急行「北極号」 の商品レビュー
息子が図書館で表紙一目惚れした絵本。 優しいタッチの絵でずっと眺めていました。 クリスマスのお話。一回読んだら飽きるかなと思ったら借りた日から毎日寝る前に『ゆきよるきかんしゃ』(表紙の様子からそう呼んでる)読んでと頼んできます。文字数多くて読むの大変だけど呼んでるうちにお話の中の...
息子が図書館で表紙一目惚れした絵本。 優しいタッチの絵でずっと眺めていました。 クリスマスのお話。一回読んだら飽きるかなと思ったら借りた日から毎日寝る前に『ゆきよるきかんしゃ』(表紙の様子からそう呼んでる)読んでと頼んできます。文字数多くて読むの大変だけど呼んでるうちにお話の中の世界に夢中になる絵本でした。
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93冊目『急行「北極号」』(クリス・ヴァン・オールズバーグ 著、村上春樹 訳、2003年11月、あすなろ書房) ロバート・ゼメキス監督によってアニメ映画化もされている、オールズバーグの代表作。”色彩の魔術師”の本領を発揮した優しく幻想的なイラストで、クリスマスの奇跡を紡ぎ出す。 ...
93冊目『急行「北極号」』(クリス・ヴァン・オールズバーグ 著、村上春樹 訳、2003年11月、あすなろ書房) ロバート・ゼメキス監督によってアニメ映画化もされている、オールズバーグの代表作。”色彩の魔術師”の本領を発揮した優しく幻想的なイラストで、クリスマスの奇跡を紡ぎ出す。 子供達の表情の描き分けが見事。喜び、興味、落胆、羨望、そういった感情の機微がユーモア満載で描写されており、物語の幸福感と相俟ってこちらの頬も自然と緩んでしまった。 〈心から信じていれば、その音はちゃんと聞こえるんだよ〉
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クリスマスイヴの夜に現れた電車、急行「北極号」。主人公が誘われるままに乗り込むと、列車の中にはパジャマ姿の子供達。北極点に向かって野を越え山を越え、その先には。。 オールズバーグの文章と絵がよく、村上春樹の訳がわかりやすく、自然にファンタジーの世界へ入って行きました。子供だけでな...
クリスマスイヴの夜に現れた電車、急行「北極号」。主人公が誘われるままに乗り込むと、列車の中にはパジャマ姿の子供達。北極点に向かって野を越え山を越え、その先には。。 オールズバーグの文章と絵がよく、村上春樹の訳がわかりやすく、自然にファンタジーの世界へ入って行きました。子供だけでなく、大人も楽しめるクリスマスの絵本です。私も美術習いましたが、オールズバーグさんの絵はクオリティ高いです。
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クリスマス近くなったら 読もうと積読していた ありがちな物語のような気もするけど 挿絵と相まって不思議な余韻が残る絵本 ブックオフにて取り寄せ
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この時期、何年かに渡って幼い子供に読み聞かせしてきました。今夜は四年目だと思います。漢字が多いのでまだ自分で読むことはできませんが、読み聞かせていると絵に注目しながらも、なんとか目で文章を追いかけることができる様な、、、 毎年クリスマスが近づくとこの本を一緒に読んできました。き...
この時期、何年かに渡って幼い子供に読み聞かせしてきました。今夜は四年目だと思います。漢字が多いのでまだ自分で読むことはできませんが、読み聞かせていると絵に注目しながらも、なんとか目で文章を追いかけることができる様な、、、 毎年クリスマスが近づくとこの本を一緒に読んできました。きっとその時その時で彼のストーリーの印象は異なるのでしょうね。 彼も間も無く自分で読める様になります。あと何年だろう?いつまでもこの絵本のことを覚えていてほしいな。 今はまだサンタクロースを信じているのかどうか?信じていてほしいのだけれど。私が彼の歳には既に信じていなかった。私は面白くない子供だったのですね。 彼は私とこの本を読んだ時間を覚えていてくれるでしょうか?
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中学生に読み聞かせしました。 いつまでも純粋な気持ちをほんの少しでいいので持っていてほしいと思って読みました。
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クリスマスの絵本。 小学校低学年向けを探していて、ちょうど良いかなと思います。 静かな、サンタさんを信じるお話。まだ低学年なら信じているのかな。 汽車と雪はクリスマスに合いますね。
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きしゃのなかでおいしいココアや、ヌガーが真ん中に入ったキャンディを食べたりして楽しそうでした☆ソレに子供しかいない汽車。できるだけ大勢の子供を連れてシェフがご馳走を出してくれました。わたしはこの話が気に入りました、クリスマスサンタさんもいました、最初にあげる子供はどの子にしようか決めていると1人の男の子でした。その子に何が欲しいか聞くとその男の子はこう言いました。僕が1番欲しいのはトナカイについているぎんのすずだよ。といってもらいましたが、きしゃにのるとすずはありませんでした。かえっていもうとの サラとクリスマスをしていたら、 サラが木の中にひとつだけまだ箱が残っているわよといいました。そのはこのなかにはすずとてがみがありました。つぎのひになると、そのすずのおとはきこえませんでした。とてもいいおはなしでした。
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電車好きの息子のためにと目に留まって借りてきたのは、季節外れもいいところのサンタクロースもの。 同時に借りた『おおきな木』と同様、これまた村上春樹さん訳だったのは本当に偶然。 ちょっと長めの物語。 クリスマスの夜に子どもたちだけを乗せたSL北極号は、北極にあるサンタクロースの街「北極点」を目指す。 そこでは、今年最初のプレゼントを選ばれた1人の子どもに手渡すセレモニーが行われる。 主人公のぼくは幸運にも最初のプレゼントを貰えることになったが。。。 きっとまだ信じている息子にとって、クリスマスがさらに待ち遠しくなるようなわくわくする物語。 主人公の欲しがる、控えめだけど価値のあるプレゼントにセンスを感じるし、失くしてしまったと思っていたプレゼントの顛末や、その物が象徴する子ども時代の特別時間のオチも清々しい。 偶然手にした2冊の村上春樹さん訳の絵本。 どちらも「子ども時代の純真さ」に焦点が当たる側面があったが、『おおきな木』は些か哲学的で大人向けなのに対し、こちらは直球勝負の爽やかさを感じた。
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