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文庫版 塗仏の宴 宴の支度 の商品レビュー

4.1

186件のお客様レビュー

  1. 5つ

    53

  2. 4つ

    85

  3. 3つ

    38

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

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2023/08/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

木場修太郎と結婚したいの気持ちを新たにした。 ちょっと抜けてて様子のおかしい女性と木場修太郎の相性が良すぎる。マジで好きすぎる。 推しは榎木津礼二郎だけど木場修にはガチ恋しちゃう魅力みたいなものがある。あの感じで細々したもの集めちゃったり部屋が意外と片付いてたりするのギャップが過ぎるぞ。好き! 茜さんの再登場も嬉しかったし、地の文での葵さんへの眼差しが一貫して優しいというか尊敬というか、高く買っているような感じで嬉しかった。葵さん推しなんだ。 それだけに茜さんが死んじゃったのは悲しい。知ってたけど、まさか吊り下げられてる女の死体が茜さんとは。 蜘蛛が木に吊られるなんて因果だねえ……。 あと関口くんが久々にしっかり目に出てきたと思ったらボコボコにされてて笑った。最近いじめてなかったしな〜みたいなノリで面白い。 下巻もはよ読みたい。

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2023/07/10

のっぺっぽう、うわん、ひょうすべ、わいら、しょうけら、おとろし。 各話の謎を解き明かした先に、さらなる謎が待ち受ける。 約1000頁の第一部を丸々伏線にしてしまう。 これほどの支度が必要な“宴”とは。 この大がかりな仕掛けに京極堂がどう始末を付けるのか。 今から楽しみで仕方がない...

のっぺっぽう、うわん、ひょうすべ、わいら、しょうけら、おとろし。 各話の謎を解き明かした先に、さらなる謎が待ち受ける。 約1000頁の第一部を丸々伏線にしてしまう。 これほどの支度が必要な“宴”とは。 この大がかりな仕掛けに京極堂がどう始末を付けるのか。 今から楽しみで仕方がない。

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2022/09/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

村がなくなったというキャッチーな導入の後、とんでもなく広がります。 宗教というかマルチというか怪しげな団体とそのトップが例の村にどう繋がるのか。関口くんとあっちゃんは大丈夫なのか。気になりすぎます。 宴の支度での最終章、前回のラスボスが出たときは興奮しましたが、まさかのオチでした。

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2022/09/02

「知りたいです」が怖い。 今作も謎が謎を読んでまた新たな謎が…と、とにかく伏線だらけ。どうやって回収するのか今回も私の頭では皆目見当がつきません…。下巻を読むのが楽しみですが、同時に物語が結末を迎えるのが惜しい気もします。けど気になるので読みます!

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2022/06/03

今作は6つの妖怪を絡めた連作短編集のような感じで全ての短編の謎が絡み合ってるのか関係あるのかわからないまま終わっていくのにめちゃくちゃ面白い!今作でばら撒きまくってる伏線やら謎やらが続編で綺麗に解決していくと思うと早く読みたくて仕方なくなる。 前作でてなかった?でてた??関口さ...

今作は6つの妖怪を絡めた連作短編集のような感じで全ての短編の謎が絡み合ってるのか関係あるのかわからないまま終わっていくのにめちゃくちゃ面白い!今作でばら撒きまくってる伏線やら謎やらが続編で綺麗に解決していくと思うと早く読みたくて仕方なくなる。 前作でてなかった?でてた??関口さんが前作出ていない鬱憤を晴らすほどの怒涛の目立ちっぷり!! ムズイ!前作は雑学少なめやったけど今作は雑学が深めで理解するのがけっこうムズイ!でもその分没入感は半端ない! 主題とは関係ないかもしれないけども記憶は忘れて消えてしまうのではなく思い出せなくなるだけみたいなことを書いてるけど読んだそばから内容を忘れてる自分も内容が消えてるんじゃなくて思い出せないだけで残ってると思えばこれからもっと本を読むモチベーションになるような気がする いろんな聞いたことない妖怪たちの饗宴 ★★★★★ 主要キャラ全部出しのまさに宴の支度 ★★★★★ 宴の始末でどうなっていくのかさっぱり予想不可              ★★★★★

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2022/03/28

久しぶりの京極夏彦。 相変わらずの「弁当箱」な上に上下巻組。しかも語部の視点が二転三転四転五転・・・時間がかかることこの上無し。かつ、仕事の忙しさも相まって、年末に読み始めた本作を読み終えたのが3月になってしまう始末。 物語はまだまだ序盤という感じで、感想もへったくれも無いとこ...

