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パレード の商品レビュー

3.5

161件のお客様レビュー

  1. 5つ

    16

  2. 4つ

    52

  3. 3つ

    72

  4. 2つ

    9

  5. 1つ

    1

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2010/10/25

最後みんな驚いたと言っていたけれど、なんだかホッとした。いかにも普通な人の方が狂気を持っているという自分の考えに共感してくれる人がいたからかもしれない

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2010/10/20

初めて読んだ吉田修一。 なんとなく読み進められる物語。 時々、おっと思うけど、 特別何もないようにすすんでいくかと思っていたのに、 最後に「えー!!」とびっくりする展開が待っていた。 全く予想してなかった展開が。。。 怖すぎる結末が。。。 彼の他の作品も読んでみたい。

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2010/10/02

10代後半から20代後半の社会人,学生と無職の男女5人の共同生活。同居してはいるものの相手の感情や行動に対して深く接することは無い。人に見せている自分あるいは誤解されている自分と本当の自分とのギャップはどんなに近くにいてもあり得るものだと思う。最終章では通り魔殺人の犯人(共同生活...

10代後半から20代後半の社会人,学生と無職の男女5人の共同生活。同居してはいるものの相手の感情や行動に対して深く接することは無い。人に見せている自分あるいは誤解されている自分と本当の自分とのギャップはどんなに近くにいてもあり得るものだと思う。最終章では通り魔殺人の犯人(共同生活者の一人)を彼らは知っていたが知らない振りをし、何事もないように共同生活を続けてきたことがわかったが、なんとも理解できない。

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2010/09/09

Theシックスセンス的小説。 ある秘密がこの小説の肝。 サラッと楽しめる良作。 5人の設定が現代的でどれかは自分、もしくは近い友人知人に当てはまる感じで感情移入がしやすい。 でも秘密を知ると考えさせられる。 現代社会に潜む恐怖って、 無感という 大きな麻薬的感情かも。 何...

Theシックスセンス的小説。 ある秘密がこの小説の肝。 サラッと楽しめる良作。 5人の設定が現代的でどれかは自分、もしくは近い友人知人に当てはまる感じで感情移入がしやすい。 でも秘密を知ると考えさせられる。 現代社会に潜む恐怖って、 無感という 大きな麻薬的感情かも。 何が危険で何が大丈夫なのか? 何を許して何を許さないのか・・・

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2010/08/26

どんなに近くで暮らしていても他人のことなんてわからない。 どの登場人物も適度に(人によっては多分に)堕落していて 雰囲気としては結構好き。

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2010/08/23

普通に、マンションをシェアしてる若者の話・・・と思いながら読み進めると、意外な展開に。えっ?!まじ???って感じ。

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2010/08/13

都内の2LDKマンションに暮らは男女四人の若者達。「上辺だけの付き合い?私にはそれくらいが丁度いい」。それぞれが不安や焦燥感を抱えながらも、“本当の自分”を装うことで優しく怠惰に続く共同生活。そこに男娼をするサトルが加わり、徐々に小さな波紋が広がり始め…。 映画から入って原作...

都内の2LDKマンションに暮らは男女四人の若者達。「上辺だけの付き合い?私にはそれくらいが丁度いい」。それぞれが不安や焦燥感を抱えながらも、“本当の自分”を装うことで優しく怠惰に続く共同生活。そこに男娼をするサトルが加わり、徐々に小さな波紋が広がり始め…。 映画から入って原作を読みました。映画は原作どおり作られていたようで、特に気になる点とかはなかったですが、やっぱり、その後の5人はどうなったのか、知りたいような知りたくないような、そんな気持ちになります。

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2010/10/28

2LDKのマンションで寝起きする5人それぞれの視点で描かれる5つの物語、というか世界(というべきか)。 それぞれが勝手気ままに共同生活をおくりながらも、お互いに干渉し過ぎること無く暮らしていたからこそ、このちょうど良い関係や空間が維持できていたのかなと思いました。 5人の視点で描...

2LDKのマンションで寝起きする5人それぞれの視点で描かれる5つの物語、というか世界(というべきか)。 それぞれが勝手気ままに共同生活をおくりながらも、お互いに干渉し過ぎること無く暮らしていたからこそ、このちょうど良い関係や空間が維持できていたのかなと思いました。 5人の視点で描かれていることで、傍から認識されている自分と自分で認識している自分との差異があること、自分で認識している自分も把握しきれいていないことが分かり、また気づくことで考えることで認識していた世界がガラリと壊れ変化する感覚にはぞくぞくしました。 この終わり方は予想外でしたが、じわじわときました。 吉田氏の作品はこれが初めてでしたが、文章は読みやすく、テンポも良くて面白かったです。

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2010/06/24

朝、始発の電車でうちへ帰るつもりが、なんとなく千歳烏山まで戻るのが億劫になり、歌舞伎町のサウナに泊まった。ドライサウナに七分ずつ三度入り、垢すりで体を二度洗い、水風呂に浸かって仮眠室で寝た。

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2010/06/06

会社のTさんのおすすめで読んでみました。 こわ~。。 こわい! でもなんか全体的にありそう。 こんな人いそう。いるいる。 そんな集まりでした。 ほんとうの自分はこの部屋にはいない、みたいな表現は、んーなるほど!って思いました。 最後がびっくり。 一瞬、なんのこと?て思って...

会社のTさんのおすすめで読んでみました。 こわ~。。 こわい! でもなんか全体的にありそう。 こんな人いそう。いるいる。 そんな集まりでした。 ほんとうの自分はこの部屋にはいない、みたいな表現は、んーなるほど!って思いました。 最後がびっくり。 一瞬、なんのこと?て思ってしまいました。 サスペンスモノはいろいろ覚えてないといけないので、むずかしい。。 もう1回読みたい。

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