ねむりねずみ の商品レビュー
歌舞伎の世界の陰の部…
歌舞伎の世界の陰の部分を描き出す。出自で全てが決まってしまう歌舞伎界の無情さと、芸に賭ける執念が印象に残る。
文庫OFF
現段階での近藤氏の代…
現段階での近藤氏の代表作と言っていいのではないでしょうか。古典芸能と本格ミステリの魅力的な融合がここにある。
文庫OFF
歌舞伎の世界で起きる…
歌舞伎の世界で起きるミステリ。言葉が上手く出なくなる名門の役者の妻、そして探偵である友人を持つ女形の役者の二人が柱となって話は進む。歌舞伎の話も良く分かる。
文庫OFF
歌舞伎ミステリ第1弾…
歌舞伎ミステリ第1弾。歌舞伎を知らない人もどうぞ。
文庫OFF
未読の近藤作品でした。歌舞伎ミステリーというなかなか珍しい世界観。大部屋俳優の女形の小菊のキャラクターが良かったな。少し古い作品だけどそこそこ楽しかったです。
Posted by
「ことばが頭から消えていくんだ‥」 役者生命を奪いかねない 症状を訴える若手歌舞伎役者 中村銀弥。夫を気遣いながらも、別の男性に思いを馳せる若妻。 第一幕では、そんな危うい 夫婦像を描いてミステリーとしての興味をそそります。一転、第2幕では、上演中の劇場内で起こった変死事件にスポ...
「ことばが頭から消えていくんだ‥」 役者生命を奪いかねない 症状を訴える若手歌舞伎役者 中村銀弥。夫を気遣いながらも、別の男性に思いを馳せる若妻。 第一幕では、そんな危うい 夫婦像を描いてミステリーとしての興味をそそります。一転、第2幕では、上演中の劇場内で起こった変死事件にスポットが当てられます。 2ヶ月前、銀弥の相手役を務める小川半四郎の婚約者、河島栄が、舞台上演中の客席で不可解な最後を遂げたのです。 大部屋役者、瀬川小菊とその友人、今泉文吾は、舞台上演中に起きた変死事件を探り始めます。梨園という特殊な世界を巻き込んだ悲劇。変死の謎を解けるのか‥。 所々に 歌舞伎の演目の有名なセリフがちりばめられ、歌舞伎好きにはたまらない内容でしょう。そのセリフの中に謎を解く鍵が秘められています。作者の近藤史恵さんが25歳でこれを書いたとは、恐れ入ります。殺人事件というより、愛憎劇と言った風情の作品です。
Posted by
歌舞伎を題材にしたミステリです。 知識がほとんどないだけに、全てを理解できたわけではありませんが、物語を通して描かれる役者の舞台にかける思いや、歌舞伎の演目などには惹きつけられるものがありました。 前作『凍える島』と同様に、ミステリでありながら恋愛要素に重きを置いた内容も、特...
歌舞伎を題材にしたミステリです。 知識がほとんどないだけに、全てを理解できたわけではありませんが、物語を通して描かれる役者の舞台にかける思いや、歌舞伎の演目などには惹きつけられるものがありました。 前作『凍える島』と同様に、ミステリでありながら恋愛要素に重きを置いた内容も、特徴的だと思います。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
歌舞伎の劇場内で起きた殺人事件。 そして人気若手歌舞伎役者は言葉を忘れていくという謎の病にかかっていて、彼の若妻は不安を覚えていて ―― 。 前半の雰囲気はとても好きでした。 歌舞伎の演目についても描かれていて興味深く読みました。 ただ、事件の真相についてはうーん…と納得し難い思いがしました。
Posted by
<再登録>語り手の女形役者・小菊も、自県の関係者達も歌舞伎界という特殊な世界の住人であることが「ありえない事件」を引き起こす。事件の真相も、この世界観の中ではアリかなと思いました。
Posted by
サクサク読めるし舞台の作り込みはいいけどなんだかストーリーとしては軽いなあと思っていたら、ラストでちゃんときれいに終わらせてくれた。幕引きを書くのが本当にうまい書き手だなあ。
Posted by
