秘密 の商品レビュー
今年最後の読書にふさわしい読後感でした。 色々な人の人生が色々なところで関わり合って沢山の思いになっていく。 東野さんのそんなところが好きです。
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これは…切ないなあ。 平介の気持ちが痛いくらいに分かって、でももし自分も直子みたいになったら女子高生として青春したいんだろうなと思う。 結末も、彼女が直子だったらと思うと、やりきれない気持ちになる。 誰を憎めばいいのかもわからない。ハッピーエンドではないよなあ。
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そういえばタイトルを忘れていたが、昨年ドラマ化した原作本だったのでした。 記憶にある中で、楽しく読了。 藻奈美と直子の魂のやりとりが秘密であり、切ないけど楽しい場面もあり、東野さんの本なら何かあるはずなのに・・と思いつつ。 最後、あーやはりそうであったなと思い出した。 タイトルは...
そういえばタイトルを忘れていたが、昨年ドラマ化した原作本だったのでした。 記憶にある中で、楽しく読了。 藻奈美と直子の魂のやりとりが秘密であり、切ないけど楽しい場面もあり、東野さんの本なら何かあるはずなのに・・と思いつつ。 最後、あーやはりそうであったなと思い出した。 タイトルはそこにあったのだ。 でも、誰にとっても切ないお話だった。
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娘と妻が事故で重傷を負い、やがて妻は息を引き取り、娘だけは助かる。が、娘の心は妻となり..という、なんか階段から落ちたら入れ替わってました的な話を、すっごくリアルにしたもの。 もうね、ダンナがいたたまれない。自分の妻なのに、体は娘のもので、人生をやり直す形となった妻であり娘に対して嫉妬に狂うとか、愚かだけど切なくなるぐらい、そうなる気持ちが分かる。 しかしそれだけで終わらないのがさすが東野さん。ラストで秘密の意味が分かった時、さらに切なくなった。 ハッピーエンドではないけど、凄い作品だと思います。
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どうしてこうなったのか、それは分からないままだけど それが全体の雰囲気を引き出していると思う。 全員が辛い、全員が悩んでいる それは当然のことで、決定的なハッピーエンドではないけれど どこかこれでいいと思えてしまう。
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話は,事故で死にそうになった母娘の話。 母親は娘をかばって傷つく。 娘はなぜか植物人間になる可能性があるとのこと。 母親が亡くなる瞬間、娘の手を握り、娘が意識を回復する。 意識は,娘の意識ではなく母親の意識だったという。 娘の体と母親の意識の共存。 父親の悩める行動。 父親は 「ある自動車部品メーカで働いていた」。 主人公は東野圭吾まんまですね。 大学の電気科を出て、愛知県の刈谷方面の自動車の部品メーカに勤務。 売れる本を量産する姿勢が,工業的な理由も分かる。
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白夜行は1週間かけてダラダラ読んでしまったが、 この本は2日で完読。 引き込まれた〜。 どこか物悲しさが残るのが、東野流なのかな? 娘(妻)に男の影がちらつく場面の、父(夫)のヤキモキした感情。 イライラ、ハラハラしながら、ハマってた。
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どっち、直子さん?藻奈美ちゃん?直子さんだったら女って恐ろしいね。 藻奈美ちゃんの人生は藻奈美ちゃんが送って欲しいな。
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映画を観たときにはかなり驚いた。それで原作も読んだのを思い出す。 そのために、TVドラマを見て、ラストのどんでん返しに驚きはしなかったのだが、そのかわりに別の感情に襲われた。 結局、知っていようがいなかろうが、そんなことには関係なく、大きな感情を揺さぶる作品だったということだ。東野さんの凄みを見せつけられ、ただただ感嘆した。 原作、映画、TVドラマ、すべて違う展開。TVドラマは中盤に若干の違和感を感じたが、どれも良かった。
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映像化されたドラマより映画より… 断然本がオススメ!! 私が東野圭吾にはまったファースト本です。 読後 涙が止まりませんでした。 【熊本学園大学:P.N. 147cmのM】
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