急行「北極号」 の商品レビュー
子供にしか聞こえない美しい鈴の音.....我が子達にはまだ聞こえているのでしょうね。綺麗な絵と 村上春樹の独特な翻訳の世界に子供達も引き込まれていました。
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サンタを待つ少年のもとに現れたのは白い蒸気に包まれた汽車だった。 しんしんと降る白い雪と静かな夜、賑わう車内、涼やかな鈴の音… 世界観に一気に引き込まれ、穏やかな気持ちに。 クリスマス前夜の不思議な旅。
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そろそろクリスマスなので読んでみた 北極号っていう名前が好き いつまでも鈴の音が聴こえる大人になりたい
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クリスマスの絵本と聞かれたら思い浮かぶ人が多いと思う1冊。大人になるってそんなに素敵なことなの?という人がいたけれど、そんな気持ちもわかる気がする絵本。
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毎年この時期になると、どうしても乗車したくなる 『急行 北極号』 さすがにもう、私の所へは迎えに来てくれないので、 こちらから出向くしかない。 雪が舞う、灰色の空。 ぎゅむ、ぎゅむ、と路面の雪が踏み固められてゆく音… (図書館通いも冬はしんどいなぁ~) きゅん、と心細くなる...
毎年この時期になると、どうしても乗車したくなる 『急行 北極号』 さすがにもう、私の所へは迎えに来てくれないので、 こちらから出向くしかない。 雪が舞う、灰色の空。 ぎゅむ、ぎゅむ、と路面の雪が踏み固められてゆく音… (図書館通いも冬はしんどいなぁ~) きゅん、と心細くなる。 でも、そんな季節だからこそ、 あの鈴の音が聞きたい。 「しゅうっ」という蒸気の音が聞きたい。 暖かい車内に招き入れられたいのだ。 だが。 (あっ、貸し出し中か。) 今年はちと、出遅れてしまったようだ。 冬の陽はあっ、というまに暮れる。 ふわりふわりと舞う雪は、 (空を、ちゃんと見せてくれないよなぁ~) もしかしたら、何かが飛んでいることを、 誰かがそこにいることを、 (隠してるんじゃない?) なんて、アブナイ妄想巡らせながら 遠回りして帰る。(ブクオフに寄るため。) (毎年 毎年・・・ この時期に呼び出されたんじゃ、他の人を迎えに行けないから。) 『MOTO家専用 急行 北極号』 ブクオフの絵本棚のなかで、その汽車は私の為に(?)待機してくれていた♪ 乗車チケットは105円。 いつのまにか『銀河鉄道』の乗車切符がポケットにはいっていた ジョバンニのように、 (乗りたい・・・)と、思う気持が奇跡を呼んだのか? なんて、ニヤニヤしつつ銀貨を探った。
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サンタさんを待つ少年の元に現れた 白い蒸気に包まれた列車、急行「北極号」。 大好きな"ポーラーエクスプレス"の原作絵本。 静かに降り積もる雪と子供の頃のサンタさんへの 夢と憧れ、わくわくが詰まりつつも、 優しく穏やかに北極点を目指す旅に 噛みしめるような喜び...
サンタさんを待つ少年の元に現れた 白い蒸気に包まれた列車、急行「北極号」。 大好きな"ポーラーエクスプレス"の原作絵本。 静かに降り積もる雪と子供の頃のサンタさんへの 夢と憧れ、わくわくが詰まりつつも、 優しく穏やかに北極点を目指す旅に 噛みしめるような喜びと幸せに包まれる。 極力少なく抑えられた文字での表現と 優しさと寂しさと子供の頃に感じた 正体の分からない不安が美しい絵から 無限にいろいろな感情を運んでくれて 読むたびに思い出すこと、感じることがあって とても大好きなクリスマス絵本。 信じることはとても簡単でとても難しい。 疑うことはいともたやすく飲まれやすい。 信じる力を失うと沈黙してしまう鈴。 幸せだから信じていられるのではなく、 信じているから鈴は幸せに響き続けるんだろう。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
持っていました。 クリスマスの夜(?)、眠っている幼い兄妹の元に「北極号」というSLが突然やってきます。 2人が列車に乗り込むと、列車の中には同じようにパジャマ姿の子供たちがたくさん乗っていて、サンタクロースの元を目指す・・みたいな話だったと思います。 クリスマス・列車という2つのキーワードがコカ・コーラのCMを連想させ、クリスマスシーズンにCMを見ると、この絵本を思い出します。 最後のシーン、しばらくすると鈴の音が妹には聞こえなくなってしまった、というのが切ない。 私にはちゃんと聞こえるんでしたっけ?
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2012.12.12 6-3 ----------------------------- 2013.12.4 5-2
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・北極号があったら、列車にのって北極に行きたいです。 ・クリスマスイブの夜中に汽車がきて、サンタの世界をのぞきにいくお話です。サンタの世界はとってもすごい大都市でした。続きはこの本でぜひ読んでください。
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2003年発表。 クリスマスイブの夜、 眠らずにサンタクロースを待っていた1人の少年。 彼は不思議な体験をする。 北極行きの急行列車が家の外で自分を待っていたのだ。 行き先はサンタクロースやトナカイがいるあの幻想的な世界…。 サンタを信じる子供だけが体験する 不思議な旅を描い...
2003年発表。 クリスマスイブの夜、 眠らずにサンタクロースを待っていた1人の少年。 彼は不思議な体験をする。 北極行きの急行列車が家の外で自分を待っていたのだ。 行き先はサンタクロースやトナカイがいるあの幻想的な世界…。 サンタを信じる子供だけが体験する 不思議な旅を描いた 86年コルデコット賞受賞の美しい絵本。 今回は村上春樹の訳が楽しめる改訳版での登場です♪ この絵本最大の魅力は 蒸気機関車の質感を上手く捉えた パステル調のあたたかで美しい絵。 映画を観ているかのような 様々なアングルからの静かで力強いカット。 まさにため息が出るほど 美しく幻想的に描かれた絵は、 ページをめくるのも 忘れてしまうほどの 素晴らしさです♪ 読み進むうちに あなた自身が 少年と同じく列車に乗り込み、 窓の外を降る厳寒の雪を 自分自身も目を輝かせて見ている、 そんなワクワクとした 気分をくれます。 そして村上春樹氏が手がけた、 少年や少女だった頃の心を呼び覚ます 宝石のような言葉。 あのトム・ハンクスが1人5役を務めた アニメ映画 『ポーラーエクスプレス』の 原作でもあるけど、 個人的には 絵本だからこその格調高い味わいに溢れた コチラの絵本を強くオススメします♪ 不思議な旅行を終え、 サンタから トナカイの首輪の鈴を受け取った少年。 大人になると トナカイの鈴の音は 聞こえなくなってしまうという。 『ぼくはすっかり 大人になってしまったけれど 鈴の音はまだ耳に届く。 心から信じていれば その音は ちゃんと聞こえるんだよ』 コレに尽きます。 (自分はなぜだか ここで涙がこぼれました) 大人になった あなたは サンタクロースを 信じていますか? 誰もが子供だったことを 忘れていませんか? そんな大人たちにこそ 読んで欲しい クリスマスにピッタリな 本当に美しい絵本です(o^-^o)
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