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ローマ人の物語(7) の商品レビュー

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74件のお客様レビュー

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2009/10/04

グラックス兄弟の後に登場したマリウス。 平民出身で軍事的才能を発揮し執政官に上り詰める。そしてその彼の下で成長していったスッラ。 最終的に2人は指揮権を巡り争い始めます。 それが、多くの人間を巻き込むことになり、多大な犠牲のもとに、スッラの統治体制が確立されます。 しかし...

グラックス兄弟の後に登場したマリウス。 平民出身で軍事的才能を発揮し執政官に上り詰める。そしてその彼の下で成長していったスッラ。 最終的に2人は指揮権を巡り争い始めます。 それが、多くの人間を巻き込むことになり、多大な犠牲のもとに、スッラの統治体制が確立されます。 しかしそれも彼の死後数年で崩壊し、ポンペイウスなどが台頭してきます。 しかし歴史が求めていたのはポンペイウスではなく、彼の後に現れる天才的英雄だったのです。

Posted byブクログ

2009/10/04

混迷を極めるローマは内戦状態に。 内戦を制した守旧派の頭目スッラは改革派をクールに殺しまくる。 怨念渦巻くローマで改革派は息を潜め反抗の時を伺う。 やがてスッラも死にポンペイウスの登場となるが・・・。

Posted byブクログ

2009/10/04

「きみたちには分からないのかね、あの若者の中には百人ものマリウスがいることを」 ルキウス・コルネリウス・スッラ 歴史は時に突如一人の人物の中に自らを凝縮し、世界はその後、この人の指し示した方向に向かうといったことを好むものである。 ヤコブ・ブルクハルト

Posted byブクログ

2009/10/04

本屋に平積みされてるいわゆる「成功本」をいろいろと読み漁るにつれて、「成功って何?」とわからなくなり、原点にかえって歴史について、しかも歴史上の人物を中心に学んでみようと思ったのがきっかけです。 これまでの人生、私はあまりにも歴史を軽視しすぎてました(笑) 新しいことばかりを追...

本屋に平積みされてるいわゆる「成功本」をいろいろと読み漁るにつれて、「成功って何?」とわからなくなり、原点にかえって歴史について、しかも歴史上の人物を中心に学んでみようと思ったのがきっかけです。 これまでの人生、私はあまりにも歴史を軽視しすぎてました(笑) 新しいことばかりを追いかけて、先端を行くことばかり考えてました。 今ももちろんそうなんですけれど・・・。 成功本って、楽してお金をもうけるとか、そういうことが究極の目的みたいな感じなんですけど(いや、ちょっと極論ですが^^)、楽してお金をもうけてそれで本当に私は満足なんだろうか?と問うてみて、あんまり満足感を得られそうにないなあと感じたのです。 小さいお城(会社)を持てば満足? お金をがっつり稼げば満足? それでいて暇をたっぷり得られたら満足? この迷いがあるうちは、一歩が踏み出せないんですよね^^ 何世代にも渡る偉人について学びながら、少し後ろに下がって自分の人生、そして息子達の人生を考えてみたいと思います。

Posted byブクログ