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TOKYO STYLE の商品レビュー

4.3

69件のお客様レビュー

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2011/02/10

表紙が格好良くてジャケ買い。 説明文も少しついてるけど、ほとんどが生活感あふれる東京の部屋の写真。 私が北海道に住んでるので、ちょっと冒険気分で見られる。 2重になってない大きい窓とか雨戸とか、瓦屋根とか!! 勝手に小説とかに出てくる登場人物の部屋を妄想したり。 他人の部屋な...

表紙が格好良くてジャケ買い。 説明文も少しついてるけど、ほとんどが生活感あふれる東京の部屋の写真。 私が北海道に住んでるので、ちょっと冒険気分で見られる。 2重になってない大きい窓とか雨戸とか、瓦屋根とか!! 勝手に小説とかに出てくる登場人物の部屋を妄想したり。 他人の部屋なんてそうそう入る空間じゃないからねえ。

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2010/10/22

100空間くらいのアパートの部屋のカラー写真集。 ひとつとして整然とした部屋はありません。 ほんとうに心地いい暮らしとはなにか。 考えさせられる本です。

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2010/05/29

大学生の頃買った本。 あこがれたなあ、自分の趣味と生活だけで埋め尽くされた、自分だけの城って。 高校の頃は、一人暮らししたら、即、理想の部屋を作るつもりだったのに、実際に大学に入って一人暮らししてみると、金はないしモノもそんな増やせないし。 そんな頃、この本を見て、社会人になった...

大学生の頃買った本。 あこがれたなあ、自分の趣味と生活だけで埋め尽くされた、自分だけの城って。 高校の頃は、一人暮らししたら、即、理想の部屋を作るつもりだったのに、実際に大学に入って一人暮らししてみると、金はないしモノもそんな増やせないし。 そんな頃、この本を見て、社会人になったら今度こそ自分の趣味満載の部屋を作ろうと思った。 夢の先送り。 実際、社会人になってみたら、やっぱり生活するだけで手一杯で凝ったインテリアグッズ買う余力なんてないし、趣味で部屋を埋め尽くすほどの趣味もないし。 そうこうしてるうちに結婚して、自分だけの空間ってものがなくなってしまったし。 だから手に入らなかった、夢の部屋。 今見ても、なんかきゅんとする。 ところで他人の生活感ってなんか安心できて大好きで、この本もそうだけど、ひとんちのベランダに洗濯物を干してある光景とか、すごくぐっとくる。 自分の家が生活感あふれてるのは嫌なのに、なんでだろ。

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2010/03/16

東京の色んな人の家の中を撮った写真集。 2003年に出たからそんなに古くないと思ってたんですが、2003年は文庫版が出た日みたいです^^; もとはもっと大きなサイズの写真集で、それが出たのが93年でした。 だから部屋の様子も古いわけだ。 人の家を見るのは個人的に好きなので楽しめ...

東京の色んな人の家の中を撮った写真集。 2003年に出たからそんなに古くないと思ってたんですが、2003年は文庫版が出た日みたいです^^; もとはもっと大きなサイズの写真集で、それが出たのが93年でした。 だから部屋の様子も古いわけだ。 人の家を見るのは個人的に好きなので楽しめました。 しかし、こんなにも多くの人の家をどうやって撮ったんだろう。 紹介かな。 紹介される家の住人の職業が、建築家とかデザイナーとかに偏っていた印象なので。 現在のバージョンのがあったら、それも読んでみたいなと思いました。

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2010/03/15

思えばインテリアというか部屋そのものが好きになったきっかけの本がこれ。人が生活する場としての場所なのに、これほどその人の個性が出てくるものなのかと、立ち読みして驚いたことを今でも覚えてる。 この本の影響でインテリア好きになったがこの本の影響で生活感の無い綺麗な(やたらに綺麗なww...

思えばインテリアというか部屋そのものが好きになったきっかけの本がこれ。人が生活する場としての場所なのに、これほどその人の個性が出てくるものなのかと、立ち読みして驚いたことを今でも覚えてる。 この本の影響でインテリア好きになったがこの本の影響で生活感の無い綺麗な(やたらに綺麗なww)部屋には未だに違和感があるんだけども。

Posted byブクログ

2009/10/04

TOKYO STYLE/都築 響一 僕はおしゃれな部屋が好きだ。 いつかはかっこいい椅子も欲しい。 でも、それに見合う人間になりたいなんて思わない。 お洒落な部屋は時に窮屈で、生活感がない。料亭の料理みたい。 メンズノンノが違うなって思う理由はそこにある。 Tシャツ1枚に8...

