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村上春樹、河合隼雄に会いにいく の商品レビュー

3.8

204件のお客様レビュー

  1. 5つ

    45

  2. 4つ

    64

  3. 3つ

    57

  4. 2つ

    6

  5. 1つ

    1

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2011/04/08

村上春樹と河合隼雄先生の対談。 精神がなんとかの話が理解できなかった。。。 行が短くて中央に文章がのっていて読みづらかった。。。 (解説が下についているから仕方ないけど)

Posted byブクログ

2011/04/05

今、だからこそ読んでほしい。 ねじまき鳥クロニクルのことについて多くの記述があったので、 まずはそっちを読んでから全部読もうと思います。 途中まで読んだけど、かなり面白いです。 対話形式なのでスルスルと、 まるで村上さんと河合さんと3人で一つの部屋にいるみたいに 読めます。 ...

今、だからこそ読んでほしい。 ねじまき鳥クロニクルのことについて多くの記述があったので、 まずはそっちを読んでから全部読もうと思います。 途中まで読んだけど、かなり面白いです。 対話形式なのでスルスルと、 まるで村上さんと河合さんと3人で一つの部屋にいるみたいに 読めます。 特にコミットメントとデタッチメントの話が興味深かった。 引きこもりながらネットばかりやってるなんて若者が急増している今は デタッチメントでありながらコミットを求めてやまないという矛盾の中にあるのかな。 とか、 あぁ、3人で語れたらどんなに楽しいだろう! と思いました。笑 河合さんの、 なんでも『裏返し』というのは、その元のものとほとんど変わりはありません。 て言葉にもハッとさせられました。 読み終わったら少し何かが変わってそう。 そんな本です。

Posted byブクログ

2011/01/28

再読了。村上氏の小説にかけるテーマなど、通常のインタビューよりもわかりやすく出てきており、興味深い。 しかし、抽象的な話が多いため、細切れで読むのはもったいなかった。

Posted byブクログ

2011/01/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

『世界には必然的に暴力と性が含まれており、それらから逃れることは出来ない。そして、それらにどう関与していくかが問題である』という文章中の表現が一番印象的でした。 世界を汚している主な要因として考えられるこれらから、今まで俺はなるたけ逃げてきたように思う。でも、これらと対峙しなくては本当の意味での『生』に出会えないのではないだろうか。

Posted byブクログ

2011/01/05

相性の良さが伝わってくる対談。 だからなのか、流れるように読めて、心に残る。 この二人の対談でしか生まれない静かで確かな力を浴びたような読後感。 いい本だと思う。

Posted byブクログ

2011/01/01

「われわれは苦しむために結婚するんだ」という河合先生の定義には驚きだけど、そんなポジティブな苦しみが味わえれば素晴らしいと思う。苦しむのが当たり前と言うとかなり語弊がありそうだけど、少し盲目的に走ってみて、あとから振り返れば楽しかったと思えたら、それでいいような気がする。でも時間...

「われわれは苦しむために結婚するんだ」という河合先生の定義には驚きだけど、そんなポジティブな苦しみが味わえれば素晴らしいと思う。苦しむのが当たり前と言うとかなり語弊がありそうだけど、少し盲目的に走ってみて、あとから振り返れば楽しかったと思えたら、それでいいような気がする。でも時間が経たないうちに針が振り切れてしまうこともあるし、間延びし過ぎたためにある瞬間に糸が切れるということもあるだろう。なかなか上手くいかないものです。どうしたらよかったのか、今もさっぱり分かりません。

Posted byブクログ

2010/12/21

春樹さんが学生紛争時代に経験したデタッチメントに僕はとても共感しました; うん。今も僕の環境では、似ている面があるけど。

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2010/12/13

読むたびに心に響くものがある。 善や悪、正しさ、暴力など、 人間と社会について考えるときに避けてはいけない事柄について 考えるヒントがごろごろしている。

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2019/01/16

読みました。 村上春樹の描く「あちら側の世界」(例えば世界の終わりなど)を、ユング心理学から見たら、どのような見解になるのか非常に興味があったので。 対談では、「コミットメント」と「デタッチメント」について深く読みやすく語られています。 また、「個人」としてどのように生きて...

読みました。 村上春樹の描く「あちら側の世界」(例えば世界の終わりなど)を、ユング心理学から見たら、どのような見解になるのか非常に興味があったので。 対談では、「コミットメント」と「デタッチメント」について深く読みやすく語られています。 また、「個人」としてどのように生きていくかということも。 個人としてのレスポンシビリティ、「反抗」ではなく「自分のスタイル」を打ち出すということ。 特に印象に残ったのは、以下の引用文です。 「その人にとってものすごく大事なことを、生きねばならない。 しかし、それをどういう形で表現するか、どういう形で生きるかということは人によって違うのです。 僕はそれが個性に関わってくると思うのです。 生き抜く過程の中に個性が顕在化してくるのです。」

Posted byブクログ

2013/02/28

 村上春樹と河合隼雄の会話はいつも驚くぐらい通じ合っている。村上春樹はユング心理学を学んでいないのに…物語世界を生み出すということはそれくらい深い作業なんだな。  このお二人が難しいっていうんだから現代は本当に難しいんだろう、正解を探そうとしなくていいんだなーと楽になる。

Posted byブクログ