パレード の商品レビュー

吉田修一(著者)

2010/05/29

友達が怖いよ！！絶対最後から読まないでね！！
って言って貸してくれたので、読んでみました！
登場人物は皆に好感が持てましたね！！
いいなー皆楽しそうで♪って思って読んでいたのですが…
最後に思いっきり突き落とされたって言うのかな・・・？？
鳥肌が立っちゃいましたよ。
まぁよく分かりませんが…怖かったです…寝る前に読んだのですが、余韻が強過ぎて、すぐ寝れませんでした…
真実を知っていても、何事もないように暮らしている4人もとても不気味だなって思いました…

2011/09/18

共同生活を送る若い男女4人とそこに転がり込んだ男のそれぞれの語る5章から成っている。浮き草というか、若さ特有の気楽な毎日が描かれながらも、固まらない生き方に気持ちが揺らぐのがひしひし伝わってきて良かった。同居人それぞれつながっているのかいないのか。不思議な感覚になる。良介の故郷の亡くなった友人への思いとか、外泊した朝、トーストを食べながらの突然の涙とか、若い時の気持ちを思い出した（笑）こんな風に文章にできる吉田修一さんがやっぱり好きだ〜と思いながら読みました。良介の章が最高の5つ☆でしたが、その他の章はあまり心に響かなかったです。最終章もあまり好きではないかも。勝手にそんな気がするだけですが、良介は後の横道世之介につながるのかなと感じた。

2010/06/24

さらりと読めました。

登場人物がなんか薄くてつかみどころがない感じなのですが、あえてそういう風に書いてあるんでしょうね。

「上辺だけの付き合いがちょうどいい」なんて怖くも思うけど、そんなに不思議でもないような。
人に見せている自分と、本当の自分（と信じている自分？）との食い違いって結構ある。

現実感ないけどリアルです。

2010/05/09

千歳烏山の２LDKのマンションの一室で暮らす５人の若者たちの一見平凡にみえる異常な日常生活。
21歳大学生の良介は大好きな先輩の彼女を寝取る。23歳無職の琴ちゃんはこの世で唯一執着する存在である若手人気俳優の子供を堕すことを決意。24歳雑貨屋店長の未来はレイプシーンを集めたビデオをタンスの奥に大事にしまいこむ。18歳のサトルは夜な夜な売春行為で生計を立てながらも、みんなの前ではかわいい弟分を演じる。そして28歳映画配給会社に勤務する直樹。一見一番まじめそうでいつもみんなの相談役となっている男は、実は近所で起こっている連続婦女暴行の知られざる犯人だ。
みんなお互いを自分とは別世界の人間と割り切りながらも、つかず離れずの距離感を保った生活に心地よさを感じながら暮らしている。いつ壊れてもおかしくない不安定な薄氷の状態でありながら、今日も一日がなにごともなかったかのように終わっていく。

2010/05/03

同じ家に5人で共同生活をしている、一人一人の話。他人の前で演じてるだけで、相手を知ってる気になってる。としたら、犯罪を犯していることを知らないふりしてるだけと言われればその通りかもしれないけど、みんなしらないのではないか。そこに問題があるわけでなくて、人は相手ごとに人を演じているということが言いたかったのかな，

2010/11/25

成人後初めて読んだ本。ラストが衝撃
パークライフ目当てだったんだけどこっちのほうが断然おもろい
最近じゃ映画化されたらしいね　詳細くやしく

2010/04/28

このお話はどこに着地するんだろうとわくわくしながら読み進んでいたのに。そんな感じ。決して評価を低くしているわけではない。とにかく残念だった。なぜなら登場人物のひとりサトルと同じく、あの部屋の住人が好きだったから。

2010/04/20

本日読み終わり。
さらさら読めてさらさら終わったかんじがする。
でも最後の章にはちょっと驚いたかな。

解説にあったけど、ほんとに登場人物がリアルというか、
場面が結構現実的な感じで浮かんでくるあたりすごいと思う。

映画みてみたいな。

2010/04/17

図書館にて。
すごくいいキャストで映画化されたと聞いてお取り寄せして読んでみた。
それぞれの登場人物の相関関係と個性が興味深くて、会話もウィットに富んでいて面白いなーと思っていたらラスト！
こわ！！
ものすごく怖かった。
何が何だかわからない怖さ…。本当に怖いってこういうことなんだろうな。

2010/03/30

う〜ん。普通だった。
レビューでラストが！って期待してたから。とくに。
ただ一人一人の性格がはっきりしてて分かりやすかったし、生活を垣間みる感じはおもしろかったけど、もっと時間が交差してるほうがすきかも。
いろんな人の視点で同じ出来事が書かれてる方がおもしろいかなとおもった。