パレード の商品レビュー

吉田修一(著者)

2010/03/02

深く繋がらない美。
平凡　だけど　愛しい日々　を私も味わってみたい。
私はもうすこし平和的な感じで…(笑)

2010/03/05

なんてことはない、ただ始まった奇妙な男女４人の共同生活。
最後にそうくるのか！という。すごかった。
ちょっと怖い。

2010/08/04

終盤、「えっ！！」と。
吉田氏の作品は読みやすくて面白いことを最近知ったのでいろいろ著作を読み始めたが、本作はたいして情報を持たずに読んだのでびっくり。
なんでなんでなんで～～？？？なんでこうなっちゃうの？？というのが正直なところ。
読後感が悪いというのはこういうことか…。

2010/02/13

2LDKのマンションでの男女５人の共同生活と日常を描いた、トンデモ設定ではあるけれど、割と平凡で平和な青春小説。…だと思いました。途中までは。
５人の登場人物が、それぞれ語り手をバトンタッチさせながら物語を進めていく。その語り口は軽くて読みやすいし、面白い。他のメンバーの視点から見てたときは何も考えてなさそうに見えたキャラクターも、いざそのキャラが語り手になる番が来ると、意外と色々考えてることがわかったり、「５人で生活していくのに必要な自分」を敢えて演じてることがわかったりして、それも面白い部分だと思う。途中までは。
だけど物語が暗転したとき、その面白さは「恐ろしさ」へと変わっていく。最後まで読み終えたとき思うのは、とにかく「いつからそうだったんだろう？」ってこと。すぐに２周目に突入したくなる本でした。

2010/02/09

図書館で借りる。
仕掛けがある、という話を聞いていたので、もしかして・・？と思いながら読んでたけど、
最後の最後でやっぱりそうとわかってドキドキ・・・
普通のルームシェアする若者達の群像劇としても割りと面白かったです。

2010/02/04

日経WOMANで以前オードリーの若林さんが紹介していた本。
吉田修一さんの小説は前々から読みたいと思っていたし、今回映画化されるということで、ちょうど読めて良かった。

だいたいあらすじは知ってたから、結末だけが気になっていたけど、はじめから終わりまでスラスラ読めた。
この人の書く文章、わりとすきだな。
ときどき面白い表現が出てきて、なるほどなーとか思った。
例えば、琴美から見た良介が、ひらがなの「ふ」という文字が似合う、っていう表現とか。

最後は、若林さんの言うように「今風の罰」だった。
というかそれが先に頭にあったから、読み終わって、ああなるほど、って感じだった。
たしかに、今どきは何が起きてもこんな感じかもな、って思った。

映画はどんな風になるのか少し楽しみ。

2010.2.4

2011/08/11

＜内容＞5人の若者の奇妙な2LDK共同生活を描いた青春小説。いつの時代も現実は厳しい。でもふさわしい自分を演じればそこは、誰もが入れる天国になる。杉本良介21歳、H大学経済学部3年。大垣内琴美23歳、無職。小窪サトル18歳、「夜のお仕事」に勤務。相馬未来24歳、イラストレーター兼雑貨屋店長。伊原直輝28歳、インディペンデントの映画配給会社勤務。5人の生活がオムニバスで綴られる。

2010/01/17

う～ん、それほどはまらなかった。
ルームシェアとか、偽家族とかそんな話って最近多いなあ。

もっと生々しさが欲しい感じがした・・・

2009/12/19

終わり方！！！！！って感じです！
２ＬＤＫに男女４人、それからもうひとりが一緒に暮らしていて、
その５人それぞれの視点で１章ずつ構成されている話。
それぞれの視点で進んでいくので、
交わってるようで交わってないような気がする！
大学生の良介が一番すきだな～。
結構印象に残るひとことの多い話だったと思います。

2009/11/23

好きな俳優さんで映画化されるようなので読んでみました。
最後の展開に驚き、読後感はビミョーな感じです。
人によって自分を使い分けるというのは当たり前だけど
改めて考えると怖いよな～と思いました。