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新選組始末記 改版 の商品レビュー

3.6

59件のお客様レビュー

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2010/06/01

史実なのかよく分からないが、語り継がれている話やらが書かれていて面白い。歴史ってこういうことを言うんだな、と思わされる本。新選組についての本はいろいろと書かれているけれども、これが原点に近いらしい。 ただ候文まじりで、読むのが難解だった。 2010/6/1

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2010/05/30

実家にハードカバーで持ってるんですけどもう数年読んでないので買ってみました。…いや中古だったり文庫でサイズちっちゃかったし…。 捏造も多いと言われてますが、他の時代小説作家さんとの対談の記録とか読んでるとたとえあったとしても1割いくかいかないかくらいじゃないかなぁと思ってます。そ...

実家にハードカバーで持ってるんですけどもう数年読んでないので買ってみました。…いや中古だったり文庫でサイズちっちゃかったし…。 捏造も多いと言われてますが、他の時代小説作家さんとの対談の記録とか読んでるとたとえあったとしても1割いくかいかないかくらいじゃないかなぁと思ってます。それか聞き取りしたことから推察される範囲のこととか。

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2010/03/18

新選組三部作の第一弾。 永倉新八翁や新選組ゆかりの人々等の話を聞き,当時の風景を鮮やかに思い描かせてくれる。

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2009/12/30

新選組3部作の1作目。 新選組関係者や書簡を元に書かれた新選組の元本ともいうべきもの。 近藤勇が一角の人物であることがよくわかります。

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2013/10/15

(2004.10.22読了)(2004.09.25購入) 副題「新選組三部作」 「新選組始末記」は、新選組を扱った小説のねた本といわれている。読んでみて確かにその通りであることが確認できた。NHK大河ドラマの「新撰組!」も同様である。 この本に書いてあることだけでは小説になるわけ...

(2004.10.22読了)(2004.09.25購入) 副題「新選組三部作」 「新選組始末記」は、新選組を扱った小説のねた本といわれている。読んでみて確かにその通りであることが確認できた。NHK大河ドラマの「新撰組!」も同様である。 この本に書いてあることだけでは小説になるわけではないので、登場人物たちの台詞を考えドラマにするのは、小説家や脚本家、演出家たちではある。 例えば、10月24日夜に放送された、「新撰組!」竜馬暗殺についても、この本では、「竜馬は近江屋の二階で、京都見廻組御組与頭佐々木只三郎以下7名に暗殺された。」と書かれている。「この二日前、伊藤甲子太郎は藤堂平助を連れて、坂本竜馬を訪問し、危険であるからすぐに土佐藩邸に移るように勧めた。」とも書かれている。三谷幸喜は、かなりの程度これを採用しているのがわかる。 竜馬暗殺には、新選組がかかわったという説もあり、その証拠として現場に、原田左之助の刀の鞘が落ちていたという説も取り上げられているので、ドラマでは、竜馬を助けるために近藤勇の代わりに永倉新八・原田左之助が近江屋に駆けつけるという設定にして、原田左之助を竜馬暗殺現場に登場させている。 ところどころに、候文の文書が挟んであるけどこの部分は読み飛ばしても問題ない。 もっと早くに読むべきだったかもしれないけど、締めくくりでもいいかなと思う。 著者 子母澤 寛 本名 梅谷松太郎 1892年 北海道生まれ  明治大学法学部卒業  読売新聞・毎日新聞記者 1928年 「新選組始末記」出版 1962年 菊池寛賞受賞 1968年 死去 ☆関連図書(既読) 「新選組血風録」司馬遼太郎著、角川文庫、1969.08.30 「幕末新選組」池波正太郎著、文春文庫、1979.02.25 「燃えよ剣」司馬遼太郎著、文芸春秋、1998.09.20 「壬生義士伝(上)」浅田次郎著、文春文庫、2002.09.10 「壬生義士伝(下)」浅田次郎著、文春文庫、2002.09.10 「新選組意外史」八切止夫著、作品社、2002.09.30 「沖田総司(上)」三好徹著、学研M文庫、2003.01.20 「沖田総司(下)」三好徹著、学研M文庫、2003.01.20 「定本 新撰組史録」平尾道雄著、新人物往来社、2003.03.20 (「BOOK」データベースより)amazon 確かな史実と豊かな巷説を現地踏査によって再構成し、隊士たちのさまざまな運命を鮮烈に描いた不朽の実録。新選組研究の古典として定評のある、子母沢寛作品の原点となった記念作。

