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葉っぱのフレディ の商品レビュー

4.2

100件のお客様レビュー

  1. 5つ

    36

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2020/02/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

葉っぱのフレディが生まれてから死ぬ(散る)までのお話。 廻る季節といのちについてのお話なのですが、偶然インターネット上で見かけた訳の方が好きだなぁ…。 絵本では「死ぬ」という言葉を極力最後まで使いませんが、原書だと割とあっさり「die」という単語が登場します。

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2018/04/21

生まれてから死ぬまでの「いのち」というものを葉っぱのフレディを通して子供たちにわかりやすく描いている。フレディは秋になり、冬になり木から離れていく友人たちを見て、それは死んでいくということだと知り、怖いと思う。でも、地面に降りた時自分が生きていた時の大きな力強い木を下から眺め、ず...

生まれてから死ぬまでの「いのち」というものを葉っぱのフレディを通して子供たちにわかりやすく描いている。フレディは秋になり、冬になり木から離れていく友人たちを見て、それは死んでいくということだと知り、怖いと思う。でも、地面に降りた時自分が生きていた時の大きな力強い木を下から眺め、ずっとずっとこの木は生きていくのだと知り、やがて自分もその木をますます育てるための栄養となっていき、また新たな命を育てる。「いのち」はずっと続いていくものなのだとフレディは思う。 とても優しい素敵な絵本だった。

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2018/07/08

故日野原重明先生の本に紹介されており、興味を持ったので手に取ってみました。 木の枝の葉っぱ(フレディ)を人の一生に例えた物語。 「死」を迎えることは不幸なことでもなく終わりというものでもなく、自然の中に溶け込んでいく変化の過程。 「死」があるからこその生きることの素晴らしさを...

故日野原重明先生の本に紹介されており、興味を持ったので手に取ってみました。 木の枝の葉っぱ(フレディ)を人の一生に例えた物語。 「死」を迎えることは不幸なことでもなく終わりというものでもなく、自然の中に溶け込んでいく変化の過程。 「死」があるからこその生きることの素晴らしさを存分に実感していきたい。 ・・・と感じた。 ミュージカルになっているらしいので観てみたい。 「死」を題材にした絵本。子供にも大人にもお勧めの一冊。

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2017/12/15

・小学生の頃に読んで好きになった。季節で変わりゆく葉っぱについて、考えたことはなかったが、葉っぱ人生について、そして別れについて考えるいい本だと思った。 ・いのちは変わりながらも続いていく。一枚の葉っぱの一生を見ながら、そのことを学べる深良い絵本だなと思う。自分にとってのダニエル...

・小学生の頃に読んで好きになった。季節で変わりゆく葉っぱについて、考えたことはなかったが、葉っぱ人生について、そして別れについて考えるいい本だと思った。 ・いのちは変わりながらも続いていく。一枚の葉っぱの一生を見ながら、そのことを学べる深良い絵本だなと思う。自分にとってのダニエルは誰だろうと考えながら楽しく読んだ。 ・小学校の時、内容の深さに幼い頃なりに、衝撃を受けた本だったことを覚えている。死ぬのが怖いとおびえるフレディに対してのダニエルの「変化しないものはひとつもない、自分達も変化しつづけていて、死ぬというのも変わることの一つなんだよ」という言葉は、当時7.8歳の私の心に対しても変化をもたらしてくれた。死ぬのは確かに怖いけど、こう考えたらすごく納得いくなぁと思えたきっかけ。

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2016/12/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

1998年刊行。 自然・命の循環を表現した物語。 読み聞かせでも、音読でもよいと思える作品です。

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2016/03/14

あきになった、きのえだに、フレディとダニエルだけになったとき、フレディが「じぶんがうまれてきてよかったのか」聞いているところが、かなしかった。

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2015/10/20

アメリカの哲学者が書いた「いのち」の絵本。 葉っぱの紅葉について説明してる部分が印象に残りました。 … いっしょに生まれた 同じ木の 同じ 枝の どれも同じ葉っぱなのに どうし てちがう色になるのか フレディにはふ しぎでした。 「それはねーー」とダニエルが言いまし た。「生...

アメリカの哲学者が書いた「いのち」の絵本。 葉っぱの紅葉について説明してる部分が印象に残りました。 … いっしょに生まれた 同じ木の 同じ 枝の どれも同じ葉っぱなのに どうし てちがう色になるのか フレディにはふ しぎでした。 「それはねーー」とダニエルが言いまし た。「生まれたときは同じ色でも いる場 所がちがえば 太陽に向く角度もちがう。 風の通り具合もちがう。月の光 星明か り 一日の気温 なにひとつ同じ経験は ないんだ。だから紅葉するときは みん なちがう色に変わってしまうのさ。」  … 葉っぱの一生を具体的に追うことで、 漠然とした「いのち」について考えさせられる絵本でした。

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2015/10/10

自分が存在する意味。死ぬことの捉え方。 静かに肯定されていることに、気持ちが平安を見つけられたように思う。 折に触れて読み返したい。

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2015/09/16

☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BA39163120

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2015/03/15

命というコンセプトがシンプルな上に 植物で表現しているので違和感なく 生きて死ぬという人生を 自然な変化の一つととらえ安くしているのだろう しかしその一方で もう一歩深みをもたせて無理な答えを出さずに 多様性を残して欲しかったとも思う 細かいことで言えば 生まれたての葉っぱも経...

命というコンセプトがシンプルな上に 植物で表現しているので違和感なく 生きて死ぬという人生を 自然な変化の一つととらえ安くしているのだろう しかしその一方で もう一歩深みをもたせて無理な答えを出さずに 多様性を残して欲しかったとも思う 細かいことで言えば 生まれたての葉っぱも経験を積んだ葉っぱも同じように 一枚一枚違う個性を持っている筈だ ダニエルは先輩格の議論の相手であって欲しかったし 知識は長い経験を持つ木の幹との会話で得る道筋の方が 納得しやすいだろう 知識を咀嚼することで自分の考えと それに対する責任を持つという過程を盛り込んで 欲しかったとも思う

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