1,800円以上の注文で送料無料

プラネタリウムのふたご の商品レビュー

4.3

140件のお客様レビュー

  1. 5つ

    72

  2. 4つ

    39

  3. 3つ

    21

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2009/12/19

なんだか、読んでると暖かくなる本。 カフェで過ごす時、この本を持っていくと 贅沢な時間を過ごせて、幸せな気分になれるような気がします。

Posted byブクログ

2009/12/17

最近の私の元気の薬は夜空を見上げること。 大丈夫、空でみんなつながってるんだよ、どんなに離れてても空だけは変わらないから。 いしいしんじさんのこのゆ~っくり感が大好きなのだけど、この本はそれじゃなくても長編なのにそれでもゆ~っくりは崩さず・・で、途中挫折しそうになっちゃっ...

最近の私の元気の薬は夜空を見上げること。 大丈夫、空でみんなつながってるんだよ、どんなに離れてても空だけは変わらないから。 いしいしんじさんのこのゆ~っくり感が大好きなのだけど、この本はそれじゃなくても長編なのにそれでもゆ~っくりは崩さず・・で、途中挫折しそうになっちゃったので星3つです★★★

Posted byブクログ

2009/11/13

優しくて綺麗な文に引き込まれました サン=テグジュペリの描く世界観と似てる   もしかして もしかすると より多く騙された方が 人って幸せなんじゃないかな? 大人の童話です 本当か嘘かなんてどうでもよくって うれしいって思った気持ちだけ それだけが...

優しくて綺麗な文に引き込まれました サン=テグジュペリの描く世界観と似てる   もしかして もしかすると より多く騙された方が 人って幸せなんじゃないかな? 大人の童話です 本当か嘘かなんてどうでもよくって うれしいって思った気持ちだけ それだけが大事

Posted byブクログ

2009/10/08

 星の見えない町のプラネタリウムで拾われたふたごの赤ん坊、テンペルとタットル。  銀色の髪のそっくりのふたごはいつしか離ればなれになって、ひとりは手品師として世界を歩き、ひとりは郵便配達をしながら星の語り部となりました。  やさしくて残酷ないしいしんじの世界がこのうえなく楽し...

 星の見えない町のプラネタリウムで拾われたふたごの赤ん坊、テンペルとタットル。  銀色の髪のそっくりのふたごはいつしか離ればなれになって、ひとりは手品師として世界を歩き、ひとりは郵便配達をしながら星の語り部となりました。  やさしくて残酷ないしいしんじの世界がこのうえなく楽しめる、とても好きな作品。

Posted byブクログ

2009/10/04

2009/8/21 図書館 仕事仲間の美大生さんから勧められて読んだ作品。ふとした出来事がきっかけて違う人生を歩むようになった双子の、切なくあたたかい物語です。 「読み終わった後の何とも言えない虚無感というか、雰囲気がとてもいいんですよ。」と美大生さんは言っていました。その通りだ...

2009/8/21 図書館 仕事仲間の美大生さんから勧められて読んだ作品。ふとした出来事がきっかけて違う人生を歩むようになった双子の、切なくあたたかい物語です。 「読み終わった後の何とも言えない虚無感というか、雰囲気がとてもいいんですよ。」と美大生さんは言っていました。その通りだと思いました。

Posted byブクログ

2009/10/07

「騙す」という言葉のイメージが、このお話を読んで変わりました。2007年に読んだんだけど、忍たまの双忍っぽいという意見を見掛けたので、その視点でもう一度読み直したい。

Posted byブクログ

2011/01/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 泣けます。 悲しくてどうしようもない気持ちになって 涙が止まらなくてびっくりしました。 でも最後は悲しいなりにも納得の行く終わりかたで あ、読んでよかったんだな と思いました。 安い言葉しか並べられない自分がもどかしい

Posted byブクログ

2010/10/14

「ぼくにじゃなきゃ務まらない役柄。この世に用意されているぼくだけの仕事。ぼくにはいま、自分にできることしかできない。ただこの仕事だけは、ぜったいに手をぬかず、なんとしても、やりとおさなければならないのだ。」 何年か前から読みたいなぁ、と思ってやっと読み終えた。なんとも長い道のり...

「ぼくにじゃなきゃ務まらない役柄。この世に用意されているぼくだけの仕事。ぼくにはいま、自分にできることしかできない。ただこの仕事だけは、ぜったいに手をぬかず、なんとしても、やりとおさなければならないのだ。」 何年か前から読みたいなぁ、と思ってやっと読み終えた。なんとも長い道のりだった・・・。 読み終わって思ったのは、どうやら京大出身者作家とは反りが合わないかもしれない、ということ。 まだ予測だけれど、どうにもこうにも、なんだかなぁとフワフワ雨が降りそうな黒い雲の中にいる感じがする。 この人の本は、まだ数冊しか読んでないのだけれど、エッセイは面白く読んだ。 小説は、どかんと喪失感を与える人だなぁ、という印象。 喪失感を与えてその喪失感を掬わず、まぁ一緒にいようか、という方向でしょうか。 そんなことを思った1冊でした。 【5/1読了・初読・市立図書館】

Posted byブクログ

2009/10/11

久しぶりのいしいしんじ。 こんな、涙がでるほど素敵な話に巡り会えてよかったと、素直に言えます。 登場する人物が、みんなみんな好きです  プラネタリウム行きたいなあ

Posted byブクログ

2009/10/04

いしいしんじさんの作品は、いつも切なくて優しくて心が温まる。 どんな辛いことやひどいことがあってもそれを責めたりしないで、 受け入れ、前を向いている。 決してハッピーエンドではないけど、それでもやっりじわっと心 を温めてくれた。大人のための寓話。

Posted byブクログ