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風の万里 黎明の空(下) の商品レビュー

4.6

117件のお客様レビュー

  1. 5つ

    72

  2. 4つ

    25

  3. 3つ

    7

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

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2012/09/22

シリーズの中で、この話が一番好き。 上下巻通して七割方は、陽子を含めてなかなか成長しない三人娘とフラストレーションの溜まるストーリー展開に散々モヤモヤさせられたけど、ラストシーンを確かめた後にはそんなことどうだってよくなる。 そのくらいしびれる。

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2012/08/05
  • ネタバレ

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最後の戦のシーンが爽快だったーーー!! 陽子もショウケイも鈴も、それぞれが成長したなぁ・・・ 陽子がこれからどんな国を作っていくのか、すごく楽しみです(*´ω`*)

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2012/07/31

小野不由美の風の万里 黎明の空を読みました。 十二国記の4巻目でした。 今巻では、1巻目で登場した陽子が苦難の末、慶国の女王になった後の物語が語られます。 蓬莱(日本)で普通の女子高生として育った陽子には、慶国の常識がわかりません。 王宮の家臣たちに対して指示を出すことも出来な...

小野不由美の風の万里 黎明の空を読みました。 十二国記の4巻目でした。 今巻では、1巻目で登場した陽子が苦難の末、慶国の女王になった後の物語が語られます。 蓬莱(日本)で普通の女子高生として育った陽子には、慶国の常識がわかりません。 王宮の家臣たちに対して指示を出すことも出来ない陽子は、市井に出て国の実情を学ぼうと考えるのでした。 そんな陽子に、芳国の王女でありながら父母を殺されてしまった祥瓊、才国で仙に仕えていた鈴、という二人の少女の人生がからんで物語が進んでいきます。 私腹を肥やして暴虐の限りを尽くす拓峰の昇紘、和州の牙峰や宰相の靖共を間近に見て何も出来ないことを嘆く陽子。 しかし、祥瓊と鈴との出会いから、陽子は慶国の人々のために彼らと戦うことを決意するのでした。 物語のエンディングではちょっと水戸黄門的なやりとりがあって笑えますが、3人の少女たちの成長する姿がほほえましい物語でした。

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2012/07/22

祥瓊と鈴がまた「月の影(略)」の陽子みたいな悩みを抱える小娘で、それぞれの思惑を持ったまま慶国を目指す。その間に人との出会い、別れを通して自らを見つめ直し成長していく王道ストーリーなんだけど、陽子も含め「知らない」/「知ろうとしない」っていう罪に苦しむ。 この巻はなによりも陽子が...

祥瓊と鈴がまた「月の影(略)」の陽子みたいな悩みを抱える小娘で、それぞれの思惑を持ったまま慶国を目指す。その間に人との出会い、別れを通して自らを見つめ直し成長していく王道ストーリーなんだけど、陽子も含め「知らない」/「知ろうとしない」っていう罪に苦しむ。 この巻はなによりも陽子がイイ! 内面の弱さを「月の影(略)」である程度克服した陽子がかっこいい! そりゃ政治っていうかそもそも向こうの世界の社会制度なんて解らない陽子は、百官たちに呆れられる日々を送り、情けなさやストレスでいっぱいいっぱいなんだけど、このままではダメだと悟り自分から動く。そうするととんでもない事実にいきあたる。祥瓊と鈴も同じ事実に別の方向からたどり着く。祥瓊と鈴の初めは感情論から入った怒りをそのままにせずに、考えて論理的に対処していくシーンは心地いい。政治的な問題に手を出すなら、感情っていう個人的なものから普遍的なものにしなければいけない。 そして陽子の対応が最後までお見事! ヒロイックな展開で王道なんだけど、言葉が本すごくイイ! 芯が通ってるっていうか、平易な言葉だけど力強くて信念があってかっこいい! 未熟なのは陽子だけじゃなくて、景麒ですら全体を把握してなかったんだけど、荒廃しきった慶の再生と陽子の治世の始まりの頼もしさ、輝かしさが感じられた。仲間も得たしね! 慶国の成長が楽しみ。

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2012/07/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

慶東国の王として動き出す陽子。祥瓊・鈴も立ち上がる。 景麒に騎乗し禁軍に対峙して命令を下す陽子が勇ましい!

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2012/09/25

民は王というものに、勝手に理想を抱き期待する。 そこに王個人の事情などは関係ない。 だから、王は常に毅然とした態度で在らなければならない。 延王が言った意味。 舐められては、欲に駆られた人間が権を振りかざすようになり、足元を掬われる。 政とはそういう血生臭いものだ。 しかし、それ...

民は王というものに、勝手に理想を抱き期待する。 そこに王個人の事情などは関係ない。 だから、王は常に毅然とした態度で在らなければならない。 延王が言った意味。 舐められては、欲に駆られた人間が権を振りかざすようになり、足元を掬われる。 政とはそういう血生臭いものだ。 しかし、それでも伏礼を廃すると言った陽子は強い。 目に見える行為ではなく、自然と生まれる尊厳というものを彼女は信ずるのだろう。 そして儀式化された礼にふんぞり返るような者に頭を下げることで、自分自身を卑下してしまう人がないように。 彼女は民に願ったのだろう。

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2012/05/04

上でバラバラだったものが、一気に縒り合されていく。 その進行も気持ち良いけど、 本題であろう、人と人との関わりや、幸せについてが、物語の中で一緒に考えてしまう。 始まりが暗いのとのgapもあると思うけど、 結末にはスッキリ! まっすぐ生きることの大切さを感じる一冊。

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2013/06/01

記念すべき400冊目登録の本です!! 途中、混乱してしまう部分もありましたが 十二国記楽しんで読む事が出来ました~! あんなに弱々しかった陽子が立派な王になっていくー! 読後感、半端なく爽快です!

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2012/04/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

慶国のお話。 良い感じに終わってよかった。 やはり、重要な任を任せられるような人は苦労してみつけなければいけないんだなと思った。

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2012/03/21

いやー、陽子かっこいい!! 味方も増えて良かった。 最後まで読むと、色々繋がりが分かって楽しい。予想が当たってたりするともっと楽しいですねぇ。

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