太陽の塔 の商品レビュー
森見ワールドの男性陣はどうしてこんなに暑苦しいのか。 でも、その暑苦しさがたまらなくすき。 実際に会ったらなんともいえないと思うけれども。 京都が舞台になっているのもいい。 招き猫やら緋鯉やらが『夜は短し・・・』にも出てくる。 もしかして、全作品にちらちらと出すモチーフなのだ...
森見ワールドの男性陣はどうしてこんなに暑苦しいのか。 でも、その暑苦しさがたまらなくすき。 実際に会ったらなんともいえないと思うけれども。 京都が舞台になっているのもいい。 招き猫やら緋鯉やらが『夜は短し・・・』にも出てくる。 もしかして、全作品にちらちらと出すモチーフなのだろうか。
Posted by
この人の文章はよく知っている、 あの人にそっくりで 初めて会った気がしない 出てくるおんなのこがいつも魅力的でかわいらしい ◎
Posted by
悲しいんじゃなくて、切なくて泣きそうになった。 最後がすごく良かった。 でも、最後以外は単調で読むのが辛かった。 それが最後のための布石なんだとしたら(きっとそうなんだけど)ほんとにいい物語だと思った。 特に226ページの、「私は色々なことを思い出す。彼女は・・・」か...
悲しいんじゃなくて、切なくて泣きそうになった。 最後がすごく良かった。 でも、最後以外は単調で読むのが辛かった。 それが最後のための布石なんだとしたら(きっとそうなんだけど)ほんとにいい物語だと思った。 特に226ページの、「私は色々なことを思い出す。彼女は・・・」から始まる彼女の描写に泣かされた。 言って聞かせるような言葉じゃなくて、誰にも見られない心の中でこっそり握りしめていたいような、目に見えない優しさに参った。 途中らへん笑えるところがたくさんあるんで、笑いをこらえるの下手な人は電車の中で読むのはやめた方がいいです。僕はやばいと思ったらすぐ本を閉じて外を見ることにしてました。 塔というのはいたるところにあるけど、太陽の塔ほど奇妙な塔はなかなかないように思う。僕が太陽の塔を初めて見たとき、後ろ姿だけを見たんだけど、あのでかさが何故か怖かった。 ちなみに、僕が見たことのある塔の中では、太陽の塔とPL教団大平和記念塔がダントツで奇妙です。笑
Posted by
森見さんの文章はほんとうに愉しい! 万博公園にある「太陽の塔」の魅力について とても的確に表現されていて興奮しました。
Posted by
初森見作品です。 なかなか読むのに疲れましたが独特の文体は今までにない新しい感覚を感じました 物語的にはもてない京大生の男臭さぷんぷんの失恋小説。 アンチクリスマスのええじゃないかで盛り上がって最後は哀愁漂う終わり方がよかった。
Posted by
こんなオトコくさいファンタジーはないです どうでもいいことを いかにも というふうにかたるクセがのこりました
Posted by
2009/01/24 冬の間に。 2007/12/23 クリスマス前に読み返す。 2006/12/24 3回目 やっぱおもろい 京大周辺、北は鷺ノ森神社から南は遠出して京都駅まで、まさに自転車の距離感で作品空間が構成されている。 完全現地ロケで映画化してほしい。
Posted by
二回目に読んだら、最初に読んだときとまた違った気持ちで読めた。 とりあえず森本のことをより好きになりました。 最後の水尾さんは、やっぱり反則だと思う。 泣いてしまうよ
Posted by
「これは俺のゴンドラ。」 とりあえず男くさいお話だけど、笑えた。 夜は短し歩けよ乙女 を読み返したくなる。
Posted by
内容(「BOOK」データベースより) 私の大学生活には華がない。特に女性とは絶望的に縁がない。三回生の時、水尾さんという恋人ができた。毎日が愉快だった。しかし水尾さんはあろうことか、この私を振ったのであった!クリスマスの嵐が吹き荒れる京の都、巨大な妄想力の他に何も持たぬ男が無闇に...
内容(「BOOK」データベースより) 私の大学生活には華がない。特に女性とは絶望的に縁がない。三回生の時、水尾さんという恋人ができた。毎日が愉快だった。しかし水尾さんはあろうことか、この私を振ったのであった!クリスマスの嵐が吹き荒れる京の都、巨大な妄想力の他に何も持たぬ男が無闇に疾走する。失恋を経験したすべての男たちとこれから失恋する予定の人に捧ぐ、日本ファンタジーノベル大賞受賞作。 2008.7
Posted by