始祖鳥記 の商品レビュー

飯嶋和一(著者)

2009/10/04

江戸時代、大空を飛びたい！と願った町人がいた。
ひたすら己の魂を自由にするために。
初めて読んだ飯嶋和一の本で、この本で完全にこの作家に嵌った。

2009/10/04

江戸時代に空を飛ぶことを夢見た男のロマン。空への夢だけではなく、今を打ち破ろうさまざまなことに挑む男たちの思いに胸が熱くなります。

2009/10/07

「本の雑誌」でメグロさんが絶賛していたのを覚えていて、文庫に入ったのを機に読んでみた。で、確かに一気に読ませる面白さ。熱いには熱い話なのだが、勇気をもらうとかいう雰囲気とはちょっと違う感じなので、そちらをご希望の方には向かないかも。

2009/10/04

江戸天明期の"鳥人"幸吉の生きざまを描く歴史小説。暗澹としたムードは現代に通じるものがあるが、読むと元気になれます。