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人格転移の殺人 の商品レビュー

3.8

104件のお客様レビュー

  1. 5つ

    24

  2. 4つ

    36

  3. 3つ

    32

  4. 2つ

    5

  5. 1つ

    1

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2013/09/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

一人一人が少しずつ殺されていくのかなーと思っていたら、予想以上に一気に事件が起こってびっくり。 そして、推測と違った結果な上、うまく伏線回収していて、改めて読み返すと、なるほど…という感じになっていた。 マスカレードの止め方と、そもそものこの機械の意味にも感動しました。大変面白かったです。

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2011/07/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

西澤保彦2作目。人格転移システムで入れ替わった6人の中で殺人が起こり、犯人の「人格」を推理するミステリー。設定だけでワクワクする。だが少々混乱する。設定と使い方とオチ、この3つがしっかりしてる作品が俺は好きだ。

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2011/07/15

こんな作品があるせいで本屋でミステリがSFと一緒くたにされるんだ!! と、イライラしながら読みました(笑 面白かったですが、もう当分この手のミステリは良いです… 作者の西澤さんもあとがきで言われていますが、推理するというよりはパズルをするという感覚に近かったです。 何となく綾子は...

こんな作品があるせいで本屋でミステリがSFと一緒くたにされるんだ!! と、イライラしながら読みました(笑 面白かったですが、もう当分この手のミステリは良いです… 作者の西澤さんもあとがきで言われていますが、推理するというよりはパズルをするという感覚に近かったです。 何となく綾子は実は死んでいないのではないかという感覚はありましたが、誰が誰だかわけがわからなくなって投げ出した私の負けですね。 短気な人間は探偵になれませんね(笑 解説が中学生の時に文集に書いた自分の文みたいで凄く恥ずかしかったです。 「この文を書いた先生誰?作品を読んでみたい!」とは到底思えませんでしたが大丈夫なのでしょうか… 散々イライラした腹癒せに星3つにしました。SFが好きな人に勧めて一緒にイライラしたい作品です。誉めてます。

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2011/06/06
  • ネタバレ

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奇想天外な設定で、それはそれで面白いと思うんだけども、設定説明が長いし、複雑で読むのが面倒になってしまった。人格と実体が違うのでもうなにがなんだか。連続殺人と言っても、「次はわたし?」とかいう恐怖ではなくて、人格転移が繰り返されているうちになんか次々と死んでる状態。 残り二人になった時の推理もあーだ、こ―だと長いし。 真犯人は、やっぱりあの人。アガサクリスティーの「そして誰もいなくなった」式で、最初に殺された人が怪しいもんね。だから、あぁ、そうなんだと意外ではなかった。しかも、最初の動機があれだなんて。ちょっとなぁ。地震の後の極限状態だからっていうけども、だからこそあんな動機で殺すかなぁ。連続殺人の動機は自分以外を殺すと人格転移は起きなくなる(実体が一人だからね)からっていうのだろうけども。 ラストで、この装置の真の目的?使い方?が言われてるんだけど、それはちょっとよかった。べたではあったけどね。 ただ、あんなに使用方法が危ないものを、ショップモールに放置している設定がありえない。。。鍵も簡単に壊されたし。初期設定を否定してはだめか。 やっぱり、私は本格って言うのが合わないんだろうかorz 他の人の評価を見ると、みんな面白いって言ってるから、ちょっと ファンの人には申し訳ないけど、私には合いませんでした。ごめんなさい。

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2011/05/29

SFミステリー。洋画っぽい。7回死んだ男よりミステリーっぽい。設定がちょっとだけ複雑だけど、そんなに読み辛くはない。終わり方が気持ちよい。

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2011/04/28

タイトル通り人格が転移された人々の間で殺人事件が起こります。しかも複数の人間の人格転移というところがポイントですかね。 けれど以外に殺人事件のところはあっさり進んでいくのであらすじを読んで想像していた感じとは違いましたね。なのでそこを中心に楽しみたいって方は物足りなさを感じるか...

タイトル通り人格が転移された人々の間で殺人事件が起こります。しかも複数の人間の人格転移というところがポイントですかね。 けれど以外に殺人事件のところはあっさり進んでいくのであらすじを読んで想像していた感じとは違いましたね。なのでそこを中心に楽しみたいって方は物足りなさを感じるかもしれないです。ちなみにあらすじには奇想天外とも書いてありましたが別に奇想天外でもないかと思いました。…倉阪本を読んだ後だからですかね。 まあでも最後の展開は割りと楽しめると思います。というわけで☆3つに落ち着きました。

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2011/04/23

友達に借りた本その二。 こちらも10年前の文章とは思えない!機械を通じて人格が入れ替わる設定がとても面白い^^ ただ読んでいくうちに、あれ、これは誰だっけ…?となってしまうことも多々…(笑) 七回死んだ男とは違ってこちらの作品の終わり方には満足できました。

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2011/03/15

西澤のおっちゃんの真髄 これを麻耶先生が書いたとしたらぞっとする。 多分12人の人格が入り乱れて、さらにそれで矛盾ないようにするというね。

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2011/03/01

SF要素としての人格転移システムとミステリー要素としての連続殺人をうまく組み合わせた作品。めまぐるしく人格転移が起こる中で連続殺人が起こりその殺人犯を探偵役の登場人物が推理する。伏線の張り方がうまく何度かどんでん返しがあり最後には謎がみごとに解き明かされる。話の内容も面白いが、ユ...

SF要素としての人格転移システムとミステリー要素としての連続殺人をうまく組み合わせた作品。めまぐるしく人格転移が起こる中で連続殺人が起こりその殺人犯を探偵役の登場人物が推理する。伏線の張り方がうまく何度かどんでん返しがあり最後には謎がみごとに解き明かされる。話の内容も面白いが、ユーモアのある文章自体も面白い。

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2011/02/28

偶然居合わせた男女の人格が入れ替わってしまい事件が起こる。 同作者の七回死んだ男同様に伏線のはり方が上手く、 もう一度読み返すと色々発見できて面白い。 オチ読めたわーと思ってたらもう一捻りあったところはよかったけど少し引っかかるところはあるかな

Posted byブクログ