奇跡の人 の商品レビュー
なんで脳の話をつなげて読んだんだろー。こっちの脳も切ない。もういいじゃん、今のままでいようよ!と叫びたくなる。やっぱりラストに衝撃。
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入院中読みました(タイミング悪い)。自分を取り返していく過程ははらはらして感動ですが、最後はちょっと・・・。
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「ホワイトアウト」の勢いにのって真保裕一の本も読んでみようと思った。 よく覚えてないが、事故かなにかで脳死状態?になった主人公が奇跡的に意識を取り戻し、まわりの人から「奇跡の人」と呼ばれて…なんだっけ。 実は途中で挫折したので最後まで読んでいない。 自分探し的な話だったような気が...
「ホワイトアウト」の勢いにのって真保裕一の本も読んでみようと思った。 よく覚えてないが、事故かなにかで脳死状態?になった主人公が奇跡的に意識を取り戻し、まわりの人から「奇跡の人」と呼ばれて…なんだっけ。 実は途中で挫折したので最後まで読んでいない。 自分探し的な話だったような気がする。
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前半はわくわく読んだけれど、自分の過去を探す旅に出始めてから、ありがちな展開につまらなくなった。やはり主人公に共感できなかったから、だろうな。
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ネタが有名なアレのマンマです(笑) 個人的には感動作では、全くなかったです。ちょっと後味が悪いかな・・・・・・。
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楽しく読めるミステリー。記憶とアイデンティティーの問題をもっと掘り下げれば名作になったかも。後半はプロットが少し破綻している。
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残酷な事実をつきつける自分探しの旅。 自分が犯した罪をつきつめる主人公の行動にもうやめたらいいのに、もうあきらめたらいいのにと思ってしまう。胸が痛くなる感じの読ませる話。
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なんともジ〜ンとくる作品でした。TVドラマも見ましたが、主人公のイメージがちょっと違うような気がするし、内容ももちろん変わっています。私は小説の方をお薦めするなぁ〜。もっともっと相馬克巳という人間の気持ちに触れれるような気がするから。記憶を無くした人ってやはり過去が気になるんでし...
なんともジ〜ンとくる作品でした。TVドラマも見ましたが、主人公のイメージがちょっと違うような気がするし、内容ももちろん変わっています。私は小説の方をお薦めするなぁ〜。もっともっと相馬克巳という人間の気持ちに触れれるような気がするから。記憶を無くした人ってやはり過去が気になるんでしょうね。自分が自分であった過去。主人公の場合は探した過去の自分が今とは全然違う人間であって愕然とします。そんな過去なら探さない方がいいのに〜と思っちゃうんですけどね。でも過去があってからこそ今の自分があるわけで、となんだか難しいことを考えてしまいます。どんなふうに終結させるのかワクワクで読ませちゃいますよ〜。悲しい結末ですが、これでよかったのかも〜とも思うし。
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最初から主人公ってこんな感じの人だったのかなって読めてしまったし、オイオイって言いたくなるくらいに主人公に対しても疲れを感じてしまった(笑)でもどうしても続きが気になって気になって一気に読むしかなかったのです。人間の愚かさとかも感じられたし、あたたかさも感じた。でも...過去を忘...
最初から主人公ってこんな感じの人だったのかなって読めてしまったし、オイオイって言いたくなるくらいに主人公に対しても疲れを感じてしまった(笑)でもどうしても続きが気になって気になって一気に読むしかなかったのです。人間の愚かさとかも感じられたし、あたたかさも感じた。でも...過去を忘れてもその人の人間性というものは変わらないのかしら...今の“ぼく”と昔の“おれ”のやりとりが苦しかったーしんどいよーだけど面白かったー
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交通事故で頭部を強打し、脳死、植物人間を危ぶまれた青年克巳が長い闘病生活の後、奇跡的に社会に復帰する。だが、克巳は過去の記憶をすべて失い、リハビリ中に唯一の親族である母を膵臓癌で亡くす。事故以前の自分に興味を抱くが、自宅には過去の自分についての記録が何もない。それどころか、自分が...
交通事故で頭部を強打し、脳死、植物人間を危ぶまれた青年克巳が長い闘病生活の後、奇跡的に社会に復帰する。だが、克巳は過去の記憶をすべて失い、リハビリ中に唯一の親族である母を膵臓癌で亡くす。事故以前の自分に興味を抱くが、自宅には過去の自分についての記録が何もない。それどころか、自分が正常な意識を失っている間に、母は住居を代え、転院までしたいることに克巳は気付く。盗み見したカルテから自分がかつて東京で生活していたことを知り、克巳は過去の自分を求めて、そして転居、転院の謎に迫るべく旅に出る。 文庫本で500ページを越える大作だが、結末が気になって一晩で読了。この作家の作品、読むのは最初だが、故ヤスケンが『ボーダーライン』という彼の作品をコキ下ろしていて、どんなもんだろと気にはなっていた。『ボーダーライン』の方はどうかわからんが、この作品は悪くないですよ。 物語は亡き母の日記の引用と克巳の視点からの語りが交互に繰り返されるが、中1程度の学力しか依然として取り戻していない克巳の心情を文体はよく表現していると思った(中1でこうは考えない、言わないだろというところもなくはない)。 前半がかなりよくて、心を打つ。「ラストこれは大泣きかな」と涙腺ゆるめて待っていたのだが、ちぃとばかりドラマティックすぎて、前半に感じた僕の心の高まりはしぼんでしまった。「傑作」とは言えないけど読む価値はある。あと作者はかなり映像になることを意識したフシがあるように思える。ドラマ化、映画化をねらっているような気がする。したらいいのに。見たら、多分泣く。
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