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新選組始末記 改版 の商品レビュー

3.6

59件のお客様レビュー

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子母沢寛が新聞記者時…

子母沢寛が新聞記者時代の昭和初期に纏めた新撰組研究の元祖的な書。綿密な取材がなされており、生き残りの古老達の聞き書きを通して近藤・土方他隊士達の実像に迫っている。文句無しの名著。フィクションが多いとかいう書評があるが、ホントに読んでんのかー?

文庫OFF

普通の小説よりも若干…

普通の小説よりも若干学術的な臭いがします。幕末に書かれた文書が原文で出てきたりして戸惑ったりもします。でも、普通には知らない新撰組の逸話がたくさん出てきます。

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近藤勇を中心に、新選…

近藤勇を中心に、新選組の生き残りや彼らに関係した人々の証言、更に近藤自身の書簡などを取り入れ、物語風に編纂された本。その内容はさておき、本文中の漢文や候文は読み応えがあります。それと一つ、この著者はこだわらないのか、維新後に改正された地名、大阪、函館などとそのまま使っているのには...

近藤勇を中心に、新選組の生き残りや彼らに関係した人々の証言、更に近藤自身の書簡などを取り入れ、物語風に編纂された本。その内容はさておき、本文中の漢文や候文は読み応えがあります。それと一つ、この著者はこだわらないのか、維新後に改正された地名、大阪、函館などとそのまま使っているのには残念でした。大坂、箱館この方が読む上で感じが出ると思いますがどうでしょう。

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子母沢寛による新選組…

子母沢寛による新選組三部作の第一弾。創作も多いですが、古典ということで読んでおきたいものですね。

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子母澤寛の新選組三部…

子母澤寛の新選組三部作のうちの一つ。フィクションが多いです。

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龍馬暗殺に関する記述…

龍馬暗殺に関する記述があるが、やはり犯人は新選組ではないのというのが本当なのだろう。

文庫OFF

2024/06/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

新選組、血みどろのイメージ。 歴史上ではいろんなエピソードあるけれどそれぞれはまあ面白いのだけれど、やはり感情移入ができない。血まみれ過ぎて。

Posted byブクログ

2024/02/29

やっと読めた3部作一作目。 新撰組の流れについては何度も色々なところで追っているから目新しさのようなものはなかったが、当時の文献と共に様子を説明してあり、読み応えがあった。 残念なのが、自分の学のなさによる、文献理解が進まないこと。歴史を知りたいのなら、古典から勉強し直すのもあり...

やっと読めた3部作一作目。 新撰組の流れについては何度も色々なところで追っているから目新しさのようなものはなかったが、当時の文献と共に様子を説明してあり、読み応えがあった。 残念なのが、自分の学のなさによる、文献理解が進まないこと。歴史を知りたいのなら、古典から勉強し直すのもありなのかなー、と思ってしまった。 あまり感情移入をさせない書き方で、俯瞰して当時を想像できて良かった。 子母澤寛が、なぜ新撰組について筆を取ったのかについても解説に書いてあり、興味深かった。やはり、勝てば官軍、歴史を曲げてまで己を高めあげ、のちに影を落とすような解釈をする薩長のようなやり方は許すまじ。 一人一人について細かくフューチャーされてはいないが、全体像を把握するには良本な気がした。あと、隊の序列についても毎度書いてあり、さらに出身にまで言及してあるのも痒いところに手が届いているようで、また読みたいな、と思えた。

Posted byブクログ

2022/07/25

感動しました☆ この本を読んで感動&びっくりしたところはなんと新選組の生き残りの方々にお話を伺っている、ノンフィクションだということ!島田魁、斉藤一、その他…果ては近藤勇のお妾さんまで…これは貴重だと思いました! ノンフィクションなだけに人柄などがすごく出ており、出頭する...

感動しました☆ この本を読んで感動&びっくりしたところはなんと新選組の生き残りの方々にお話を伺っている、ノンフィクションだということ!島田魁、斉藤一、その他…果ては近藤勇のお妾さんまで…これは貴重だと思いました! ノンフィクションなだけに人柄などがすごく出ており、出頭する際の近藤勇や、函館に行ったときの土方歳三など興味深く読みました。清河八郎のその後も全く知らなかったので中々面白かったです。続編も読もうと思いました。 作者の祖父が彰義隊だったとは…そこも感動☆

Posted byブクログ

2022/07/12

新選組に係る小説かと思いきや、当時を知る人物の談話や書簡などを蒐集し、新選組の成立と瓦解までを、近藤勇の言動を中心に構成した一種の歴史書である。

Posted byブクログ