TOKYO STYLE の商品レビュー
1993年ごろの、本当に人が住んでいるありのままを映し出した写真集。 まさに当時の生活が切り取られ、2013年の今、当時を垣間見ることができるのですが、 一番驚いたのが水回り。 この20年で住宅の水回りの水準が著しく上がったのだな、と感じたのは、 結構古い家が好きな私でも、この...
1993年ごろの、本当に人が住んでいるありのままを映し出した写真集。 まさに当時の生活が切り取られ、2013年の今、当時を垣間見ることができるのですが、 一番驚いたのが水回り。 この20年で住宅の水回りの水準が著しく上がったのだな、と感じたのは、 結構古い家が好きな私でも、この家にはちょっと住めない・・・とひるんでしまうような 古めかしいタイプの家が多かったから。 あとがきを見ると、1996年の時点で、撮影した家の9割はすでに無くなっていたそうなので、 この写真の中の暮らしが、1993年のスタンダードではない模様。 もし、私の家を撮影したら、他の人にどんな印象を与えるのだろう? なんてことも考えたり、「子供の王国」というコーナーが、1993年当時 小学生だった自分には一番身近だな、といったようなことをあれこれ考えながら、 楽しませていただきました。 作者の都築さんは「東京右半分」の作者でもあるのですね。 東京右半分も読んでみたいなと思いました。
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ごく普通の人々の狭い狭いゴチャゴチャした部屋。 インテリア雑誌であるようなきれいな部屋は一つとしてない。住んでいる人の趣味嗜好仕事生活のカオス。 「暮らす」とはこういうことだ。パワーあり。
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BRUTUSとかには、絶対に出ない、普通の部屋のインテリア。 どの部屋も、自分の部屋のようでとても素晴らしい。 ラジカセ、テープの山、懐かしくてよい。 部屋が狭いのに、CDと本の山。そんな部屋、大好きです。
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写真が撮られたのが約20年も前。部屋べやの家具家電に小さい頃住んでいた実家を思い出し郷愁にかられる。
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THE SARTORIALISTの部屋版という感じの写真集。よく見るオシャレ部屋!には程遠いが、住む人のセンスや生活感を覗き見しているみたいで面白い。
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東京に住む色んな人の部屋を集めた写真集。 基本的に汚部屋が多い。 人の生活の断片を覗き見るのは楽しい。そういう意味では、この写真集は小説的だと言える。
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椅子やら雑貨やらは好きだけど、ショールームとかインテリアコーディネートとかインテリア雑誌とかは全然好きじゃない。この本は昭和後期のリアルな部屋の写真集ですが、部屋の体温を感じるので大好き。友達の家に行くような感じ。
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読み終えたのは随分昔。何度も読むというより何度も見返している。今後もう見られなくなる(なった)建物や、部屋にある時代が垣間見える物たち。昭和の残像のある部屋たちが堪らない。愛読しすぎてぶ暑い本がぼろぼろに崩れてしまった・・
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普通のインテリア雑誌とかより生活感、人間らしさが出ていてとても良いと思う。ただ関係ないけど本が厚いので傷みやすい気がします・・・
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It's so interesting to see the footprints of ordinary people crystalised as an art. An article on the Internet reminds me of this book...
It's so interesting to see the footprints of ordinary people crystalised as an art. An article on the Internet reminds me of this book and I register this book now. # And I remeber a little subculture bookshelf in the coop of the Univ where I bought this book. 人が何かをした形跡そのものがアートとして結晶するとかなんとか。。 QT「あなたのバッグの中身見せてください」アメリカ人たちの赤裸々な所持品いろいろ http://labaq.com/archives/51533915.html を見ていて久しぶりに思い出した本。 #そういえば大学の生協には微妙なサブカル本コーナーがあったなぁ。。
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