久しぶりの京極夏彦。 相変わらずの「弁当箱」な上に上下巻組。しかも語部の視点が二転三転四転五転・・・時間がかかることこの上無し。かつ、仕事の忙しさも相まって、年末に読み始めた本作を読み終えたのが3月になってしまう始末。 物語はまだまだ序盤という感じで、感想もへったくれも無いところではあるが、とりあえず・・・ 謎の薬売りの正体と目的 謎の祈祷師?(伊豆の山中で織作茜が出会った男) 謎の宗教団体 謎の村 関口くんの境遇 ・・・やっぱり謎だらけ。 ※前作を読んだ際にも思ったのだが、これだけ分厚い作品を5作も6作も重ねておいて、作中では一年とちょっとしか経過していないということに驚き。 ※かつ、どうやらそれらのエピソードもなにやら繋がりがあるようなないような・・・ ★4つ、7ポイント半。 2022.03.14.古。 ※今は下巻を読んでいる最中なのだが・・・(4分の1時点)なんだか「木場修」が死んでしまったかのような描写が散見している。レギュラーキャラなのでは? 心がざわつく。

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2021/08/26

全体の感想は宴の始末で。 敦っちゃん、お兄ちゃんに相談しなさい! 茜さん… 関口くんもやられてしまったのか?

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2021/06/05

怪しげな新興宗教が乱立して信者を集める昭和28年。韮山山中で村人が消え失せた戸人村の謎。殺人死体遺棄の疑いをかけられ最大のピンチを迎える関口。 複数の事件と疑惑が重なり合いながら進行するため、人物相関を書きとめながらでないと理解が難しいかも。 名前と図像だけが残っているマイナー妖...

怪しげな新興宗教が乱立して信者を集める昭和28年。韮山山中で村人が消え失せた戸人村の謎。殺人死体遺棄の疑いをかけられ最大のピンチを迎える関口。 複数の事件と疑惑が重なり合いながら進行するため、人物相関を書きとめながらでないと理解が難しいかも。 名前と図像だけが残っているマイナー妖怪が次々に登場し蘊蓄も語られるが、背景情報の共有がないためストーリーの本筋にあまり絡んでこない。それぞれを深掘りするのではなく、タイトル通り全員集合して宴を開く準備ということか。

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2020/12/29
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どこかで聞いた都市伝説のような山奥の〇〇村という怪異と催眠が今作のキーワードかなと思います。 あと新興宗教。 徐福やひょうすべが出てきましたが、やっぱり不老不死が事件の根幹にあるのかな‥。 章の合間に挟まれる関口先生の状況がまずすぎて、 読むのが辛かったです。 そして、前巻までの見知った登場人物が出てきたのも嬉しいところ。 いつもと違い、連続短編みたいな形なので、さくさく読めました。 朱美さんは、幸せに暮らしてほしいんだけどな‥。

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2020/05/16
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※このレビューにはネタバレを含みます

コロナの影響で家時間が長くなるので、超長編の小説が読みたいと思って気付いたのが京極さん。このシリーズは順番に読んでいて、この前読んだのが記憶にないくらい前なので端々に出てくる過去の物語を振り返る場面が、まあわからないこと。今度読みなおさなければ。 本編は、いつもの京極さんの文章というか、妖怪や言葉についての講釈がまあ長いこと入っていまして、うっかり読み飛ばしたくなるんだけど、これが結構物語のキモになってきたりするので、そういったこともできず。 一番のミスは宴の支度で話しが完了するつもりで最後まで読んでいたこと。終わりそうにないなぁと思ったのに読み終えるまでミスに気づきませんでした。 しかも、宴の始末が手元に無い。。。はよBOOKOFFで買わねば。

Posted byブクログ