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アムリタ(上) の商品レビュー

4

152件のお客様レビュー

  1. 5つ

    49

  2. 4つ

    51

  3. 3つ

    36

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

    2

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2015/12/13

妹がなくなって、弟が不思議なものが見えるようになり、自分は妹の恋人だった男と付き合うことに。 上巻はサイパンに出かけるところまで。 日常がなんとなく遠くなり、でもありのままに生きることに力を入れてみる。 どうなるでしょう。

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2015/06/25

ツグミ?キッチン?どちらだったかな、すごく気に入ったので次もずっと読みたいと思っていたのだが、手に取るとどうも短編とかエッセイっぽくて、なかなか実現できなかったところ、ようやくこれを手にした。でもって期待は裏切られなかった。ところどころ理解不能な感情もあるけど、彼女のこの世界観が...

ツグミ?キッチン?どちらだったかな、すごく気に入ったので次もずっと読みたいと思っていたのだが、手に取るとどうも短編とかエッセイっぽくて、なかなか実現できなかったところ、ようやくこれを手にした。でもって期待は裏切られなかった。ところどころ理解不能な感情もあるけど、彼女のこの世界観が心地よかったし、何よりこの人間関係をうらやましく思った。でも読み終わってみたら、すごく面白かっただけに、今の自分の面白くなさ魅力のなさに幻滅、意気消沈。まだ今週あと一日あるという現実に疲れているからか、読み手の気分で本の印象が変わっては作者に申し訳ないけど。

Posted byブクログ

2015/10/03

吉本ばななさん90年代初期の作品。 悲しいけど明るい不思議な話。 サイパンの太陽の光が 読後も眩しい。

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2015/02/15

繊細で世界の色々なものが見えて、 それを誠実な言葉に置き換えて思考している。 どんなものが見えたとしても誠実な作者の人柄を通ってきた言葉はどうしてこんなにも美しくて、絶対的に美してく、真っ直ぐで、自分とは違うものすぎて、 物語としてでなく、人間そのものとしてのフィクションみたい...

繊細で世界の色々なものが見えて、 それを誠実な言葉に置き換えて思考している。 どんなものが見えたとしても誠実な作者の人柄を通ってきた言葉はどうしてこんなにも美しくて、絶対的に美してく、真っ直ぐで、自分とは違うものすぎて、 物語としてでなく、人間そのものとしてのフィクションみたい。 でも、きっとよしもとばななは本当にこんな風に生きたいと願っているんだろう。 だからこんなにも、もがいていて、しんどそうなのかも。 この人の言葉は自分の血を混ぜているから、 決してフィクションではないのだ。

Posted byブクログ

2014/12/09

まだ上巻やから、レビューするもなにもという感じ。 最近吉本ばななさんの本ばっかり読んでるからか、少し作風に飽きが来てしまった。

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2014/06/05

私には、この人のお父さんの話は難しくて、いつも途中で挫折してしまうんだけど、娘のこの人は、小説を通して、似たようなことを言っているような気がする。

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2014/05/06

疲れたときに読むと良いと聞いて購入。 大事な妹が亡くなるところから物語は始まるのだけど、すいすい読み進めるうちにぼんやりと生死について自然と考えるようになった。

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2013/12/22

ああなんかうまく言えないけど、とてもよかった。 感覚的にすきだなと思った本は、「よかった」以上の表現が見つからない。 じんわり染入るような文章と空気がとてもよかった。 上手な推薦文なんて書けないけど、あなたに読んでほしい。 時間が経ってまた読み返したいと思える本は、いい本だ...

ああなんかうまく言えないけど、とてもよかった。 感覚的にすきだなと思った本は、「よかった」以上の表現が見つからない。 じんわり染入るような文章と空気がとてもよかった。 上手な推薦文なんて書けないけど、あなたに読んでほしい。 時間が経ってまた読み返したいと思える本は、いい本だと思う。 「そんなふうに、何が起ころうと、私の生活は何も変わらないまま、とどまることなく流れてゆくばかりだ。」 人生辛いこともあれば良いこともあって、いろいろなことが変わっていくけど、変わらないものも沢山ある。 そんな当たり前のことが、当たり前に描かれているのだけど、 読んでいてほっとする。 特に何に感銘を受けたわけでもないけど、このままで大丈夫だなあという気がする。 ごく日常的な風景とスピリチュアルなやりとりが自然に綯交ぜになっていて、とても気持ちのいいお話だった。

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2013/11/30

よしもとばななの話は、どれも好きだし、読むと生きている実感がめきめきと湧いてくる。 アムリタは、特に、特に、際立って、鋭く、ある意味とがっていて、突き詰められた感覚的な文章がふんだんにあるように思う。

Posted byブクログ

2013/11/17

ひとことひとことがとてもきれい。感覚が全開、っていうのはしんどいけれどとても素敵なんだなって思う。最初の話が衝撃的ですき。

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