月魚 の商品レビュー
好き嫌いが分かれるだろうなと思う作品ですが、私は大好きです。古書にまつわる、静かでほんのりと妖しいお話。
Posted by
静かで、雰囲気があって、尚且つ大胆。素敵な世界が描かれていると思う。 耽美なのが嫌いな人は評価を差し引いて考えて良いと思います。
Posted by
雰囲気がとてもすてき。しをんの登場人物の名前にはいつもびっくりしちゃう。とっても静かな空気が味わえます。白黒映画観てるみたい。秋の夜長にはオススメ。
Posted by
古書店という私たちにほとんどになじみのない世界(まったく未知)が舞台。だが作者の三浦しをんさんは冒頭の数行で一気にその世界へと引き込んでくれる。 そして”古書店の本たち”と”過去への罪の意識を背負ったままの二人”この二つの時を止めてしまったような雰囲気が重なり、深い世界に浸りなが...
古書店という私たちにほとんどになじみのない世界(まったく未知)が舞台。だが作者の三浦しをんさんは冒頭の数行で一気にその世界へと引き込んでくれる。 そして”古書店の本たち”と”過去への罪の意識を背負ったままの二人”この二つの時を止めてしまったような雰囲気が重なり、深い世界に浸りながら読んだ。
Posted by
凄い大胆だなあと思った。とても綺麗な本ですよ。 ぎりぎりのラインで表現する三浦さんに勝手に親近感(笑)
Posted by
真夏の午後、親と喧嘩した後の東海道線下りの中で、一人傷心抱きつつ読んだという、私の中で一生記憶に残るだろう作品(いろいろな意味で/笑)。 あまりこれを読んで泣く人はいないだろうけど、私は泣いた。 真志喜と瀬名垣の関係のどうしようもなさが切なかった。
Posted by
「罪」と「再生」の青春小説!! 古書店『無窮堂』の店主・本田真志喜と幼馴染で「せどり屋」の瀬名垣太一。田舎町の旧家に買い付けに行った先で出会った人物は、二人の「罪」を呼び起こした。新進気鋭の女性作家が描く「罪」と「再生」の書き下ろし青春小説 【感想】 http://plaza...
「罪」と「再生」の青春小説!! 古書店『無窮堂』の店主・本田真志喜と幼馴染で「せどり屋」の瀬名垣太一。田舎町の旧家に買い付けに行った先で出会った人物は、二人の「罪」を呼び起こした。新進気鋭の女性作家が描く「罪」と「再生」の書き下ろし青春小説 【感想】 http://plaza.rakuten.co.jp/tarotadasuke/diary/200506010000/
Posted by
秘密をちらりとしか見せてくれないところが楽しい。ていうか古本屋、というのがまず楽しい。別にこの話男同士でなくてもいいのにな〜。と、個人的には思います。必然性が見えないからです。それにしてもピンクのもんぺかわいい。
Posted by
古書店『無窮堂』の店主・本田真志喜と幼馴染で「せどり屋」の瀬名垣太一。田舎町の旧家に買い付けに行った先で出会った人物は、二人の「罪」を呼び起こした。新進気鋭の女性作家が描く「罪」と「再生」の書き下ろし青春小説
Posted by
ボーイズラブだとか好きになれないだとか文句を言いながら読み始めたのだが、あっさりとハマってしまった。 三浦しをんの魅力は「書きすぎない」ところだと思う。 決して饒舌ではなく、抑制された簡潔なことばで語るので、文章の余韻が心地よい。
Posted by