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模倣犯(上) の商品レビュー

4.2

365件のお客様レビュー

  1. 5つ

    155

  2. 4つ

    123

  3. 3つ

    56

  4. 2つ

    10

  5. 1つ

    2

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2012/09/23

これから下巻を読みます。 読みやすく、読みごたえもありました。出てくる人数が多すぎて、たまに泣きそうになりましたが、その一人一人の背景が丁寧に書かれており、それぞれの人格形成の過程がわかりやすかったです。

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2012/09/20

初めて読んだ宮部みゆき作品。 宮部みゆきは心理描写がたくみで深い。 かなりの長編だけれど苦にならない、どころか、もう半分終わり?という感じ。

Posted byブクログ

2012/07/30

ページ数は多いが読みやすかった。 登場人物が多く、今後の物語の展開に彼らがどう関わっていくのか、また物語がどんな結末を迎えるのかとても気になる。 あとタイトルの意味もまだよく分かってないのでそこも楽しみ。 とりあえず、下巻に期待。

Posted byブクログ

2012/07/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

  読んだのは中学生の頃。 長い上に、1ページ上下に段分けされていて、当時の私にはキツかった。 よく覚えていないけれど、真一くんと滋子さん好きでした。 上巻は事件がばら撒かれて終了した気がする。下巻で、ピース達側の描写に移った時、殺害シーンのリアルさに感心していた。 夏場の暑いロッジでの風景が思い浮かべやすく、女性作家特有の容赦ない残酷な表現の仕方が、とても分かりやすく、衝撃的だった。 衝撃的だったくせに詳細を覚えていない。 下巻は止まる事無く、スラスラ読めて、佳境では寝ることも出来ずに徹夜で読んだ。 読み終え、朝が来て、さあ寝ようという時に、「今日デパート行くから」と言われた時の絶望感。

Posted byブクログ

2012/07/16

このバラバラなものがどう繋がっていくのだろう。 楽園を先に読んでしまったので、滋子は何で傷ついたのだろう。 まだ謎だらけ。あの人がこうなるんじゃないかとか、頭の中、憶測だらけ。

Posted byブクログ

2012/07/16

空恐ろしい。 ぐいぐいと引き込まれて、一気に読める。 けれど、怖い。 怖くて怖くて、続きが読みたいのか、ここで本を閉じてしまいたいのか、わからなくなる。 それは、妙にリアルだから、ということに尽きるだろう。 生々しく、彼ら彼女ら(被害者も加害者も巻き込まれた人も、関わってしまっ...

空恐ろしい。 ぐいぐいと引き込まれて、一気に読める。 けれど、怖い。 怖くて怖くて、続きが読みたいのか、ここで本を閉じてしまいたいのか、わからなくなる。 それは、妙にリアルだから、ということに尽きるだろう。 生々しく、彼ら彼女ら(被害者も加害者も巻き込まれた人も、関わってしまった人もだれもかれも)の痛みと言い表すには簡単すぎる、喉を掻きむしるような、救いのない悶絶が。 最後には、救いがあって欲しい。 そう願って、下巻へと進む。

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2012/06/15

宮部さんの書く文章は、難しい言葉があまり出てこないのでとても読みやすい。 一気にぐいぐいと読ませられるのだが、あまりもの長編なのでさすがに疲れてくる。 とくに単行本の分厚さは重くて持っているのがしんどい。 持ち運んで読む人には文庫本をおすすめしたい。 内容については、犯人の思考...

宮部さんの書く文章は、難しい言葉があまり出てこないのでとても読みやすい。 一気にぐいぐいと読ませられるのだが、あまりもの長編なのでさすがに疲れてくる。 とくに単行本の分厚さは重くて持っているのがしんどい。 持ち運んで読む人には文庫本をおすすめしたい。 内容については、犯人の思考に胸が悪くなる。 男って、女って、こんな馬鹿なのか。 人間ってこんな思考を持っているのか。 なんだか信じられなくなっていく。 顔やスタイルが良いって得なことばかりじゃないのだな。

Posted byブクログ

2012/06/14

ものすごいボリュームたっぷりの本だったけど、すぐに作品に引き込まれた。 さすがに何日もかかったけど、続きが気になって仕方がなかった。 想像するとすごく恐ろしいー… 犯人が自分の中でわかったときぞわっとしたー…

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2012/05/28

古い読書記録より。 世間を舞台に芝居を続ける、栗橋とピースを捕まえる。 ミステリとしての筋書きの波乱万丈、わくわくハラハラも十分楽しんだが、 特に遺族側に立った著述にも多くのページを割かれていて、遺される悲しみが ひしひしと胸にこみあげてくる。こういうところに丁寧に筆をさくあた...

古い読書記録より。 世間を舞台に芝居を続ける、栗橋とピースを捕まえる。 ミステリとしての筋書きの波乱万丈、わくわくハラハラも十分楽しんだが、 特に遺族側に立った著述にも多くのページを割かれていて、遺される悲しみが ひしひしと胸にこみあげてくる。こういうところに丁寧に筆をさくあたりが、人情噺を得意とする 宮部さんらしいなと思った。 「人はみな、真実には眸を瞑り、安易で信じやすい方を選ぶのか?」 「オリジナルの生き方など存在せず、誰かの模倣でしかないのか?」 実際に犯罪を起こした「模倣犯」を追いながらも、読む者に対して あなたたちも模倣者のひとりかもしれない、という指弾を加える。 ”真実に眸を向けることを怠ってはいないか” 事件に関係のない、平凡な人間のひとりであるという自覚でのんびりと本書を読んでいると、 ふいにこんな力強い問い掛けに、頭をはたかれることになる。

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2012/05/19

H24.5.13 上巻を土日で読んだ。疲れた。でも早く最後を読んで安心したい。それ程犯人は胸糞悪いヤツだった。

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