竜馬がゆく 新装版(三) の商品レビュー
寄り道をしながらもやっと第三巻。勝海舟との運命的な出会いにより竜馬は藩単位から日本と言う広い目で物事を見るように変わる。そしておりょうとの出会い。 どうしても頭の中のイメージは龍馬伝の福山雅治、真木ようこで読んでしまう。 続きが楽しみ・・・寄り道しながらゆっくり読もう。
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脱藩した竜馬がようやく動き始める。 竜馬が何をやりたいのか、どういった才能があるのかまだわからないが、勝海舟との出会いや私設海軍の創立に向けては奔走するなど。 どんどん物語にひきこまれる。
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第3巻も楽しみ満載です。竜馬と千葉重太郎が外で勝海舟を暗殺しようと待伏せる場面、また日を改めて勝の自宅へ乗り込む場面、なんとも重太郎の思い詰めた重い雰囲気と、竜馬が剣を忘れるなど、のんびりと構えたユニークな人柄が楽しいです。大河ドラマでもなかなか描けていなかったので、小説で初めて...
第3巻も楽しみ満載です。竜馬と千葉重太郎が外で勝海舟を暗殺しようと待伏せる場面、また日を改めて勝の自宅へ乗り込む場面、なんとも重太郎の思い詰めた重い雰囲気と、竜馬が剣を忘れるなど、のんびりと構えたユニークな人柄が楽しいです。大河ドラマでもなかなか描けていなかったので、小説で初めて「楽しみました」。竜馬がお田津様と料亭で会う直前に、火事場で子供を助け、泥まみれの姿で対面し、背中を流してもらう場面のおかしみは最高!です。
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魅力的な場面や歴史的な事件が多く登場する巻である。具体的には下記の8点である。 ①寺田屋事件:薩摩藩士同士の争いで、当時の薩摩の気風がよく伝わってくるとともに、当時の藩と幕府の力関係がよく見て取れる。 ②生麦事件:当時の英国人が日本人と、特に中国人をどのように扱っていたのかが...
魅力的な場面や歴史的な事件が多く登場する巻である。具体的には下記の8点である。 ①寺田屋事件:薩摩藩士同士の争いで、当時の薩摩の気風がよく伝わってくるとともに、当時の藩と幕府の力関係がよく見て取れる。 ②生麦事件:当時の英国人が日本人と、特に中国人をどのように扱っていたのかがよく分かる。世界の中でイギリスがどのような立場にいたのかも理解できる。 ③勝海舟との出会い:勝海舟を千葉重太郎に連れられて暗殺しに行ったのに弟子入りする場面。勝と出会ってから本格的に海軍構想へ向かっていく竜馬の思いが伝わってくる。 ④ジョン万次郎の人物像 ⑤土佐藩を勤皇に染め上げようとする武市半平太の謀略 ⑥勝を護衛する岡田以蔵:人斬り以蔵と当時の攘夷派の性質がよく伝わる。 ⑦山内容堂と清河八郎への手厳しい人物評 ⑧おりょうとの出会いから寺田屋に預けるまで。 この3巻では竜馬がとても忙しく世間を動き回り、多くの人と会って学んでいる。その多くの人がそれぞれ面白いことと、その人たちとの出会いで変化していく、そして徐々に世に出ていく竜馬の姿がとても面白い。魅力の多い3巻です。
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岩崎弥太郎、久坂玄瑞、千葉重太郎、勝海舟、岡田以蔵、高杉晋作、桂小五郎、西郷吉之助、大久保一蔵、武市半平太、おりょう。 竜馬は勝の見聞に触れ、日本の将来を考え始める。土佐勤王党の暗躍は激化。
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明治なんてほんの百年前だ。 その時代、人の一生が五十年そこそこ。 困った。ボーっとしてたら半分以上過ぎていた。
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226 「日本人です」「にっぽん人?」 396 一国を救おうというのも、一家を救おうというのも、同じ気質から出るものだ。 425 小さな自分の利益に固執していない。
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勝海舟との出会い。人にはさだめがあって、真の人はその渦にどんどん巻き込まれていくものなんだなーって思った。 「世に生を得るは事をなすにあり」 いそがずに、自分のすることを信じて行くことで道は開ける。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「重さん、良薬ほど毒性があるよ。 英雄というのは国家の無病息災なときには無用の毒物だが、天下危難のときにはなくてはならぬ妙薬だ。 人間の毒性ばかりをこせこせをみるのは小人のすることで、 大人はすべからず相手の効能を見ぬかねばならん」 「人の一生というのは、たかが五十年そこそこである。 いったん志を抱けば、この志にむかって事が進捗するような手段のみをとり、 いやしくも弱気を発してはいけない。 たとえその目的が成就できなくても、その目的への道中で死ぬべきだ。 生死は自然現象だからこれを計算に入れてはいけない」
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竜馬が日本を守るため、変えるために、何をすべきかとう問題に対し、自分なりの答えを見つける。海軍を作るために奔走し始める頃が描かれている。何かを変えるために奔走する動きは、変革人事の仕事にいずれ取り組みたい自分にも参考となる。
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