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村上春樹、河合隼雄に会いにいく の商品レビュー

3.8

204件のお客様レビュー

  1. 5つ

    45

  2. 4つ

    64

  3. 3つ

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2012/10/08

村上さんが本当にねじまきに力を入れていたことがよく分かる本。 ねじまきを書かずにはおられなかったんでしょうね。 私にとってもかなり印象深い本なので、読み返そうと思います。 あれは読み返すにも体力がいるのですが… 河合さんはもうお亡くなりになったんですね。日本におけるユング研究の...

村上さんが本当にねじまきに力を入れていたことがよく分かる本。 ねじまきを書かずにはおられなかったんでしょうね。 私にとってもかなり印象深い本なので、読み返そうと思います。 あれは読み返すにも体力がいるのですが… 河合さんはもうお亡くなりになったんですね。日本におけるユング研究の第一人者となればおかしくないか。 10.04.26

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2010/04/13

これまで読んだ対談本の中で一番厭味っぽさがなくて、面白い。これは河合隼雄さんが春樹のよさを引き出してるんだろうか。他の河合隼雄の本読んでみよう、という気分にさせる良い対談。

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2015/09/20

この本を読んでいたら、途中でどうにも「ねじまき鳥クロニクル」を読まないとついていけなくなったので、3巻まとめ買いして、とりあえず「ねじまき鳥~」の方を先に読み始めました。前回挫折してるんですが、「1Q84」3巻発売までには読み終えたいなあ。

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2010/02/23

『小説を書くというのは、ここでも述べているように、多くの部分で自己治療的な行為であると僕は思います』 村上春樹さんが小説を書きはじめた理由が印象的でした。

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2010/02/16

河合さんでかした、という感じで、やっぱりここまで腹を割って 村上春樹がそのころ(1995年だからもう14年も前で、「ねじまき鳥クロニクル」を書きおえ「アンダーグラウンド」にとりかかろうとしていた頃)心にわだかまってもやもやしていたものを出してくるなんて、他の相手だったら無理だった...

河合さんでかした、という感じで、やっぱりここまで腹を割って 村上春樹がそのころ(1995年だからもう14年も前で、「ねじまき鳥クロニクル」を書きおえ「アンダーグラウンド」にとりかかろうとしていた頃)心にわだかまってもやもやしていたものを出してくるなんて、他の相手だったら無理だったろうと思う。

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2010/02/09

面白かったです! 今の日本が抱えている問題、村上春樹の小説に何故家族があまり描かれていないのか等の、コミットメントとデタッチメントについて語っています。『ねじまき鳥のクロニクル』また読み直したくなりました。あの小説に癒された人は多いんだそうです。

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2010/02/06

これは村上春樹と河合隼雄の対談を書き写した内容がメインである。 内容はお察しのとおり、非常に面白いんだなこれが。 デタッチメントからコミットメントへの推移の話から、はては死生観の話まで、ディープな対談が面白かった。 しかし現代人の心の闇を物語につなげるという話では、なぜか大きく納...

これは村上春樹と河合隼雄の対談を書き写した内容がメインである。 内容はお察しのとおり、非常に面白いんだなこれが。 デタッチメントからコミットメントへの推移の話から、はては死生観の話まで、ディープな対談が面白かった。 しかし現代人の心の闇を物語につなげるという話では、なぜか大きく納得してしまった。 村上春樹のデタッチメントからコミットメントのターニングポイントである「ねじまき鳥クロニクル」については、そのことが良く説明されている デビュー作のノルウェイの森と、最新作1Q84を読み比べてみると、明らかにテーマが違ってくる。 やはり、数十年前の若者が抱えていた心の闇と、僕たちの抱えてる心の闇は質が違ってくるのだ。 物語は、心の闇を癒す手段になる。 村上春樹はそのことも踏まえて、物語を書き続けているのだろう。 彼の作品に、最近起きた事件のメタファーや、社会問題が含まれてるのもそれが理由なのだろう。

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2010/02/05

以前一度読んだことがあったんだけど、そのときには内容が難しくて掴めなかった。その頃から今までに村上さんの作品をたくさん読んだし、自分も病を背負ったこともあり、もう一度読み返した。依然として難しいんだけど、ああ、わたしはよくも悪くも日本的なんだなと感じた。考え方やものの捉え方が。わ...

以前一度読んだことがあったんだけど、そのときには内容が難しくて掴めなかった。その頃から今までに村上さんの作品をたくさん読んだし、自分も病を背負ったこともあり、もう一度読み返した。依然として難しいんだけど、ああ、わたしはよくも悪くも日本的なんだなと感じた。考え方やものの捉え方が。わたしは「何かにコミットすること」と「自己表現」をうまく両立させることができずに悩んでいる。

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2010/01/26

普段インタビューとかでは村上春樹が話さないような内容のことも 自然に話し出していて、河合隼雄がすごいなあと思いました。 ねじまき鳥とか村上春樹の小説を読んでないとわからないところはあるかも。

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2011/04/28

ふたりだけの世界。止揚されていくエネルギーがなくて残念。表現者の狂気は、社会への違和感と言い換えられる。

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