ねむりねずみ の商品レビュー

近藤史恵(著者)

2009/10/04

初めての近藤史恵。歌舞伎に無知なのでところどころ置いていかれるのが、不親切。歌舞伎シリーズの一冊目なのだからもう少しこういう読者のことを考えて、簡単に説明してほしかった。著者は恐らく意図的に推理ものとしての完成度を投げ出しているが、メインテーマの方も頭でっかちの印象をぬぐえない。このテーマで描くならもう少し説得力が欲しいところ。・・・とは言えデビュー2作目で
この出来なら他の作品も期待できそうな気がします。

2011/09/17

歌舞伎界を舞台にしたミステリー…だと思うが…三幕までのつながりが何となく弱い感じがした。面白くない訳ではないが…ドロドロになりきらない茫洋とした、全体的にまとまらない印象があった。

2009/10/07

2009/03/13読了
歌舞伎の専門用語が多く、辞書を繰りながら読み進んだ。
小菊がいいキャラなので歌舞伎シリーズまとめて読もう。

2009/10/04

先日読んだ『桜姫』のシリーズ第一弾ですね。
切ないというか、やるせないなぁと思いました。
でも、本当に出てくる言葉が綺麗ですね。好きです。

読んでる間に小菊さん口調がうつっちゃいましたけど(笑)

舞台の鬼ってすごいなぁ。
私の好きなあの方も　こんな世界にいるのだなぁ
と、淡くおもってみたり。　凄いです。
次作もよむ！！！

2009/10/04

探偵今泉と女形小菊の歌舞伎シリーズ。
役者という職業というより、歌舞伎の世界だからこその生き方があって、そのための実験さえもその世界では美なのかと感じますし、壮絶なものがあります。トリックがどうかでなく、これは心理的な戦いですね。
今泉の探偵らしくなさがいいですね。なんか後のシリーズよりも探偵として行動してるっていう感じがします。

2009/10/04

今泉探偵と小菊ペアの最初の作品。

歌舞伎の世界。
歌舞伎俳優の役作りの執念のようなものが感じられました。
面白い！

2011/08/28

歌舞伎という制約の多い世界でどんな事件が起きてどう解決するんだろうと思っていたら　こう来たか！！〈笑）ミステリーとして読むにはちょっと無理な部分もあるけれど探偵役の　小菊ちゃんが魅力的で読ませてくれました。私自身かなりの芝居好きで作品の端々に作家もきっと歌舞伎ファン？とニヤリとしてみたり、いくらファンでもここまではしないだろうと思ったり（笑）芝居好きには別な意味で楽しめるかも

2009/11/01

ガーデンより面白かった。こっちのほうが出たのは先だったんだか。とりあえず似非探偵影薄い笑。視点がかわるとこがわかりにくいけど、歌舞伎役者たち超良い。超怖くて良い。屈折してる。

2009/10/07

2008/2/13
歌舞伎ミステリでもミステリというより火サスっぽい。女形の方は女性よりも女らしいので日々の努力に脱帽です。
『生殺しのままよりは、ずっとましだろう。完全に打ちのめされることは、やさしく許されることに似ている。』231P

2009/10/04

　近藤史恵さん作の歌舞伎ミステリーです。
最近、ほんっと歌舞伎だらけですが・・音楽にもそのうち戻る・・予定（笑）
　近藤史恵さんの小説、歌舞伎ミステリーしか読んでいないんだけど、
あっという間に読み終わってしまいます