プロフェッショナルの条件 の商品レビュー
産業革命よりも労働者の変質の方が生産性の向上に大きく影響したという話が面白かった。ためになる箴言もたくさんあった。
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(1)起業するなら、最初からトップを狙わなければダメ。(2)一度に一つのことに集中すると、最も早く終る。(3)生産的な日々は、厳しい自己管理から。(4)良薬は苦し。優れたリーダーは、常に厳しい。
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1.今世界で何が起こっていること、2.働くことの意味の変化、3.自分自身のマネージメント、4.意思決定のための基礎知識、5.自己実現への挑戦 というテーマから構成されている。 産業革命から、生産性革命、マネージメント革命とうつるにつれ、一般知識から専門知識へ、知識の価値の重心が移行した。 そのため、今や知識労働者は先進社会が国際競争力を獲得し、維持するための唯一の生産要素といえる。 成果をあげる人に共通していいるのは、自らの能力や存在を成果に結びつけるうえで必要とされる習慣的な力である。 習慣的な力に欠ける人は成果をあげられない。 また、成果をあげるには貢献に目を向けなければならない。「組織の成果に影響を与える貢献は何か」を自らに問い、組織の三つの領域における成果、即ち直接の成果・価値への取り組み、人材の育成に成果に貢献しなければならない。 そのためには、たいてい誤認している自分の強みと、自分の時間の使い方を正確に把握し、「真に意味のあること」「もっとも重要なことは何か」という観点から、もっとも重要なことに集中しなければならない。 成功をあげるための第一歩は、「行うことべきを決めること」である。 上司は、組織に対して部下一人ひとりの強みを可能なかぎり生かす責任がある。何にもまして、最大限に彼らの強みを生かす責任がある。 一流になるために、また成功のためには、「責任を」を持ち、「何によって憶えられたいか?」を問わなければならない。 20世紀のビジネス界にもっとも影響を与えたとされるドラッカーですが、当時だからこそ、よりいっそうその論説は示唆に富むものだったのではないか思いました。
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ドラッカーの著書を久々に読んでみた。16年前に出されている本なのだが、古さを感じさせない内容でとても参考になった。『経営管理者とは…知識の適用と知識の働きに責任をもつ者である。』
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今までの人生を肯定された。そして、これからの人生を指し示してくれた。 もっと早く読むべきだったかもしれないが、読む時によって感じ入るところが違うのだろう。本棚に並んでいるべき、より良きMentor。
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マネジメントでは抽象的な部分が多く自分のレベルでは要点をつかみづらかったが、これはとても読みやすい 中身は言うまでもなく素晴らしい。そしてなぜか心に響きます。 ドラッカーファンになったきっかけの一冊です
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ドラッカーのさまざまな本の中から、テーマにあった内容のものを抜粋し並べ替えて構成されたものです。書き下ろしではないですが、テーマに沿って再編成されているので読みやすいと感じます。「初めて読むドラッカー」と銘打たれているのもわかります。 まず世界がどう変わったか、から始まり、組...
ドラッカーのさまざまな本の中から、テーマにあった内容のものを抜粋し並べ替えて構成されたものです。書き下ろしではないですが、テーマに沿って再編成されているので読みやすいと感じます。「初めて読むドラッカー」と銘打たれているのもわかります。 まず世界がどう変わったか、から始まり、組織のことに触れ、そして個人の問題、自己実現へ、という流れになっています。 つづきは⇒ http://amba.to/1ejLqv8
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1993年当時、ドラッカーは、来る21世紀の社会の中心を これまでの肉体労働者ではなく、知識労働者であると 位置付けました。 また、医学の進歩により、人間の寿命は、驚異的に伸び、 21世紀は、知識労働者の寿命が、労働者自身が所属する 組織の寿命よりも長くなると予測。 そのような、自身の組織よりも長く生きる 知識労働者は、これからどのように プロフェッショナルとなり、自己実現を していくかについて記載した論文を 編纂したのが本書です。 --- 知識労働者ひとり一人の専門知識が これからの社会の中心となる。 しかし、専門知識単独では、何も生まれず、 他の専門知識と結合してこそはじめて、生産的な 存在となる、 そのため、知識労働者が中心の知識社会は 組織社会でもあると定義。 組織の存在意義は、専門知識の結合であるとも定義しています。 このような知識社会(組織社会)の中で プロフェッショナルになる方法とは、、、、 を、ドラッカー自身の経験を交えて 展開しています。 興味深かったのは、 ドラッカーが”良い人間関係をもつ秘訣” という点について コミュニケーションの観点から展開。 えらいソフトな部分まで、論文にしているんだなと 驚きました。 CSRについても、 既にどのような貢献が理想的かを 定義づけており、その点にも さすがドラッカーさんという感じで すげーの一言でした。 ----- 私的には、本書は、社会生態学者のドラッカーというよりは 思想家としてのドラッカーの論文を編纂していると感じたので、 これを読んでドラッカーの印象を読者自身が持つことは、 間違いだと思います。 マネージメントの神様という意味での 論文は少なかったので、☆4。 組織の中に成果は存在しない。 全ての成果は、外の世界にある。 組織の中に生じるものは、努力とコストだけである。
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知識労働者が生き残るためには、いかなる組織でも必要とされる存在となること、いかなる状況でも成果を上げることが求められます。 本書は、これからの社会における組織のあり方の変化を解説し、いかなる組織の中においても知識労働者として成果をあげ、貢献していくための方法についてわかりやす...
知識労働者が生き残るためには、いかなる組織でも必要とされる存在となること、いかなる状況でも成果を上げることが求められます。 本書は、これからの社会における組織のあり方の変化を解説し、いかなる組織の中においても知識労働者として成果をあげ、貢献していくための方法についてわかりやすくまとめた一冊です。 詳細なレビューはこちらです↓ http://maemuki-blog.com/?p=2119
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