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吉田修一(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 幻冬舎/
発売年月日 2002/02/10
JAN 9784344001558

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商品レビュー

3.5

161件のお客様レビュー

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2010/01/09

第16回「山本周五郎賞」受賞。

2LDKの部屋をシェアして暮らす、5人の男女。彼らの間に漂う優しい嘘、本音と建前に満ちた生活は、一見穏やかだが……。人の心に隠された毒が、随所できらりと光る。第16回「山本周五郎賞」受賞。

zxc

2024/09/13

都会の若者のルームシェアってこういうものかと、 大学生良介の語りから始まり、青春モノかと思いきや奇異さが際立ってくる。各章一人称で読みやすかったが、未来の章で付いて行き辛くなった。 日常を淡々と、そして情報量の多さにまどろっこしくなってしまった。予想してしまったからか、そこまでこ...

都会の若者のルームシェアってこういうものかと、 大学生良介の語りから始まり、青春モノかと思いきや奇異さが際立ってくる。各章一人称で読みやすかったが、未来の章で付いて行き辛くなった。 日常を淡々と、そして情報量の多さにまどろっこしくなってしまった。予想してしまったからか、そこまでこわさを感じなかった。再読すれば、違うこわさを感じるのだろうが、体調が良く、自分的に頭が冴えているとき読むべきだと思った。冒頭の、他人との距離を車の運転になぞらえる場面はけっこう印象深い。 自分を演じれば、そこは誰もが入れる天国になる。

Posted by ブクログ

2024/07/14

5人の若者の奇妙な2LDK共同生活を描いた青春小説。いつの時代も現実は厳しい。でもふさわしい自分を演じればそこは、誰もが入れる天国になる。杉本良介21歳、H大学経済学部3年。大垣内琴美23歳、無職。小窪サトル18歳、「夜のお仕事」に勤務。相馬未来24歳、イラストレーター兼雑貨屋店...

5人の若者の奇妙な2LDK共同生活を描いた青春小説。いつの時代も現実は厳しい。でもふさわしい自分を演じればそこは、誰もが入れる天国になる。杉本良介21歳、H大学経済学部3年。大垣内琴美23歳、無職。小窪サトル18歳、「夜のお仕事」に勤務。相馬未来24歳、イラストレーター兼雑貨屋店長。伊原直輝28歳、インディペンデントの映画配給会社勤務。5人の生活がオムニバスで綴られる。 若者の奇妙な共同生活。家主は、恋人と暮らしていた直輝。そこへ未来が転がり込んできて、恋人は去っていく。そして、直輝の後輩の後輩である良介がやって来て、未来の友人の琴美がやってくる。なんというか、本当に不思議な関係性だった。 だけど、なんというか楽しそうというか楽というか少し羨ましくなった。未来は、何かを飲みつぶれて帰ってきて、琴ちゃんはリビングでドラマの再放送見ながら、人気俳優となった彼氏からの連絡を待っているし、良介はお世話になっている先輩の彼女に夢中だし、直輝も直輝でこの生活を楽しんでいるようなかんじ。 そんな4人の生活にサトルが入ってきて、何かが変わりそうな雰囲気はするけど、ずっと4人でいたときと変わらぬ生活。本当に、これって若者のなんとなく過ごしている生活の話なんかなって思ってしまうけど、なんでか分からないけど引き込まれてしまう不思議さがった。 この作品が出た頃が、2000年代初めの頃みたいで、なんだか懐かしのワードが出てくる。琴ちゃんがリビングで見ている「ナースのお仕事」は、懐かしすぎたし、私も見てたなぁって思ってしまった。そして、琴ちゃんが言っていた「インターネットの掲示板みたいな生活」。あの頃、趣味や好きなことで語り合う掲示板。たまに現れる荒らしの人もいるけど、大抵はいつもそこにいる常連さんと慣れ合うかんじで話す。いつ掲示板を出て行っても入っていっても「どうぞ」ってかんじ。あのかんじの生活。不思議だ。 ずっと続くと思っていた若者たちの生活。だけど、最後の章の後半になってから少し雰囲気が変わる。急になんだか怖くなる。みんな彼がやっていることには気がついてるけど、あえてそれについては言及しないし、生活は続いていく。ちょっと怖い。なんだか、今まで読んできた彼らの奇妙な生活が、姿を変えて見えた。なんなの?マジで。今まで読んで来たあれはなんだったの?ってなった。 あの5人の生活は、きっとあのまま続いていく。誰かが出て行っても、何事もなかったみたいに。もう怖い。若者の青春小説の顔をした何かだよ、この物語は。 2024.7.14 読了

Posted by ブクログ

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