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中国行きのスロウ・ボート の商品レビュー

3.8

235件のお客様レビュー

  1. 5つ

    51

  2. 4つ

    70

  3. 3つ

    65

  4. 2つ

    11

  5. 1つ

    1

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2011/06/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

短編集。 不思議な物語。どこかファンタジックな物語が多いです。 リゾートマンションでの女の子との会話とか、動物園だとか、印象的な情景がたくさん。 会話だとか雰囲気の妙というのが、村上春樹はうまくて、アンニュイな気分を堪能したいときに読みたい本。

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2011/06/07

気付いたときにはもう手遅れだった、そういうことってわりとある。 取り返しのつかなくなる前に、どうしようもなくなる前に、自分の身に起こっていることを正確に把握したい。 (表題作「中国行きのスロウ・ボート」を読んで)

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2011/05/19

村上春樹の短編集。 なんとも不思議な。。 羊男くんも登場します。 なんとも不思議な。。

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2011/06/06

僕の初めて会った中国人は確か小3の時にスイミングスクールで出会った同じ市内の子だった。でも、1年ぐらいして急にいなくなった。今、何してるのかなぁ。 午後の最後の芝生、が一番好きです。こんな友人が欲しい。

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2011/05/17

読んだのは2回目、前回は何年前?5年以上まえだと思う。今回はパラパラっと読んだ。記憶に残ってる話もあり、忘れてた話もあり。私は短編より長編の方が好き。

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2011/05/10

体に染みこむようなお話でした。 体から湧いてくるようなお話でした。 村上春樹さんの作品は、刺激されたのが心のどこだかわからないけど、不思議な現実感でいっぱいになります。 どこかでジャズがなっていて、もうひとりの自分が確かにこの世界に存在するような、離脱感があります。 この一...

体に染みこむようなお話でした。 体から湧いてくるようなお話でした。 村上春樹さんの作品は、刺激されたのが心のどこだかわからないけど、不思議な現実感でいっぱいになります。 どこかでジャズがなっていて、もうひとりの自分が確かにこの世界に存在するような、離脱感があります。 この一冊から、わたしの春樹の世界がはじまりました。

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2014/08/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

(再読)読書会用。ずいぶん昔読んでいて、本棚を探したのだけれどもどうしても見つからなかったので購入。講談社でも新潮社でもなく、中公文庫だということに気がついた。何度も読み返してはいないけれども、作品の風景や台詞はおおよそ記憶している。

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2010/12/21

安西水丸さんの表紙のイラストと表題の「中国行きのスロウ・ボート」 日本に馴染んでいる「梨」の原産は中国なんだ。身近にいるくせにあまり知らない、そんなお話たち。

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2010/12/01

村上春樹初の短編集。 前半と後半でタッチが異なる。前半は、何かのメタファーなのだろうけど言いたいことが全く理解できない。後半は、どこか異国風の雰囲気が漂って、読んでいて心地よい。特に「土の中の彼女の小さな犬」の空気が好き。

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2012/03/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

印象に残ったところ 「中国行きのスロウ・ボート」の5章(?)から始まる状況描写の比喩。  これ以外にも全般的に言えることなのだが、ここの部分が一番感情の視点とその街の視点がうまく混じっていた気がしたから。 「カンガルー通信」の話の展開の仕方  これは危ない人にしか見えなかった。 「シドニーのグリーン・ストレート」の事件解決直後にあった「これというのもみんなフロイトのおかげだ」のセリフ  この話だけ他と違ってコミカルな感じに進んでいて結論もあっけらかんとしていたので思わずそんな結論なの?というツッコミもでてきそうになった。 全体として若い男の一人称で進んでいくのと、いい雰囲気なのかどうかはわからないが一対一で濃い会話をしている場面が多いという印象。何となくさばけた思考の性欲旺盛な青年をメインにおいているよう。あと文中の人物で、その考え方にはついてけないだろうとは思いつつも文章としては追っているというのも先に書いた比喩とか空気感の書き方の旨さがある。

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