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サンタのおばさん の商品レビュー

3.6

122件のお客様レビュー

  1. 5つ

    20

  2. 4つ

    45

  3. 3つ

    39

  4. 2つ

    6

  5. 1つ

    3

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2019/02/10

季節外れとは思いながら前から読みたかったので図書館で借りました。 世界各国のサンタが集まって会議し、史上初の女性サンタが誕生し、そして彼女は素敵な再婚をします。 とても優しい本でした。イラストも素敵でした。

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2018/04/21

4-16-320540-3 72p 2001.11.15 1刷 ○サンタクロースの存在を知った子供から 読みましょう ネタバレで楽しめないでしょうから

Posted byブクログ

2018/01/10

「告白」のスピンオフであるこのタイトルの絵本が本当に存在すると知り、また自分の住む市町の図書館が保有していたこともあり、興味本位で読んでみました。 で、好意的な感想が多い中、ケチをつけるのは恐縮ですが、以下、盛大にツッコませていただきます。 まず本書に登場するサン...

「告白」のスピンオフであるこのタイトルの絵本が本当に存在すると知り、また自分の住む市町の図書館が保有していたこともあり、興味本位で読んでみました。 で、好意的な感想が多い中、ケチをつけるのは恐縮ですが、以下、盛大にツッコませていただきます。 まず本書に登場するサンタ協会の支部配置地域の選定は一体誰が?全部で12支部あるが、アメリカ、カナダ、フランス、イタリア、イギリス、オランダ、ドイツ、ベルギー、フィンランド、日本、で、いきなりオセアニアとアフリカとは、また随分偏った配置ですな。政治的な、作為的な意図を勘ぐってしまいます。 また、日本や欧州で現代に定着している、いわゆるサンタクロースの標準スタイル「白い髭、白い眉、赤い外套、赤いズボン」は、かのグローバル企業コカ・コーラが流布したイメージであって、そもそもサンタクロースは各国それこそ多様な姿をしていたはず。(もちろん性別や年齢も多様。)なので、女性がサンタクロースになることの是非について議論するなんてのは、随分と不寛容で排他的な組織なのだなぁという印象。 そしてそれぞれのキャラクターも、イタリアサンタは時間にルーズで陽気、ドイツサンタは規定に厳しいだとか、これこそザ・ステレオタイプというか、偏見に満ち満ちているなぁという印象。 もちろん、主題は、 「姿形など大した問題ではない。」 「問われるべきは人間的資質。」と、 おっしゃりたいことはわかるのですが。 男も女も無い!と訴えたい割に、まずタイトルから「おばさん」と付けてしまうあたりも随分乱暴な気がします。 (好意的な意味を込めて、またわかりやすくする為のあえての「おばさん」なのかもしれませんが。) 以上 五月蝿〜いおばはんからの、どーでもいい指摘でした。既読スルーお願いしまーす。てぺぺろ。

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2017/06/14

可愛らしいストーリー。各国を代表するサンタの人物の描写には東野さんらしさがにじんでいて、ファンとしてはくすりとさせられる部分。ファンタジーを現代に上手く折り合わせていて、違和感もない。もしかして、ひょっとしてある日夜空を見上げていたら、サンタのそりが見えたりしたりするんじゃないか...

可愛らしいストーリー。各国を代表するサンタの人物の描写には東野さんらしさがにじんでいて、ファンとしてはくすりとさせられる部分。ファンタジーを現代に上手く折り合わせていて、違和感もない。もしかして、ひょっとしてある日夜空を見上げていたら、サンタのそりが見えたりしたりするんじゃないかと、いい歳した中年男にも思わせるような、ほんわりと素敵な本。添えられたイラストもおしゃれで素敵。

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2017/03/11

かつて東野圭吾さんの本はすべて読むというくらいはまっていた作家さんの絵本ということで読んでみました 絵本という短さながら、やっぱりさすが東野圭吾さんだなぁ…という内容です 人種や男女差別などを考えさせられる内容で、新しい視点や広い視野を意識するいい機会になりました 色々な本は読...

かつて東野圭吾さんの本はすべて読むというくらいはまっていた作家さんの絵本ということで読んでみました 絵本という短さながら、やっぱりさすが東野圭吾さんだなぁ…という内容です 人種や男女差別などを考えさせられる内容で、新しい視点や広い視野を意識するいい機会になりました 色々な本は読むけれど、なんだかんだ自分はステレオタイプだなぁ…と実感させられつつも、絵も細かいところまでかわいらしく、ほっこりした気持ちにさせてくれます

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2016/11/19

杉田比呂美さんの絵にほっこり。 まさか東野圭吾が絵本とは。 でもこの文章、たしかに東野圭吾だ。 ちびっこには文字が多すぎるだろうけど小学生からは読ませたいお話。

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2016/06/30

文章も絵もいいね。 この本こそが素敵なプレゼント。 小学校高学年くらい(?)から、進学やら就職やらで自分の立ち位置が変わるたびに目を通してみたら、都度違った視点での発見をしながら読んでいけるんじゃないかな・・・なんて思えるくらい、短い中にいろんなものがつまってて、かつ読後はちょ...