TOKYO STYLE/都築 響一 僕はおしゃれな部屋が好きだ。 いつかはかっこいい椅子も欲しい。 でも、それに見合う人間になりたいなんて思わない。 お洒落な部屋は時に窮屈で、生活感がない。料亭の料理みたい。 メンズノンノが違うなって思う理由はそこにある。 Tシャツ1枚に8000円なんてありえない! それよりも、吉野家の牛丼のように、 いや僕んちで作る牛丼のように、味はまぁまぁだけど、 しっかりあったかい味のするものがいい。 ぐっすり眠れる部屋がいい。 ここに出てくる部屋は汚くて とても写真集に載るような部屋じゃないけど、 デザインも、美もない部屋だけど、 機能が備わっている。 デザイナーズチェアーもたまに出てくるけど、 僕の知っている使われ方をしていない。 でも、どこにも載っていない、とっても素敵な使い方がされている。 この本の部屋を見ると、ほっとする。 大好きな写真集の一つです。 ちくま書房から文庫が出ています。手に取りやすいので是非。 ページ数があまり書いていないから合っているか分からないけど、 424、418、187、56ページの部屋が好き。 僕ならもうちょっとキレイに片付ける自信があるけどね。 こういうアパートに住んでみたいなぁ。 たかはしなおゆき

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2011/07/19

1993年刊、96年文庫化、2003年ちくま文庫版刊、ということだから、もちろん採られている材は古い、とも言えるのだけれど。限りある空間にごちゃごちゃと、でも(だからこそ)それなりに心地よく暮らしているそれぞれ生身の住人の飾らぬ様あれこれ……、「坐して半畳、寝て一畳」は、いつだっ...

1993年刊、96年文庫化、2003年ちくま文庫版刊、ということだから、もちろん採られている材は古い、とも言えるのだけれど。限りある空間にごちゃごちゃと、でも(だからこそ)それなりに心地よく暮らしているそれぞれ生身の住人の飾らぬ様あれこれ……、「坐して半畳、寝て一畳」は、いつだって(少なくとも私は)変わりないではないか。ごちゃついたりしていても、決して不快ではない部屋ばかり。「片付けられないオンナ」の部屋とか「ゴミ屋敷」などの興味本位の報道とは違う(あれは極端な例かもしれないが、報道の仕方にも問題がある場合は多いのでは、と常々思っている)。ほぼ全頁カラー写真、著者にして撮影者のコメントあるいは分析入り。本やレコード・CDだらけの部屋を見つけては、わが免罪符にするわけにもいかないが。でも、こんな部屋部屋にだったら(無論のこと住人が誰か、によるけど)招かれてもいいかも……?!埃で人は死なぬ、とは言うものの、ま、水回りはそれなりにお掃除しませう。

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2009/10/04

この写真集を見て以来、インテリア雑誌がただのモデルルームのように見えてしまう。 人間が暮らしている空間とは、その部屋に漂う空気に手垢がついているようなものだから。 ページをめくるたびに、そこには写っていない住人を感じることができる。 どんな暮らしをしているのか、そこに写っている...

この写真集を見て以来、インテリア雑誌がただのモデルルームのように見えてしまう。 人間が暮らしている空間とは、その部屋に漂う空気に手垢がついているようなものだから。 ページをめくるたびに、そこには写っていない住人を感じることができる。 どんな暮らしをしているのか、そこに写っているのだから。 自分の部屋を客観的に見ることができる人っているのかな。 もしかしたらこの中に自分の部屋と似ている空間があるかもしれない。 現在出版されているのは文庫サイズだが、初登場は大判であった。アナログレコードくらいの大きさで、しかも重かった。 この写真集の部屋たちは、その大きさで訪ねてみるほうがリアルでいいかもしれない。 でも、文庫版に縮小された今のサイズのほうが、東京の小さな部屋をリアルで感じるかもしれない。 東京にはいったいどれくらいの部屋があるんだろう。 自分の部屋もそのうちのひとつ。 この写真集を見て、自分の部屋が居心地よい場所になった。

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2009/10/04

 他の人の本棚とか、机周りとか、部屋とか、弁当の中身とか見るのが好きなんです。きれいに人に見せるためにディスプレイされた嘘ものじゃなくて、普段通りのごちゃごちゃ感でリアリティがないと面白くないんです。そのごちゃごちゃ感はただ汚いんじゃなくて、生活感のあるごちゃごちゃがいいんです。...

 他の人の本棚とか、机周りとか、部屋とか、弁当の中身とか見るのが好きなんです。きれいに人に見せるためにディスプレイされた嘘ものじゃなくて、普段通りのごちゃごちゃ感でリアリティがないと面白くないんです。そのごちゃごちゃ感はただ汚いんじゃなくて、生活感のあるごちゃごちゃがいいんです。この本は暮らす人の生活感がありありと伝わってきて貴重な一冊です。これを見た後はインテリアの雑誌に載っている生活感のない美しい部屋はつまらなく感じてしまいます。これに続く「賃貸宇宙」もよいです。こんなふうに値段がはってちょっと買えない写真集たちをどんどん文庫化して手軽に買えるようにしてほしいです。

Posted byブクログ

2009/10/04

決して奇麗じゃないのに、お洒落でもないのに、ましてや高価なものなんて何にもなさそうなのに。 それなのにどうしてこんなに惹かれるんだろう。 雑然としてるから落ち着けるんだろうか。 混沌のなかに安らぎありみたいな。今にも「ただいま〜」と帰っていけるような。 すごく好きな空気。 何とも...

決して奇麗じゃないのに、お洒落でもないのに、ましてや高価なものなんて何にもなさそうなのに。 それなのにどうしてこんなに惹かれるんだろう。 雑然としてるから落ち着けるんだろうか。 混沌のなかに安らぎありみたいな。今にも「ただいま〜」と帰っていけるような。 すごく好きな空気。 何とも言えない懐かしさと、親しみを感じることのできる写真集。

Posted byブクログ