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秘密 の商品レビュー

4.1

196件のお客様レビュー

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2010/09/08

平介の立場から描かれるストーリーは、平介の焦燥感が時に重く感じるほど切ない。 後半のストーリー展開は『やっぱりそうくるか』と思えたが、最後に読者の“読み”を裏切ってくれる。平淡に終わると思った矢先に緊張のエンディング。このエンディングがあったからこそ、この小説を読む価値があっ...

平介の立場から描かれるストーリーは、平介の焦燥感が時に重く感じるほど切ない。 後半のストーリー展開は『やっぱりそうくるか』と思えたが、最後に読者の“読み”を裏切ってくれる。平淡に終わると思った矢先に緊張のエンディング。このエンディングがあったからこそ、この小説を読む価値があったと思わせてくれる。

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2010/08/25

スキーに向かうバスが交通事故を起こす。 そのニュースを何気なく見ている主人公の平介。 その事故に巻き込まれた妻と娘。 妻は亡くなり、娘は意識不明の重体。 絶望にくれる平介に一筋の希望の光が! 目を覚ます娘!しかし、何か以前の娘と様子が違う… その原因とは…と展開していく!!...

スキーに向かうバスが交通事故を起こす。 そのニュースを何気なく見ている主人公の平介。 その事故に巻き込まれた妻と娘。 妻は亡くなり、娘は意識不明の重体。 絶望にくれる平介に一筋の希望の光が! 目を覚ます娘!しかし、何か以前の娘と様子が違う… その原因とは…と展開していく!! どう結末を迎えるのか!?世界に引き込まれた一冊!

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2010/07/31

今更ながら読んでみました。 主人公が夫なので、一応夫目線で読みましたが、なかなかつらいですね。妻なのに娘、恋愛対象としては見ることができない辛さがすごく感じられました。 もちろん妻側も辛いだろうけど。 結婚しているので、その辛さはすごく共感できました。 ラストは油断してましたね...

今更ながら読んでみました。 主人公が夫なので、一応夫目線で読みましたが、なかなかつらいですね。妻なのに娘、恋愛対象としては見ることができない辛さがすごく感じられました。 もちろん妻側も辛いだろうけど。 結婚しているので、その辛さはすごく共感できました。 ラストは油断してましたね。。。

Posted byブクログ

2015/01/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

確かに切ないなぁ・・・。 読んでいてそう思いました。読了は気持ち良いものでしたが、、、ね。 事故はあるものの途中大きな事件があるわけでもなく、淡々とした日常の中での主人公と残された娘(母)の葛藤が読めました。 あぁ、何度も言います。切ないなぁ。

Posted byブクログ

2012/07/07

『このミステリーがすごい!』1999年9位 『吉川英治文学新人賞』第20回(1999年)候補 『日本推理作家協会賞』第52回(1999年)長編部門 『週刊文春ミステリーベスト10』1998年3位 『直木賞』第120回(1998年下半期)候補

Posted byブクログ

2010/06/21

平凡な主人公の生活が一変するところから話しは始まり、どんどん引き込まれていきました。環境の変化により、夫と妻の溝が深まっていく…。 最後の別れのシーンでも泣いたのですが、衝撃のラストでもっと胸がキュンと…。

Posted byブクログ

2010/05/29

出版社/著者からの内容紹介 妻と小学生の娘が事故に。妻の葬儀の夜、意識を取戻した娘の体に宿っていたのは死んだ筈の妻だった……切なさ溢れる長篇ミステリー 内容(「BOOK」データベースより) 究極の謎。妻と娘を失った男におきた奇跡とは。

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2010/05/24

と小学生の娘が事故に。妻の葬儀の夜、意識を取戻した娘の体に宿っていたのは死んだ筈の妻だった……切なさ溢れる長篇ミステリー(amazonより抜粋)

Posted byブクログ

2012/10/13

読み終えたあと、これほど悲しく、切ない気持ちになれる小説はなかなかない。 終盤、結婚式での父娘のシーンは涙が出た・・・ 非現実的な話だけど、これほどまでに主人公に感情移入してしまうとは・・・

Posted byブクログ

2010/08/04

とても非現実的な話なんだけど、なんとも言えない温かい気分にさせられる。 オチは「え~、それは無理がありすぎるのでは?」という気持ちが拭えず納得がいかないのだが、読んだ後の気分がいいのでマル。ちょっと泣ける。

Posted byブクログ