文章も絵もいいね。 この本こそが素敵なプレゼント。 小学校高学年くらい(?)から、進学やら就職やらで自分の立ち位置が変わるたびに目を通してみたら、都度違った視点での発見をしながら読んでいけるんじゃないかな・・・なんて思えるくらい、短い中にいろんなものがつまってて、かつ読後はちょっぴり温かい気持ちになれる本。

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2016/04/29

サンタ達の会議の様子が面白かった。イラストがとても良い雰囲気を醸し出しているので、そこから想像すると、サンタさん達が可愛くて、ほっこりした^ ^ ダイバーシティの研修の材料として使われたりするみたい。なるほど。 確かに、あーこういう見方もあるなーとか、ステレオタイプにとらわれて...

サンタ達の会議の様子が面白かった。イラストがとても良い雰囲気を醸し出しているので、そこから想像すると、サンタさん達が可愛くて、ほっこりした^ ^ ダイバーシティの研修の材料として使われたりするみたい。なるほど。 確かに、あーこういう見方もあるなーとか、ステレオタイプにとらわれてたなとか、気付く部分もあった。 気軽に読めて、楽しみながら、視点が広がる良書。

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2015/08/30

季節外れのサンタクロースの絵本。 なんで、東野さんが?と、思いながらも、サラッと読めて、挿絵に癒されそうだなーと思い、図書館で借りてみた。 内容は、偏見について。かな? 私たちは、サンタクロースについて、完全に偏見を持っている。 その概念を覆す出来事。 各国のサンタクロースた...

季節外れのサンタクロースの絵本。 なんで、東野さんが?と、思いながらも、サラッと読めて、挿絵に癒されそうだなーと思い、図書館で借りてみた。 内容は、偏見について。かな? 私たちは、サンタクロースについて、完全に偏見を持っている。 その概念を覆す出来事。 各国のサンタクロースたちが述べる言葉に、「はっ」とすること数回。 私も完全にステレオタイプだったなーと。 サンタクロース業をこなすシーンは、あまりにわかりやすく、にやけてしまう。 そして、最後は、「そーきたか」と。 ステレオタイプを批判するだけでは終わらないところが、東野さんのすごいところだなーと思う。 ハートフルな作品だった。

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2015/03/22

<人種・性別の壁を超えて> 本作は白夜行や容疑者Xの献身、プラチナデータなど、数々の有名作品を世に送り出している東野圭吾作の絵本。作品名の通り、「サンタのおばさん」がテーマとなっている。 日本人の多くの人が連想するサンタクロースは、某チェーン店のカーネルおじさんのような、白髭...

<人種・性別の壁を超えて> 本作は白夜行や容疑者Xの献身、プラチナデータなど、数々の有名作品を世に送り出している東野圭吾作の絵本。作品名の通り、「サンタのおばさん」がテーマとなっている。 日本人の多くの人が連想するサンタクロースは、某チェーン店のカーネルおじさんのような、白髭・赤服・小太りのおじさん(おじいさん)であろう。しかしこのイメージは私たちが知らぬ間に刷り込まれた一種の偏見である。そうした偏見をなくすべきであるということを本作は教えてくれる。 また本作では様々な国のサンタクロースが登場する。各国それぞれに担当のサンタクロースがおり、サンタクロースになる際や、国情に合わせた柔軟な対応をする際には、サンタクロース全員の承認が必要になる。そうしたなかで、サンタのおばさんがどうなっているのかということに注目して読んでいただきたい。加えてサンタのおばさん以外にも、国や人種の違いがどうなっているのかということにも注目である。 唯一の問題点として、絵本という読みやすい媒体にしたにもかかわらず、それが生かし切れていない点である。ページ数が多く挿絵も控えめなため、大人が読む分には十分でも、小学生では高学年以上でやっと読むことができるというレベルだろう。文学的価値はあるが、絵本にはあまり向いていないと感じた。 本作を通じて、差別・偏見について多くのことを考えることができるはずだ。大人が読んで楽しめる絵本を求めている人にお勧めしたい。

Posted byブクログ