奇跡の人 の商品レビュー
読み始めて気づいたんですが、 昔、山崎まさよし主演でドラマがあったような? ちょっとラストがあんまりだなあ。
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ぼくとボクが、共に存在する奇跡。 立ち上がろうとする本能の奇跡。 それを支えた、支えようとする存在の奇跡。
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賛否両論あるから評価が低いのだろう。 そういう作品の方がいい作品なのかもと思える。 途中、だらだらしているような、めんどくさいような、気持ちが悪いような、そんな感じが漂っているけど、人間ってそんなもんなんじゃないかとも思う。めんどくさいんだ。 最後まで、どんな展開に持っていくのかわからなかったけど、そういうところが解説に書いてあったように、ミステリーが一般小説に近づいているところなんだろう。 登録している人だけで1000人以上いることに驚き。
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相馬克己は交通事故で死にかけたが、奇跡のように回復し、歩行も会話も取り戻したが、記憶がない。母の懸命の介護で22歳にして「赤ん坊から成長しなおす」ように8年間を歩んできた。その母を亡くし、病院を退院した克己だが、次第に失くした22年間を知りたいと思うようになる。 母があえて隠そうとした自分の22年、特に事故の内容が知りたくて東京を訪れる。 そこでかつての友達に会い、次第に不良で好ましくなかった自分をしることになる。 知りたい克己と過去を話したがらない人たちの関係がぎくしゃくし、暴走してく克己だが、最後に火事現場から子供を救い、再び昏睡状態に陥る もうちょっとハッピーエンドにしてほしかった。
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最初の方はちょっとだるかったけど、 中盤の展開には惹きこまれた。 終盤はものすごく暗い。 ラストびっくりした。 とにかく終始切ない。
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奇跡の人とは?確かに主人公は奇跡の人と称される経験をしている。生命を奇跡的に持ちこたえても、人格は変わるのか?周りの人達に迷惑をかけずに生きることの大切さ。起こしたことは償えない。どんなに良い人間に奇跡的に生まれ変わっても。さだまさしの交通事故を償う歌を思い出す。辛い物語だった。
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題名や書き出しからはまったく想像出来ない小説だった。 良い意味でも悪い意味でも裏切られた話です。 アイデンティティというものについて深く考えさせられた。
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限りなく5つに近い。他の人と同様後半、主人公に対する憤りを強く感じたけど、そこまで感情を突き動かす作品という意味では賞賛モノか。オチもやり過ぎだけど、こういう作品が意外も記憶に残り続けてしまう。
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やばし。 高校生か中学生で読んだときはあまり感じなかったけど、 今読むとやばい! はじめから涙が止まらない(;;)
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米国内での移動の飛行機で読む。 著者の作品は、画一的でない様々なな立場での視点が盛り込まれており、それが作品の成熟度を高めている。 大事故から奇跡的な回復をしたのは、主人公の生命力であり、一方で事故を起こしたのは主人公の人そのものであった。 主人公が回復したのは母親の愛情無しで...
米国内での移動の飛行機で読む。 著者の作品は、画一的でない様々なな立場での視点が盛り込まれており、それが作品の成熟度を高めている。 大事故から奇跡的な回復をしたのは、主人公の生命力であり、一方で事故を起こしたのは主人公の人そのものであった。 主人公が回復したのは母親の愛情無しでは不可欠であり、また一方で主人公が事故を起こしたのは母親の過度な愛情だったように思う。 人は生まれ変われるか?。という著者の問いかけに、読者はどう考えただろうか。 著者は、「人の本質は生まれ持ったものであり変わらない。しかし、行動を変えることができる。行動を変えることができるのは、自分自身である」といいたかったように思う。
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