模倣犯(上) の商品レビュー
最後の数ページで明らかになる 「模倣犯」というタイトルの意味。 たくさんの目線や時間の波に 巻き込まれながら読む作品。 下巻に入ってからはもう ぐいぐい 止まりません。 「殺人」そのものよりも その前と後に派生し散らばるもの そこに焦点を当てた話だと思います。 ラストの有馬の...
最後の数ページで明らかになる 「模倣犯」というタイトルの意味。 たくさんの目線や時間の波に 巻き込まれながら読む作品。 下巻に入ってからはもう ぐいぐい 止まりません。 「殺人」そのものよりも その前と後に派生し散らばるもの そこに焦点を当てた話だと思います。 ラストの有馬のおじいちゃんのくだりには 思わず涙しました。
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これだけ読んでまだ半分。笑 無駄に長い訳ではなく、それだけ個々の登場人物を丁寧に書いているので感情移入し易いし、被害者側、犯人側と視点が変わるので飽きもこない。後半の展開が楽しみだー!
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おもしろい!一番おすすめな本は?って聞かれたら迷わずこの本を選ぶ。 自分にとって衝撃的な本でした。
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2回読みました。 ボリュームがありますが読みきってしまう面白さ。 様々な視点から事件を見ていく。
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話題になった本はだいたい読む派だったけれど、この本を切欠にそれを変えた。相性があるんだとしみじみ思った作品です。なので下巻は読んでいない。 10年経った今読めば、また違った感じ方をするのかもしれないが。
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721ページの2部構成。 連続女性誘拐殺人犯の幼友達の青年二人組。1部では事件を追う警察、被害者の遺族側の心理や動きを描き2部では犯人側を焦点に事件の計画から実行の顛末を描いている。 下巻の3部、4部ではどのように展開されるのだろうか?
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とても辛い話だった。 連続殺人ミステリーで、笑う犯人、追う警察、悲しむ遺族、そしてそれに関わった女性作家の視点を描いていく。 絡み合っている人間関係が切なくなっていく。 特に遺族がどれだけ悲しいか、どれだけ辛いか、遺族の周りの人々との会話や心の声から伝わってきて辛い。 心にズシ...
とても辛い話だった。 連続殺人ミステリーで、笑う犯人、追う警察、悲しむ遺族、そしてそれに関わった女性作家の視点を描いていく。 絡み合っている人間関係が切なくなっていく。 特に遺族がどれだけ悲しいか、どれだけ辛いか、遺族の周りの人々との会話や心の声から伝わってきて辛い。 心にズシンと響き残る話だった。
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はじめて読んだ時は犯人の残忍性が衝撃的だったし、悪者だけでなく、物語にでてくる登場人物たちの個性が豊かだった。特に名前は忘れたけど、犯人と対決したおじいちゃんが強すぎだったし、蕎麦屋で一生懸命働く妹思いのお兄ちゃんもいい味だしてた。これからも何度か読み返すだろうな。
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二部作の長編。 長すぎて、読み終わった時の感動は激しかった。 やっぱりタイトルの意味が最後でわかる作品はかなり好きだな。 映画化もされていて、SMAPの中居が犯人役を演じていた。 ただ、この大長編は本でしか描画できない箇所が多いので読んでほしいな。
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「火車」も「理由」も大好きだけど、読後感がものすごかったという点では断然これでしょう。 えらい衝撃を受け、読後はしばらく脱力・・・。 続編にあたる「楽園」も好きです。
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