サンタのおばさん の商品レビュー

東野圭吾(著者),杉田比呂美(著者)

2010/09/10

図書館で借りてみたら絵本だった。

サンタの国際会議でアメリカの次のサンタがおばさんサンタ。

サンタになるためには全員の承認が必要という。

この会議が紛糾する。女性のサンタは前例がないに始まって父性がどうのこうのとか、
結局、会議は収束するのだが世の中のことを反映していた。

最後にサンタのおばさんは再婚する。それも前例がないことだったが承認されたらしい。

世の中もこんなふうにスムーズに進めばいろいろな問題が解決に向かうのにね。

2010/08/12

絵本で薄いし、読みやすいかなと思って手にとりました。読みやすかったけど、内容は深かったです。凝り固まった固定観念をやわらかくほぐしてくれました。各国のサンタが意見を出し合い、試行錯誤していく場面も、「なるほど、そういう見方もあるのか」と考えさせられました。

2010/08/09

くすっと笑えるところもあり、心温まる絵本でした☆
なによりイラストがすてきです。

トナカイのそり、のってみたいな～♪

2010/07/21

世界のサンタが集まり、会議が始まります。
「サンタはどうあるべき？」をテーマに、様々な社会問題・国際問題をおりまぜながら、議論していきます。
思わずぷっと吹き出してしまうところや、じ～んと胸があったかくなる場面もあり、子供にはちょっと
難しい気もしますが良い絵本だと思います。
個人的には、アフリカとオーストラリアのサンタが可笑しかったです。
サンタのイメージが定着している分、あ、なるほどねって思えて、子供との会話が楽しくなりそうです。

2010/07/16

東野さん目当てで読みましたが、イラストに惚れました///内容は難しい国際問題などが取り上げられていて深かったです。子供向けでは無いなぁ

2010/06/24

読始：2010.06.24
読了：2010.06.24

東野圭吾の絵本。
「片想い」の中で舞台としてでてきたものらしい

子ども向けにしては難しいし（内容が）
大人向けにしては中途半端な気がした。

絵は可愛かったり、ハッピーエンドだったり子どもも十分楽しめなくないが、ラストのハッピーエンドはそれまでの流れからするとどうなの？って感じ
また絵本にしては文字数が多く小説としても読める

内容に深く言及はしないが、世界の差別や日本の家庭問題を風刺したもの
登場するサンタクロースたちの国民性や取り上げる社会問題がうまいこと表現されているといえなくはないが、絶妙？で子どもにはわかりにくいかも

大好きな東野作品ということで読んでみた一冊でした。

2010/06/05

東野圭吾の絵本作品。そういえばサンタはおじさんだと決められてたな。
男女差別、人種差別。国際問題も絡んでくる。

子供に楽しませるために書いたのか、東野作品なら大人も大勢読む事を考慮して書いたのか。
両方なのかな？

絵もかわいいし、ハッピーエンドだし、良いと思う。

2010/05/06

文章のタッチやイラスト、書き出しは子供向けと思わせる内容なので楽しい物語を想像して読み進めていくと、
途中から人種差別であったり日本の家庭問題等がシニカルに描かれていて急に現実に突き落とされる。
そういう社会問題を取り上げたかったとしても、もっとオブラートに包んだ表現にして欲しかった。
しかも父親と死別した自分の子供の勧めでサンタに立候補したはずなのに最後には再婚って？！
だったら敢えておばさんがサンタになる必要ないじゃん！
いったい誰に何を言いたいのかよく解らなかった。

2010/04/14

小説でも絵本でもない。
子ども向けの本なんだろうけど･･･

それにしては差別問題とかの絶妙さが子どもには伝わりにくい表現だし、
サンタの～って割りにサンタの仕事してるシーンはないし、
お父さんいない同情票集める割には再婚決まってるし・・・

いろんな意味でかなり中途半端。
東野さん、もうこんなの書かないでね。

2010/03/31

こんな作品も書いてるんですね。サンタを題材にした人種差別に訴える作品？なんてことはないと思うけど、考えさせられますな。