サンタのおばさん の商品レビュー
サンタさんは赤い洋服に白いおひげ、ふっくらした体型のおじいさん そうじゃなくっても問題ないよね、女性だって、若者だって、服が赤じゃなくったって子供を愛する気持ちさえあれば。固定観念ってほんとに身近なところにあるよな、と気付かされる本だった。
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新任サンタ候補としてやってきたジェシカは、 息子が2歳の頃に夫を亡くし、一人で子供を育ててきた。 ジェシカをサンタに応募したのは息子のトミー。 サンタは男の人にしかできないと諭すジェシカに、 トミーは「ママはパパの分まで愛してれているんじゃなかったの」と怒り、そこで彼女は 父性は確かに大切なもので、サンタは父性の象徴だと思う。でもそれを与えられるのは男性だけではない、と気付き、サンタへ応募を決めた。そして彼女はサンタの一人に選ばれた。 もしもジェシカがサンタに選ばれる前に、 結婚もしていない、子どももいない一人の女性が 子どもたちに夢や希望を与えたいという一心でサンタに応募していたとして、 果たしてサンタになれていたのだろうか?
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東野圭吾が絵本を出していた事にまず驚き 20年以上も前に多様性や日本の少子化などの 問題提起している点にも感心した 杉田比呂美さんの色々な国のサンタさんの絵が とても可愛くて癒される〜 お話しもほっこり温かい気持ちになりました
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東野圭吾氏の絵本があったなんて知らなかった。女性がサンタだって良いじゃない。クリスマスにピッタリな一冊です。
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東野圭吾さん、ミステリーだけじゃなくて、ほっこり系も執筆する事に驚き!そして、面白い!!! サンタクロース=男という固定概念があり、女性がやってもいいじゃない!という、現代に対応したサンタクロース物語だなぁと。 まさかの最後、そういう展開とは。。。笑笑 あと、杉田比呂美さんの絵...
東野圭吾さん、ミステリーだけじゃなくて、ほっこり系も執筆する事に驚き!そして、面白い!!! サンタクロース=男という固定概念があり、女性がやってもいいじゃない!という、現代に対応したサンタクロース物語だなぁと。 まさかの最後、そういう展開とは。。。笑笑 あと、杉田比呂美さんの絵もすごく可愛くて癒される!!!
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大人でも十分満足のサンタさん絵本。ほっこりした。それぞれの国のサンタさん。どの国のサンタさんも子供を思って頑張っています。
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10年以上前に読んでからの再読。 約20年前に書かれた本ながら、ジェンダーや人種差別、現代の父親像や少子化問題をさらっと書いてる東野圭吾は流石。 中学生の読み聞かせにと思ったけど、ちょっと長いからブックトーク的な紹介が理想かな。
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この本が出版されたのは2001年。 サンタ協会ではサーフィンでプレゼントを配ることも、グリーンの服でプレゼントを配ることも承認されているらしい。そしてついに女性のサンタも誕生した。 これまで、サンタと聞いて、女性をイメージしたことがなかった。 確かに、男性だけがサンタとは限らないと思った。 確かに、父性は男性にだけあるものではないし、また母性も女性にだけあるものではない。
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ただの絵本?と思った方。 扱うテーマはすべての年代がわかりやすいが、とても考えささせられるお話。 本はただページ数が多ければ良いというわけではなく、メッセージが大事だなと立ち返ることができる。
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優しい絵で、「サンタさんはこうじゃなきゃいけない」とか「今まではこうだったから」というサンタさんについての固定観念の話をしている絵本。
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