恐怖と、生ぬるい優しさだけを感じる