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2009/11/18

新選組の事を丹念に取材して昭和初期に書かれた本。 小説でもないし史実でもないのでチョット微妙な感覚。 小説、テレビ、映画で描かれている人物が実在の人間として受け止められました。 新選組に関して客観的に書かれてあり結構勉強になりました。

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2009/10/07

先生のおすすめを塗りつぶしていくつもりでーす。 本人達への聞き書き、それに正式な史料に基づいた新撰組エピソードということで、ここにあるお話は「史実」と思っていいんですよね? 所詮わたし歴史を歴史小説でしか見ない人間なので、それが本当にあった話なのか、作家の創作なのか見極めつきがた...

先生のおすすめを塗りつぶしていくつもりでーす。 本人達への聞き書き、それに正式な史料に基づいた新撰組エピソードということで、ここにあるお話は「史実」と思っていいんですよね? 所詮わたし歴史を歴史小説でしか見ない人間なので、それが本当にあった話なのか、作家の創作なのか見極めつきがたくて大変。同じ新撰組でバラガキ読んだ時、そう思いました。  ひとまず読了。淡々とした語り口が太平洋戦争の戦記もののようでした。あー、そうなのかも!もともとこの本を書くことになるきっかけが、「当時を知る人々の証言で、戊辰戦争を振り返ろう」という企画だったらしい。この本の出版が戊辰戦争から60年後。この時代の幕末って、私らでいう第二次大戦頃の感覚なんでは。おじーちゃんおばーちゃんの世代には、当時を知る人もまだいてる、くらいの距離感。  どうしようかと思ってたけど、三部作全部読んでみようと思います。面白かった。

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2009/10/07

内容(「BOOK」データベースより) 確かな史実と豊かな巷説を現地踏査によって再構成し、隊士たちのさまざまな運命を鮮烈に描いた不朽の実録。新選組研究の古典として定評のある、子母沢寛作品の原点となった記念作。

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2009/10/07

小説ではなく、歴史書に近いおもむきの新選組本。新選組だけではなく清川のことや薩長側についても結構詳しく書かれていましたし、生き残った人たちが当時について語ったものなど多く収録で興味深し。新選組はやっぱり大河のイメージが強いので、こういうあっさりしたのもなかなか、見聞を深めるのによ...

小説ではなく、歴史書に近いおもむきの新選組本。新選組だけではなく清川のことや薩長側についても結構詳しく書かれていましたし、生き残った人たちが当時について語ったものなど多く収録で興味深し。新選組はやっぱり大河のイメージが強いので、こういうあっさりしたのもなかなか、見聞を深めるのによいなあと思ったりした。まあ、血なまぐさかったが。みんな斬り過ぎだー。あと近藤さんメインなので総ちゃん空気だったぜ! 実はそんなに面白くなかったが、花柳剣士伝やってたもんだから富山さんや相馬さんや中村さんの名前が出てくるとうひょっとなってしまった。乙女ゲーマー乙。

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2009/10/04

数少ない新撰組の文献として、今も語り継がれている本です。 新撰組を題材にした小説のベースにもなっていて、大河ドラマの脚本を書いた三谷幸喜も読んだらしいです。 史実を淡々と書き連ねているだけなので、他の有名な小説に比べて感動は少ないけれどリアリティがあります。 勘定方が記録し...

数少ない新撰組の文献として、今も語り継がれている本です。 新撰組を題材にした小説のベースにもなっていて、大河ドラマの脚本を書いた三谷幸喜も読んだらしいです。 史実を淡々と書き連ねているだけなので、他の有名な小説に比べて感動は少ないけれどリアリティがあります。 勘定方が記録していた帳簿を読めば、近藤勇の実直な性格や新撰組の生活感をより感じることができます。 近藤勇の最期を著してある記述は、飾り気がない分、いっそうの無念さと哀しさを感じました。 この本を読みながら、「あ!ここは『燃えよ剣』で感動したとこや!」とか「『輪違屋糸里』と同じことが書いてある!」というように、いろんな小説を思い出すことができます。 ただ残念なのは漢文が多い。。。 訳も書かれていないので、近藤勇の手紙とかさっぱり読めません 昭和3年に書かれた本なので仕方がないとはいえ、すごく興味深いことが書かれていそうなので、読めないことがとても悔しいです。

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