サンタのおばさん の商品レビュー
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サンタ協会のアメリカ支部では, 次期代表を女性にするという。 これまでに, 黒人のサンタが顔の色で, オセアニアのサンタが,ポロシャツとサーフボードで, アフリカのサンタが赤ではなく緑色で それまでの定型とは違う例外を認められて来た。 最後に,女性のサンタを認めるときがきた。 好感がもてる筋書きです。 日本のサンタがちょっと軟弱なのは,ご愛嬌かも。
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薄くて、絵本みたいで、一気に読めました。 東野さんってこういう本も書くんだぁ。知らなかった。 挿し絵がとてもかわいいです。
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サンタクロースはみんな白髭のおじいさんじゃなきゃいけないの? サンタにおばさんがいてもいいんじゃない? かわいいお話ですが奥深くもあります。 オトナでも楽しめる絵本です。
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東野圭吾さんのめずらしいファンタジーな本。 挿絵が多いので、短編だけれど絵本みたいな作品。 サンタクロースと言えば、赤い服だったり、トナカイだったり するわけだけれど、世界各国共通しているのが白い髭を 生やしたおじさん、というところ。 何故、女性おばさんはいないのか。 男女や人...
東野圭吾さんのめずらしいファンタジーな本。 挿絵が多いので、短編だけれど絵本みたいな作品。 サンタクロースと言えば、赤い服だったり、トナカイだったり するわけだけれど、世界各国共通しているのが白い髭を 生やしたおじさん、というところ。 何故、女性おばさんはいないのか。 男女や人種、肌の色の違いなどの差別を問う作品に なっていて、とても興味深かった。 クリスマスシーズンにぜひ読みたい。
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各国のサンタさんによる会議。 議題は「'サンタのおばさん'は認められるか?」 各国のサンタの中に、お国柄が垣間見えてるのが面白い。
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東野圭吾さんの絵本。 新鮮であることは確か。ほんの数十ページのかわいい挿絵が付いた本なんだけど、メッセージは「サンタ」という多くの世界で理解されているものを媒介として、人種差別、性差別、現代の家庭環境を伝えるものだった。 サンタのイメージとはなんなのか?赤い服?白いひげ?肌の色?男であること?イメージからの脱却をし、人間として尊重されることを短い絵本だったけど、伝えてくれる1冊です。
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性サンタを認めるか否か・・・がテーマで、東野圭吾らしい内容だった。 最後が心温まる締めで「いい話しだな~」って思た(^-^*
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ふわふわ、ほのぼのストーリー。あまりに軽くてあっさりし過ぎているが、子供向け絵本に準じているので仕方ないだろうなぁ、絵も雰囲気ピッタシ。有名作家の同様な絵本レベルをけっこう読んだが、失望する方が多かった。このサンタの話は、肩がこらず絵本だからと細かい事は気にせず楽しめる。
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絵本て 子供が読むものだけど 大人にも読んで欲しい と思うものがある よく言われるのが 100万回ないたねこ これも それのような 気がした
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へえぇ~フィンランドで開かれたサンタ会議で会長退任・副会長の昇格が決まり、会長が新たに指名したサンタUSAはジェシカという女性だった。サンタは父性の象徴だと誰もが思い込んでいた為、混乱したが、彼女の息子が推薦したと聞いて承認された。夫は子が2歳の時に亡くなり、彼女が父親の代わりも...
へえぇ~フィンランドで開かれたサンタ会議で会長退任・副会長の昇格が決まり、会長が新たに指名したサンタUSAはジェシカという女性だった。サンタは父性の象徴だと誰もが思い込んでいた為、混乱したが、彼女の息子が推薦したと聞いて承認された。夫は子が2歳の時に亡くなり、彼女が父親の代わりも務めていたのだ。イブの夜、アラスカから配り始めて帰宅したジェシカは上の階に住む娘の父にイエスと返事をした~東野はエンジニアだったんだ。絵の多い作品であっという間に読めるが、子供の図書棚でなく、一般の本棚に所蔵されていた
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