虹を操る少年 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
みんなも言ってるけど、最後が「あら?」ってところで終わってしまった。東野圭吾の作品では意味深な感じで終わるものがいくつかあるけど、これは本当に微妙なところで終わって続きが激しく気になる。光を使えるようになった人が増えたけど、それで世の中は光瑠の予想したようになったのだろうか。 でも話はとてもおもしろかった。
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「光にメロディがあるの?」「あるさ。みんな、そのことに気づいていないだけさ」。“光”を“演奏”することでメッセージを発信する天才高校生・光瑠。彼の「光楽」に、感応し集う若者たち。しかし、その力の大きさを知った大人たちの魔の手が忍び寄る。新次元コミュニケーションをめぐる傑作長編ミス...
「光にメロディがあるの?」「あるさ。みんな、そのことに気づいていないだけさ」。“光”を“演奏”することでメッセージを発信する天才高校生・光瑠。彼の「光楽」に、感応し集う若者たち。しかし、その力の大きさを知った大人たちの魔の手が忍び寄る。新次元コミュニケーションをめぐる傑作長編ミステリ。
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絶対音感とはよく聞く能力だが、絶対光感とでもいうのか、 光を操る天才少年が光を通して、人々を魅了していく。 人が集まるところには陰謀も生まれてくる、 少年の目的はなんなのか?? 東野圭吾のSF的な物語ですが、面白かった。
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これはちょっと異色作、不思議な能力を持った少年の話。 彼の放つ光は麻薬のように全ての人が虜になってしまう。 もしかしたら作者も小説で光を放っているのかも、自分も完全に中毒症状。
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なんだか不思議な話でした。 話自体はおもしろかったです。 かなり前に読んだ話だったので、あまり覚えていません……
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友達から こういう内容は好き。 光楽を麻薬っぽく描くのではなく、もっと音楽と同様の高い次元で確立されようとしているものとして描いてあればおもしろいんだけど。 作者の頭の中にはあるだろうから、もうちょっと知りたい。。。 キャラクターも魅力的なので、もっとキャラ立ちさせてもよか...
友達から こういう内容は好き。 光楽を麻薬っぽく描くのではなく、もっと音楽と同様の高い次元で確立されようとしているものとして描いてあればおもしろいんだけど。 作者の頭の中にはあるだろうから、もうちょっと知りたい。。。 キャラクターも魅力的なので、もっとキャラ立ちさせてもよかったのでは。 スピンオフ的な話も欲しい所。
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音楽が音を使ってメッセージを人々の心に訴えかけるように、光楽という新しいキーワードを用いて光で人々の心に訴えかけた天才少年の話。 超人的な才覚を持った少年が実質的に主人公であるものの、物語中では彼の心情描写が一切と言っていいほどにないのが特徴で、読者側は彼の底知れない考えの深さに...
音楽が音を使ってメッセージを人々の心に訴えかけるように、光楽という新しいキーワードを用いて光で人々の心に訴えかけた天才少年の話。 超人的な才覚を持った少年が実質的に主人公であるものの、物語中では彼の心情描写が一切と言っていいほどにないのが特徴で、読者側は彼の底知れない考えの深さにある種の不気味さ、あるいは畏敬に近い感情を持たされる。 その不気味さや畏敬の念というものが光を扱える人間の特異さを端的に表していて、物語中で語られる、開祖など大衆の心を引きつける力を持つ人々は皆光が操ることができた、という説明に妙に納得させられる。 物語後半で明らかになる天才少年であるが為に抱えた彼の壮大な目標もまた、読書中は見当がつかずに少年を恐ろしく感じさせる要因の一つとなっている。 彼の未来を読む力とでも言えるまでの特殊な能力は、作中に多くの若者を引き付けると同時に、読者の興味をも引きつけるものであると感じた。
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光をメロディに乗せてメッセージを送る《光楽》。 発信者の光瑠の周りには若者が集まり、 彼らは、たちまちその魅力に飲み込まれていく。 そして、光楽は一大エンターテイメントとして確立していく。 しかし、旧タイプの大人たちはその新しく異質な力に 脅威を感じ、排除すべく動き始...
光をメロディに乗せてメッセージを送る《光楽》。 発信者の光瑠の周りには若者が集まり、 彼らは、たちまちその魅力に飲み込まれていく。 そして、光楽は一大エンターテイメントとして確立していく。 しかし、旧タイプの大人たちはその新しく異質な力に 脅威を感じ、排除すべく動き始める。 その後…が気になります、この終わり方は。 光楽がどうなっていくのか、とか大きな事じゃなく。 単純にその直後のエピローグがほしいな~と。 光楽に関して、後光の話あたり、説得力があるな~と。 やはり、カリスマとなり得る人には そういうのがあるんだろうね、ホントに。
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再読。 久しぶりの東野さん。 東野さんの発想力と理論武装された主人公の話し方に圧巻。 この作品は光には音楽があると気づいた光瑠が新しい音楽家として時代を築き始める。 黒幕はいまいちでしたが、色々考えさせられました。 特に印象に残ったのが理想の子ども像と種争いについ...
再読。 久しぶりの東野さん。 東野さんの発想力と理論武装された主人公の話し方に圧巻。 この作品は光には音楽があると気づいた光瑠が新しい音楽家として時代を築き始める。 黒幕はいまいちでしたが、色々考えさせられました。 特に印象に残ったのが理想の子ども像と種争いについて。 光瑠が賢すぎて、嬉しいどころか親のプライドがなくなって恐ろしくなる。 光瑠は人間との付き合いを知っていたからうまく距離をとれたけど、昔だったら忌み嫌われてそうだなぁと。 血の繋がりがあっても、個人のプライドって恐ろしいと感じました。 あと種争い。 麻薬扱いされた光楽は、消されようとする。 これは古い種が絶滅をおそれた対抗である。 これを見たとき伊坂さんの「重力ピエロ」の一説を思い出しました。 現代人は古い種を滅亡させた殺人者ってことを忘れちゃいけない。 人間の本質って、すごくすごく恐ろしいかもですね。 とにかく久々の東野さんの世界は満足でした。
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光を演奏してメッセージを発信する『光楽家』となのる光瑠。 途中までは良いけど終わり方がイマイチ。 消化不良な感じ。
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