1,800円以上の注文で送料無料

砂糖の世界史 の商品レビュー

4.3

174件のお客様レビュー

  1. 5つ

    60

  2. 4つ

    75

  3. 3つ

    19

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

生まれつき砂糖を嫌い…

生まれつき砂糖を嫌いな人はいない・・、確かにそうだなあ。と思いました。世界史の教科書にでてくる用語もいろいろ出てきて解りやすいし面白いのでオススメです。甘い物が食べたくなっちゃいました(笑

文庫OFF

砂糖に絞って世界を見…

砂糖に絞って世界を見ているところが面白い!!

文庫OFF

2024/09/17

あぁ。中学時代に読んでいたら人生変わってたな。と思ってしまう。 砂糖という切り口から世界史を描くことで中世からの歴史の理解がグッと進むし現代に繋がる奴隷制などにも興味が湧く。学ぶとはこういうことなんだよな。 歴史の教科書では味わえない歴史のダイナミズムと世界システムのつながり...

あぁ。中学時代に読んでいたら人生変わってたな。と思ってしまう。 砂糖という切り口から世界史を描くことで中世からの歴史の理解がグッと進むし現代に繋がる奴隷制などにも興味が湧く。学ぶとはこういうことなんだよな。 歴史の教科書では味わえない歴史のダイナミズムと世界システムのつながりを理解する入門書。

Posted byブクログ

2024/08/25

砂糖から世界史をグローバルな切り口で語るのと同時に、歴史の暗部にも触れている。 新帝国主義的な現代主要国をめぐる政治、経済の理解にも資する内容。

Posted byブクログ

2024/09/13

特装版はピンク地に真ん中に鳥、帯は赤地に銀色で「大人にも読んでほしいから」なんて書かれていて、装丁の可愛らしさに惹かれて読んでみたら内容のあまりのエグさに表紙詐欺じゃんなんて思ってしまった。 「砂糖のあるところに、奴隷あり」 大変勉強になりました。

Posted byブクログ

2024/08/15

兄に勧められて読んだ1冊。 日本史を勉強していて世界史の知識が雀の涙ほどしかない私でも興味深く読めた。本自体もさほど難しいことは書いていなかったからサクサク読めた!

Posted byブクログ

2024/07/14

「世界商品」としての砂糖を通して、ダイナミックに世界史を描く。自分が生まれるより前に世に出た本だが、内容はまったく古く感じない。歴史や社会を学ぶうえでとても大切な観点を教えてくれた。

Posted byブクログ

2024/06/23

砂糖が世界に広まる過程がとてもよくわかる良書。奴隷制度、プランテーション、三角貿易など、いつか授業で習ったはずの言葉の意味を改めて理解することができました。

Posted byブクログ

2024/06/09

日時生活に欠かせない砂糖が世界の歴史に多大な影響を与えたことを解説。 プランテーション、モノカルチャー、三角貿易、奴隷、産業革命といった、断片的に知っているキーワードが有機的につながっていく知的興奮が素晴らしいです。現代の世界の格差に繋がる歴史において砂糖がいかに重要な役割を果...

日時生活に欠かせない砂糖が世界の歴史に多大な影響を与えたことを解説。 プランテーション、モノカルチャー、三角貿易、奴隷、産業革命といった、断片的に知っているキーワードが有機的につながっていく知的興奮が素晴らしいです。現代の世界の格差に繋がる歴史において砂糖がいかに重要な役割を果たしたかがよく分かります。 今はグローバルサウスという言葉をよく聞きますが、西側諸国による収奪の歴史を踏まえると、西側が唱える理念やイデオロギーに不信感を抱いてしまう気持ちはわかるところです。 何度でも読み返したい名著です。

Posted byブクログ

2024/05/05

さすがにこの年になると概ね把握している内容ではあったけれども、紅茶文化の2面性のあたりは面白くも、「システム」の言葉を重く感じた。 この時代に生きていたひとりひとりはこの「システム」に加担していたことに自覚的であった人も少なかっただろうし、それは今もそうではないかと思う。 この...

さすがにこの年になると概ね把握している内容ではあったけれども、紅茶文化の2面性のあたりは面白くも、「システム」の言葉を重く感じた。 この時代に生きていたひとりひとりはこの「システム」に加担していたことに自覚的であった人も少なかっただろうし、それは今もそうではないかと思う。 この非人道的な産業が百年単位で続いていたことも本当だし、終わったのも本当で、少しずつ世界は変わってきたことを改めて感じた。 いまも世界では酷い差別も、凄惨な扱いを受けている人達もいるけれど、このままでいいなんてことは決してないんだと思う。

Posted byブクログ