竜馬がゆく 新装版(三) の商品レビュー
篤姫のときに失敗したので、あまり先を急がないようにして読んでます(;^_^)崩壊直前とはいえ武士の世の中、脱藩浪人の竜馬がお歴々がたを落としていく様が面白いです。そして容堂の怪傑ぶり、近藤正臣さんうまく演じてるんだな〜と感心しました。
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大河ドラマとの展開と合わせてよんでいるので、登場人物がドラマのキャスティングとダブリます。ところどころ、話が違うところもありますが、当たり前デスね。 面白いデス。 途中に実際に書かれた手紙の内容や、登場人物の補足説明が小説の域を出る程、丁寧なので、歴史の流れや、藩が抱える問題や考...
大河ドラマとの展開と合わせてよんでいるので、登場人物がドラマのキャスティングとダブリます。ところどころ、話が違うところもありますが、当たり前デスね。 面白いデス。 途中に実際に書かれた手紙の内容や、登場人物の補足説明が小説の域を出る程、丁寧なので、歴史の流れや、藩が抱える問題や考え方がわかって興味深いです。 歴史好きの先生が補足してくれているような、小説デスね。続きが楽しみです。
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脱藩した竜馬は海軍奉行の勝海舟と出会う。勝海舟との出会いの場面が楽しい。時代背景はは寺田屋騒動、生麦事件を経て、京都に勤王志士が集結してゆくまで。お竜との運命的な出会いは終盤。
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おすすめ度:95点 生麦事件を筆頭に攘夷が勢いを高める中、薩長両藩は暴走の道を歩み始める。 武市半平太も暗躍し土佐藩の勤王攘夷を進行させる。 一方、竜馬は勝海舟との運命的な出会いから、勤王の志士たちとはちがう独自の道を歩み始める。 竜馬は「藩」という次元を超え、日本人という「...
おすすめ度:95点 生麦事件を筆頭に攘夷が勢いを高める中、薩長両藩は暴走の道を歩み始める。 武市半平太も暗躍し土佐藩の勤王攘夷を進行させる。 一方、竜馬は勝海舟との運命的な出会いから、勤王の志士たちとはちがう独自の道を歩み始める。 竜馬は「藩」という次元を超え、日本人という「奇想天外な」立場から物事をみつめ、遥か海の彼方に夢を託していく。 そして、おりょうとの、もうひとつの運命的出会いを果たす。 日に何度も歴史上重要な動きをする「忙しい」竜馬に対して、司馬氏自身も「追っつけなくなってきた」と語っているのは面白い。 千葉家のさな子、家老福岡家のお田鶴さまは独立した人生をもっていたが、りょうは悲境にあることから竜馬の「気質」を満足させてくれる女性であった、という分析もまた面白い。
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新選組と対比させて読んでいるだけに、作者の竜馬への愛情が物凄くよく分かる。 そう思っているのなら、それは新選組嫌いだろうなあと思う。 それとは別にしても、竜馬が既に海軍学校などと目標に向かって 具体的に動いている一方、近藤さんたちは、今江戸を発とうかというところだから、 確かに...
新選組と対比させて読んでいるだけに、作者の竜馬への愛情が物凄くよく分かる。 そう思っているのなら、それは新選組嫌いだろうなあと思う。 それとは別にしても、竜馬が既に海軍学校などと目標に向かって 具体的に動いている一方、近藤さんたちは、今江戸を発とうかというところだから、 確かになにかにつけ遅れていると筆者や歴史家たちが言いたい気持ちも分からないこともない。 が、そういうものではないだろう、と思う。 女の子たちでは私は個人的には 田鶴さんが一番好きなんだが、歴史上彼女と竜馬が 結ばれるわけもなく。
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弥太郎の竜馬追跡からおりょうとの馴れ初め?くらいまで。 後半からどんどん動き出してきた感じ。 勝海舟すげえ。
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ついに、勝海舟・おりょうさん登場(^^) 反面、物語はどんどん重くなっていく。この時代の人たちは、人を切りすぎ。そんな中、人を斬ることを選択しない生き方をした竜馬は現代風のものの考え方だなあと思った。
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脱藩した竜馬は京都、大阪を経て三度江戸に。千葉道場に寄宿する。重太郎の誘いで幕臣 勝 海舟暗殺のために近づくが、感化され門人となる。京都ではおりょうとの出会い。勝の尽力もあり脱藩を許された竜馬は、神戸に海軍学校を開設する為奔走する。
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~内容(「BOOK」データベースより)~ 浪人となった竜馬は、幕府の要職にある勝海舟と運命的な出会いをする。勝との触れ合いによって、かれはどの勤王の志士ともちがう独自の道を歩き始めた。生麦事件など攘夷熱の高まる中で、竜馬は逆に日本は開国して、海外と交易しなければならない、とひそか...
