竜馬がゆく 新装版(三) の商品レビュー
2012.12.1新宿スタバにて読了 考え方のスケールが大きい 自分の好きなことで大事を成すという言葉が気に入った
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生麦事件が発生し、攘夷の機運がいよいよ最高潮に達しようとしている折りに、竜馬は勝海舟と運命的な出会いをする。これによって竜馬は開国論へと一気に突き進む。
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2回目読了。船を得た竜馬の姿がいきいきと描かれており、物語にのめり込まる。作者と歴史上の登場人物とのちょっとした対話もよい。
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毒にも薬にもならないのなら、市井の人として平凡に生きるのか。 たしかに議論で相手を負かしても、恨みを買うだけなのかも。
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坂龍飛騰。竜馬は脱藩してから江戸へ。そして勝海舟との出会い。そこから開国派へと変わっていき世界を 大観するようになり、少しづつ歴史の表舞台へと進み始める。一方、勤王攘夷派の武市半平太とは対をみなす立場となっていく。それにしても一介の脱藩浪人が念願の幕府の軍鑑順動丸に乗ることになり...
坂龍飛騰。竜馬は脱藩してから江戸へ。そして勝海舟との出会い。そこから開国派へと変わっていき世界を 大観するようになり、少しづつ歴史の表舞台へと進み始める。一方、勤王攘夷派の武市半平太とは対をみなす立場となっていく。それにしても一介の脱藩浪人が念願の幕府の軍鑑順動丸に乗ることになり、越前のお殿様松平春獄に惹かれ認められて、しまいには軍鑑の資金五千両を頂戴するまでになるとは竜馬の器が大成し魅力溢れる人物になってきたことなのだろう。そして、おりょうとの出会い。恋をして竜馬はどんどん羽ばたいていく。
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土佐藩を脱藩したが、さしたることもできなかった龍馬だが、江戸を下り、再び桶町千葉道場の食客となる。攘夷熱の高まりつつあったある日、重太郎が勝麟太郎を斬ると息巻く。共に氷川にある勝の屋敷を訪れるが、龍馬は勝の弟子になってしまう。ここから、遅咲きとはいえ瞠目すべき龍馬の倒幕活動の一歩が始まるのである。
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だんだん登場人物が多くなってきて、わけがわからなくなってきそう。 でも、この物語を最後まで読むと、ここではほんの一瞬しか出てこない人物が、後に大政奉還に向けて大仕事をしたり維新後格たる地位に着いたりしたるから、脇役といえ見逃せないです。 司馬さんは、そういう人物は後の巻でも...
だんだん登場人物が多くなってきて、わけがわからなくなってきそう。 でも、この物語を最後まで読むと、ここではほんの一瞬しか出てこない人物が、後に大政奉還に向けて大仕事をしたり維新後格たる地位に着いたりしたるから、脇役といえ見逃せないです。 司馬さんは、そういう人物は後の巻でもきちんとフォローされているから、最初は記憶の片隅においとく程度でも大丈夫です。
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いよいよ竜馬の人生が動き出した! 勝海舟との出会いから、竜馬の生きる道標が照らし出される。 「われは奇策家ではないぞ。おれは着実に物事を一つずつきずきあげてゆく。現実にあわぬことはやらぬ。それだけだ。」 今までの常識にとらわれず、そして現実をふたつの眼でしっかり見据えた竜馬がい...
いよいよ竜馬の人生が動き出した! 勝海舟との出会いから、竜馬の生きる道標が照らし出される。 「われは奇策家ではないぞ。おれは着実に物事を一つずつきずきあげてゆく。現実にあわぬことはやらぬ。それだけだ。」 今までの常識にとらわれず、そして現実をふたつの眼でしっかり見据えた竜馬がいよいよ天をゆく竜となり地をかける馬となる。
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歴史物の作品としては本当に面白いと思う。 が、当の坂本竜馬がなんというか・・・ 行儀が悪すぎて、人格だとか以前に苛々してしまう。 人間として基本的な行儀作法のできない人にあそこまで好意的に接してくれている周りの人々の寛容さと器の大きさのほうが、見事。
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脱藩した竜馬は勝海舟と出会い、独特の攘夷思想を構築していく。佐幕か勤王か真っ二つに分かれる時勢で、倒幕を掲げ、家柄に関係なく誰でも政治に参加できる日本を目指す当時としては極めて異端の思想である。 武市をはじめとする勤王派は佐幕派の重要人物を殺害する強硬姿勢を取っていたが、竜馬は海軍学校を創設し外国勢力に武力で対抗する基盤をつくろうとしていた。 印象的だったのは勝を切りにきた武士を反対に勝の弟子にしてしまうという箇所。竜馬の人柄が全快である。 勝海舟をはじめ桂小五郎、西郷隆盛、高杉晋作、久坂玄瑞といった動乱の時代を彩る人物たちの名前がちらほら登場し、より一層の盛り上がりを見せる。
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