虹を操る少年 の商品レビュー
* 「これから先、おそらく僕たちは困難に出会うことになるだろう」 * 光を演奏しメッセージを届ける「光楽」を生み出した光瑠。その力に大人たちの魔の手が忍び寄る。 . 超人の話。光での演奏に心惹かれて行く若者達の姿は不気味だった。麻薬みたい。力を奪おうとする人が出てくるのをずっと予...
* 「これから先、おそらく僕たちは困難に出会うことになるだろう」 * 光を演奏しメッセージを届ける「光楽」を生み出した光瑠。その力に大人たちの魔の手が忍び寄る。 . 超人の話。光での演奏に心惹かれて行く若者達の姿は不気味だった。麻薬みたい。力を奪おうとする人が出てくるのをずっと予測してたと思うと光瑠の天才さに驚く。そこで終わるのかという所で終わってしまったなぁ。 .
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1994年の作品。 ポケベルやファックスで時代を感じるが、内容は今読んでも新しい。 続編や関連するストーリーが読みたくなった。
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東野圭吾さんらしいミステリーではなかったですが、生物の進化や、人間について深く掘り下げられており、面白い1冊でした。 こんなに面白い本に出会えるから、本を読むのは楽しいですね。
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中身のない小説。 特に説明もなく、いつの間にか話が終わっていた。 ミステリー要素は一切ないので騙された気持ちが強い。
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やっぱり東野さんはSFがいい。 本領発揮。 最近のエンタメ強め作品より、絶対この頃のほうがいい。多少の荒さはあるけど。 仏様の後光とか、キリストの光とか、オーラとか、納得だった。ここが着想だったのかな。
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ミツルが天才過ぎて親としては恐ろしいだろうな。光楽という光と音の演奏で世界を変えていくのは凄いと思ったが、麻薬の様なヤバさがあるのは微妙だと思った。あんなに天才なんだから、その辺は上手く出来るのでは?と思ってしまう(笑)途中テロにあったり、誘拐されたりと焦ってしまうが、最後の終わ...
ミツルが天才過ぎて親としては恐ろしいだろうな。光楽という光と音の演奏で世界を変えていくのは凄いと思ったが、麻薬の様なヤバさがあるのは微妙だと思った。あんなに天才なんだから、その辺は上手く出来るのでは?と思ってしまう(笑)途中テロにあったり、誘拐されたりと焦ってしまうが、最後の終わり方はあっけないと思えた。
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『虹を操る少年』東野圭吾さん 1.出版時期とメッセージ 1994年。 バブルがはじけた1990年から数年後の物語です。 東野圭吾さんは、当時も今も主人公にメッセージを託してくれます。 私が東野圭吾さんを読みつづける理由、そのひとつがこのメッセージです。 虹を操る少年。 この...
『虹を操る少年』東野圭吾さん 1.出版時期とメッセージ 1994年。 バブルがはじけた1990年から数年後の物語です。 東野圭吾さんは、当時も今も主人公にメッセージを託してくれます。 私が東野圭吾さんを読みつづける理由、そのひとつがこのメッセージです。 虹を操る少年。 この小説のメッセージは ①既得権益側と新興勢力との対立 ②①の世代交代の鍵 です。 2.物語で問われる「世代交代」とは? 340ページ 「世代交代。種の保存を目的に人間含めた生物が行ってきた営みである。 同時に、人間ほど、この世代交代を忌み嫌う性をもつ生物も存在しない。」 3.虹を操る少年。 主人公は、幼児期に特殊能力を自覚した少年です。 特殊能力とは、知能指数のみならず、五感が通常より優秀なことです。 そのひとつが、人間が発する光を認識できる能力です。 少年は、人間は言葉のみならず、この光を通じてメッセージの受信発信ができると確信します。 その中で彼が作りあげたのが「光楽」という分野です。 光と音楽の融合。ディズニーのパレードをイメージしてください。 受信側は、高揚感が高まります。 単純にいえば、あれ です。 少年の能力をビジネスで利権化しようとするもの。 一方で、彼の能力で世界が変化することを恐れるもの。 この対立構造が物語をクライマックスに誘います。 4.読み終えて 東野圭吾さんの湯川シリーズを彷彿させる世界です。物理、化学、生物の要素があるため、そのような印象を持ちました。 そのシリーズの好きな東野圭吾さんファンには一読をおすすめします。 #東野圭吾 さん #読書好きなひとと繋がりたい
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ミツルが天才すぎてよかった。 この状態、どう解決してくれるの??とハラハラしつつも安心して読めた。 あと、社会の仕組みには、関心を持って気をつけていないといけないよなって感じた(唐突)。 たくさんの本を読んで、知識をつけていたところが良かった! 最初から全知全能ではなくて、(理...
ミツルが天才すぎてよかった。 この状態、どう解決してくれるの??とハラハラしつつも安心して読めた。 あと、社会の仕組みには、関心を持って気をつけていないといけないよなって感じた(唐突)。 たくさんの本を読んで、知識をつけていたところが良かった! 最初から全知全能ではなくて、(理解の速度は常人とは違うけど)きちんと本を読んで賢くなっていくので、本読もうってなる! 先人の知恵を一挙に取得して、役に立たせるのがかっこよかた〜!
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光楽という音楽のような新たなジャンルを開発した主人公の光瑠(みつる)が卓越した才能を持ちながらも様々な組織や思惑に巻き込まれていくというなんとも不思議なストーリーでした。 しかし、光瑠にはなんの悲壮感もなく、ただただ天才的な雰囲気がいつもただよっており、あぁこういうのがカリスマな...
光楽という音楽のような新たなジャンルを開発した主人公の光瑠(みつる)が卓越した才能を持ちながらも様々な組織や思惑に巻き込まれていくというなんとも不思議なストーリーでした。 しかし、光瑠にはなんの悲壮感もなく、ただただ天才的な雰囲気がいつもただよっており、あぁこういうのがカリスマなんだろうなと思って読んでいました。 新しいものを発明するとそれをよく思わない人によって叩かれるというのはどこの時代にもあり、それを先陣切って取り入れていくのが若者であるというのもまたどの時代にも言えることなんだろうと思います。 全く関係ないですが、私はこの『虹を操る少年』を読みながらどこかでi-phoneを開発したスティーブ・ジョブズを思い出しました。 ダムが決壊するともう止まらないと文中に出てきますが、たった十年前まで若者だけが持っていたスマートフォンが今やお年寄りまで持つようになりました。 テクノロジーはどこまでも進んでいくのだと思います。 その革命の進み方を小説を通して読ませていただきました。
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内容が面白くて一気に読みました。ただ最後まで読み終わった瞬間「え?終わり?」とちょっと心残りがありました。 もう少し物語の背景を掘り下げて、完結したストーリーを読んでみたいなと思いました。
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