中国行きのスロウ・ボート の商品レビュー
ぼちぼちの作品。比喩的表現に違和感を感じることがしばしばあり。内容的には、 「午後の最後の芝生」が好きだったかな。
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短編集。 不思議な物語。どこかファンタジックな物語が多いです。 リゾートマンションでの女の子との会話とか、動物園だとか、印象的な情景がたくさん。 会話だとか雰囲気の妙というのが、村上春樹はうまくて、アンニュイな気分を堪能したいときに読みたい本。
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気付いたときにはもう手遅れだった、そういうことってわりとある。 取り返しのつかなくなる前に、どうしようもなくなる前に、自分の身に起こっていることを正確に把握したい。 (表題作「中国行きのスロウ・ボート」を読んで)
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村上春樹の短編集。 なんとも不思議な。。 羊男くんも登場します。 なんとも不思議な。。
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僕の初めて会った中国人は確か小3の時にスイミングスクールで出会った同じ市内の子だった。でも、1年ぐらいして急にいなくなった。今、何してるのかなぁ。 午後の最後の芝生、が一番好きです。こんな友人が欲しい。
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読んだのは2回目、前回は何年前?5年以上まえだと思う。今回はパラパラっと読んだ。記憶に残ってる話もあり、忘れてた話もあり。私は短編より長編の方が好き。
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体に染みこむようなお話でした。 体から湧いてくるようなお話でした。 村上春樹さんの作品は、刺激されたのが心のどこだかわからないけど、不思議な現実感でいっぱいになります。 どこかでジャズがなっていて、もうひとりの自分が確かにこの世界に存在するような、離脱感があります。 この一...
体に染みこむようなお話でした。 体から湧いてくるようなお話でした。 村上春樹さんの作品は、刺激されたのが心のどこだかわからないけど、不思議な現実感でいっぱいになります。 どこかでジャズがなっていて、もうひとりの自分が確かにこの世界に存在するような、離脱感があります。 この一冊から、わたしの春樹の世界がはじまりました。
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(再読)読書会用。ずいぶん昔読んでいて、本棚を探したのだけれどもどうしても見つからなかったので購入。講談社でも新潮社でもなく、中公文庫だということに気がついた。何度も読み返してはいないけれども、作品の風景や台詞はおおよそ記憶している。
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安西水丸さんの表紙のイラストと表題の「中国行きのスロウ・ボート」 日本に馴染んでいる「梨」の原産は中国なんだ。身近にいるくせにあまり知らない、そんなお話たち。
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村上春樹初の短編集。 前半と後半でタッチが異なる。前半は、何かのメタファーなのだろうけど言いたいことが全く理解できない。後半は、どこか異国風の雰囲気が漂って、読んでいて心地よい。特に「土の中の彼女の小さな犬」の空気が好き。
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