風の万里 黎明の空(下) の商品レビュー
ちょっとばたばたして上巻から間があいての再読だけど、読み始めると一気だな。上巻で悩んでいた彼女たちが下巻では自分や道を知って強くなってるので気持ち良い。陽子の初勅はほんといいよなあこれ。この話好きだなー。あと虎嘯が今読むと改めてなんかいいなあ。
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本当に幸せになるためには、他人に何か期待することでも、見返りを求めることでもなく、自分が幸せであろうとする努力だけなのだと思う。
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これは素敵な物語ですねぇ。 「ポジションが人を作る」という KiKi も経験してきた社会における暗黙のルール(・・・・のようなもの)が見事に描かれているし、「人生は辛い事と幸せな事が半々のはずなのに、人間っていうのは、なぜか辛い事の方を大きくとらえてしまう」という人生における1...
これは素敵な物語ですねぇ。 「ポジションが人を作る」という KiKi も経験してきた社会における暗黙のルール(・・・・のようなもの)が見事に描かれているし、「人生は辛い事と幸せな事が半々のはずなのに、人間っていうのは、なぜか辛い事の方を大きくとらえてしまう」という人生における1つの真実も的確に描かれています。 物語は「月の影 影の海」で十二国の世界に否応なく巻き込まれてしまった「巻き込まれ系主人公」の陽子が、腹を括って「景王」であることを受け入れた後の顛末が描かれています。 前作、「東の海神 西の滄海」の Review でもちょっと書いたように、蓬莱での人生経験が「お気楽、周りに流され系の女子高生」に過ぎなかった陽子なだけに、彼女なりにかなり悲愴な覚悟をしたうえで即位した「景王」という立場・・・・ではあっても(であっただけに・・・・と言うべきか?)、正直なところ延王の物語みたいに安心感を持って読むことができませんでした。 案の定、自分が目指すべき王の姿も、自分が実現したい成果の Vision も持つことができずに戸惑う陽子の姿が何とも初々しい限りです(笑) でも、彼女の「もがき方」「迷い方」を読んでいるうちに、それは少しずつ安心感に変わっていきました。 (全文はブログにて)
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十二国記シリーズ。 慶国陽子のお話、下巻です。 上巻でバラバラだった人たちが集まって、 大きく物語が動いていく下巻。面白かった! 私は講談社文庫版で読んでるから挿絵とか見てないけど、 このシリーズを読み進めるにつ入れてどんどん情景が頭に浮かぶようになった~ 早く次が読みたい...
十二国記シリーズ。 慶国陽子のお話、下巻です。 上巻でバラバラだった人たちが集まって、 大きく物語が動いていく下巻。面白かった! 私は講談社文庫版で読んでるから挿絵とか見てないけど、 このシリーズを読み進めるにつ入れてどんどん情景が頭に浮かぶようになった~ 早く次が読みたい!
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思うままにならない三匹のけだものを前に自らの至らなさを嘆く景王・陽子の傍にはいつしか祥瓊、鈴、二人の姿があった。“景王に会いたくて、あなたは人々の希望の全てなのだから”陽子は呪力をたたえる水禺刀を手に戦いを挑む。慶国を、民を守るために。果てしない人生の旅立ちを壮大に描く永遠の魂の...
思うままにならない三匹のけだものを前に自らの至らなさを嘆く景王・陽子の傍にはいつしか祥瓊、鈴、二人の姿があった。“景王に会いたくて、あなたは人々の希望の全てなのだから”陽子は呪力をたたえる水禺刀を手に戦いを挑む。慶国を、民を守るために。果てしない人生の旅立ちを壮大に描く永遠の魂の物語。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 おおおおこの巻一番楽しかった…! 今までで一番楽しんだ!! 最後にいくにつれてなんか熱くくるものがあるね…!!陽子おお偉大になったなぁあああ!
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元公主の祥瓊と海客の鈴、そして王様見習いの陽子。みんな傷ついて大きくなるんだなぁ。 にしても陽子。お前いつの間にそんなに男前になった? 2019.10.25再読 戦闘シーンが全然わからない。
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「その証として、伏礼を廃す。」 十二国記第4弾。 国家の在り方と人間の在り方が問われる。 自然に礼が出来る人格者にボクはなりたい。
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思うままにならない3匹の獣を前に自らの至らなさを嘆く景王・陽子の傍らにはいつしか祥瓊、鈴、二人の姿があった。「景王に会いたくて、あなたは人々の希望の全てなのだから」陽子は呪力をたたえる水禺刀を手に戦いに挑む。慶国を、民を守るために。果てしない人生の旅立ちを壮大に描く永遠の魂の物語...
思うままにならない3匹の獣を前に自らの至らなさを嘆く景王・陽子の傍らにはいつしか祥瓊、鈴、二人の姿があった。「景王に会いたくて、あなたは人々の希望の全てなのだから」陽子は呪力をたたえる水禺刀を手に戦いに挑む。慶国を、民を守るために。果てしない人生の旅立ちを壮大に描く永遠の魂の物語。 「真実、相手に感謝し、心から尊敬の念を感じたときには、自然に頭が下がるものだ――。」
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