ローマ人の物語(7) の商品レビュー
グラックス兄弟亡き…
グラックス兄弟亡き後のローマ、動乱の時代。マリウスとスッラの内乱は凄惨を極める。同じ国内での内乱ほど、酷いものはないと思われる。
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すばらしい能力も、時…
すばらしい能力も、時代の方向性とベクトルが違ってしまえば無益どころか有害・・・そんな冷酷さもまた、歴史というものの凄みなのでしょうね。
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マリウスとかつて部下…
マリウスとかつて部下であったスッラとの戦い。この戦いのために、ローマは内乱になり、多くの血が流れた。独裁制の始まりです。
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急進的改革派が時に残…
急進的改革派が時に残酷であり、内乱が悲惨なものであることを実感させられます。さて、徹底的に保守化(もとのローマ化)をするというスッラの反動的改革は見事としかいいようがありません。しかし、地中海全部を一つの視野に収めたカエサルには別のローマが見えていました。
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後の大英雄・カエサル…
後の大英雄・カエサルに続く小英雄たちが登場。特に方向性こそ違えどスッラの持った着眼点はカエサルに続くものにも思えます。
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ここから若いユリウス…
ここから若いユリウス・カエサルが出てきます。カエサルファンとしては抑えておきたい一冊。
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マリウスの死後、元老…
マリウスの死後、元老院主導型の共和政を目指し、スッラの独裁政治が始まります。しかしながら彼の死後、皮肉にもスッラ派の人々によって、スッラ体制は崩壊してしまいます。この巻では、世界史でもお馴染みの主人公達が登場します。
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混迷の後の天才、スッ…
混迷の後の天才、スッラ、そしてポンペイウスなど、後から振り返ればカエサルに繋がる人々が現れる巻です。しかし、彼らはその意思があったわけではなく、自分達の才能と、欲望を果たします。後の巻を読んだ後、読み返すと、別の趣があります
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独裁者のさきがけとな…
独裁者のさきがけとなったスッラ、若いうちから華々しい人生を歩んでいたポンペイウスなど、この辺から著名人の独壇場のようなローマ史になってきます。先駆者として才能を持った彼らでも止められなかったローマの混乱、それをとめたカエサルはやはり天才だと思わざるを得ません。
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非常にためになる。西…
非常にためになる。西洋の原点がここにあり!!今の西洋が見えてくる
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