~内容(「BOOK」データベースより)~ 浪人となった竜馬は、幕府の要職にある勝海舟と運命的な出会いをする。勝との触れ合いによって、かれはどの勤王の志士ともちがう独自の道を歩き始めた。生麦事件など攘夷熱の高まる中で、竜馬は逆に日本は開国して、海外と交易しなければならない、とひそかに考える。そのためにこそ幕府を倒さなければならないのだ、とも。 ~~~~~~~~~~~~~~~~
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言わずと知れた名著。 この本を読んで、熱くなれない人はいない。 この本では、 ”竜馬と自分を比較し、いかに自分の成長ペースが遅いか” を知ることができる。 常に、「自分と同じ年のとき、竜馬は何をしていたのか」 を考えながら読むと、非常に面白い。 以下、この本から学んだこと ...
言わずと知れた名著。 この本を読んで、熱くなれない人はいない。 この本では、 ”竜馬と自分を比較し、いかに自分の成長ペースが遅いか” を知ることができる。 常に、「自分と同じ年のとき、竜馬は何をしていたのか」 を考えながら読むと、非常に面白い。 以下、この本から学んだこと ******* ・竜馬は、他の区より、半数で仕上げた。 →仕事の責任者を巧みにえらび、それぞれ分掌させ、競争させた。 ・一つしかないからどんどん命を投げ込むんだ。 一つしかないと思って尼さんが壺金でも抱いているように大事にしていたところで、人生の大事は成るか。 ・西洋には日曜日というのがあって七日ごとに休むのだが、そんなことをしていては日本は追っつけぬといってここでは休みなし ・人の一生には、命題があるべきものだ。 ・議論は、よほど重大なときでないかぎり、してはならぬ。 →議論に勝っても、相手の名誉をうばうだけ。 通常、人間は議論に負けても自分の所論や生き方は変えぬ生き物だし、負けたあと、持つのは、負けた恨みだけ。 ・桂小五郎30歳。藩外交をきりまわす役目。 ・竜馬は、例によってどんどん質問した。質問がとんちんかんで、学生の失笑も買ったりしたが、当人は平気である。 ・人生と芝居の違い 芝居の役者のばあいは、舞台は他人が作ってくれる。 なまの人生は、自分で、自分のがらに適う舞台をこつこつ作って、そのうえで芝居をするのだ。 他人が部隊を作ってくれやせぬ。 ・竜馬19のとき(大学に入学するころ)に、黒船を見る。 →自分と自分の周囲に、はじめてめざめた齢。 ・人間はなんのために生きているか →事をなすため。ただし、事をなすにあたっては、人の真似をしてはいけない。 =”世の既成概念をやぶる”ことが真の仕事 →「世に性を得るは事を成すにあり」 人の跡(業績)を慕ったり人の真似をしたりするな。釈迦も孔子も、みな先例のない独創の道をあるいた。 ・人生というのは、たかが五十年そこそこである。 いったん志を抱けば、この志にむかってことが進捗するような手段のみをとり、いやしくも弱気を発してはいけない。 たとえその目的が成就できなくても、その目的への道中で死ぬべきだ。 生死は自然現象だからこれを計算にいれてはいけない。 ・「不便」を変える →今までの習慣とか、古い権威による不合理を変える。 ・竜馬の雄弁 ①さかんに譬ばなしをひく。 ②夢中になってくると無心に羽織のヒモを解きはじめる。 →話のうまさと、特徴 ・金のあるやつは金を出し、仕事ができるやつは仕事をする。 やること ⇒どんな誘いも、「やります!」と言って受ける ⇒議論を避ける ⇒疑問が出たら、すぐに質問する(周りの目を気にしない) ⇒”不便さ”こそ、チャンス。すぐにメモ。 ⇒話の後に、譬を入れる。
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